めんこ



実は私の小さかった頃は、それほどめんこが流行っていたとはいえない時代でした。

ビーだまでもそうなんだけど、自分達のジャストの時代よりも一世代前のあそびをしていることが多かったなあ、と思います。

何故なのか?きっと土地柄なんでしょうね。上の世代から脈々と受け継がれて・・・とか言うのではなく、近所に小物の遊び道具を売っている小さなお店があったから。30円とか50円とかで、ちょっとした遊び道具が買えたのです。

おやつ代・・・の予定だったお小遣いは、いろいろな遊び道具に形を変え、おなかがグーグーなっても気にせずに遊ぶ・・・・そんな子ども時代。そんな中でも絶大なムーブメントを巻き起こしたのは、めんこでした。

単純だけど面白い。そして、ちょっとしたゲーム性もある。ギャンブル性もある。そんなことが子ども心を大きく捕らえたのでしょう。今、カードゲームが流行っていますよね。ルールは詳しくは分かりませんが、カードに書いてあるポイントで競って、勝った方が相手のカードをもらえるというものだと思います。めんこはそれの体力版と言えるでしょう。勝つ負けるは、ポイントではなく己の腕次第。自分のワザを開発していく面白さがありましたね。

めんこの形は、だいたい丸と四角の2種類でした。大きさはピンからキリまでありました。と言っても四角のめんこはそれほど大きさに差はないのですが、丸の大きさの差は半端じゃない!小さいのは10円玉くらいかなあ。大きいのは・・・CDくらいまでのはあったのじゃないのかなあ。めんこの場は「無差別級」ですので、どんな大きさの物で勝負してもかまいませんでした。でも、まあ、あんまり大きいのを出すと、周りの友達からひんしゅくを買うので、そこは子どもながらに気にしていましたね。

あと、丸のめんこはゴムでまとめておくのが困難なため、端に切り込みがはいっていました。こんな感じです。



絵は、そのときの流行りのものの漫画がカラーで描かれていました。自分の子どもの時は、なんといってもキン肉マン。8割9割はキン肉マンでした。かかれている絵は、漫画だけではありません。端っこの方に「さいころ」と「ジャンケン」のマークが描かれていました。



それを使って遊んだことはほとんどありませんでしたけどね。裏は、全く何も描かれていないか、字が白黒でかかれているものが多かったです。

遊び方。

下に置いてあるめんこを自分のめんこで裏返したら、そのめんこをもらえます。一回毎に交代でチャレンジ。失敗したら、そのめんこは次の自分の番まで下に置いたままです。簡単ですね。やる場所は、少し凸凹した場所がいいです。端っこがちょっと浮いたりして、裏をむけやすくなります。

裏返し方には、大きく分けて3種類ありました。一つは、直接当てて裏返しを狙う方法。



二つ目は風圧で相手のめんこを裏返す方法。



三つ目は通称「フライパン」。相手のめんこと自分のめんこが重なってしまった場合はフライパンになります。下のめんこの人は、上のめんこを落とさないようにしながら、そうっと自分のめんこを持ち上げます。そして、自分のめんこの上に載っためんこをフライパン上の物をひっくり返すように投げて、地上に落とします。その時めんこが裏返ったら勝ちで、めんこがもらえます。



下手な絵ですいません。分かりますか?こんな感じです。 あと、強くするための努力もありましたよ。いろいろあったのですが、いちばん使われていたのが、めんこにロウを塗るというものでした。何故でしょうか?摩擦が少なくなり、相手のめんこが滑ってしまうからかなあ?詳しくは分かりませんが。

小さい頃に何をしていちばん遊んだ?と聞かれたら、きっと自分は「めんこ」って答えると思います。それくらい、一生懸命になっためんこでした。

2003.4.6  しょっぺえ

思い出のあそび道具トップへ

トップページへ