紫苑様之歌
(白舞姫賞受賞)


はかなくも 秋の露路に 姿見の 夢とはさりぬ 忘れ花草



【和歌訳】

はかないけれど、(寂しい)秋の夜にその影を見ました。
冷たい夜露に濡れ、夢となり消えてしまいそうに、可憐な勿忘草を。


【裏訳】

(寂しい秋の夜。あなたに逢えてとても心が満ち足りています。)
けれども、私を抱いているこの愛しい腕が、
勿忘草のように夢となり儚く消えてしまうかも知れません。



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