小牧崎

小牧崎



私の原風景。(7) 「小牧崎」 鯨伏中学では3学年の夏にキャンプがありました。 場所は沼津の小牧崎です。 テントなどはキャンプ用のがあったのかどうか覚えておりません。 運動会のテントだったような気もします。 ハンゴウなどのキャンプセットなどなく、鍋釜そのままです。 土を掘り石を積んでクドを作りご飯や煮物を炊きます。 夕方に近くなると炊飯のはじまりです。 おかずは女子におまかせ。 男子はご飯炊き。 担任の先生がとつぜん 「こら、山口ゃなんばくべよるない。」 「ウシノクソのようかわいちょるけん。」 「ばかたれ、ご飯ばたくとにそげなもんばくべるな。」 「ばってん先生、河口慧界と言う偉い坊さんはチベットを越えて  インドに行かしたとき焚きもんのかわりにヤクという動物のフンを  燃やしたと・・。」 「・・・おしが言うこたようわかった。  ばってん、今日はたきもなようけあるけん、  ウシノクソで飯ば炊くな・・。わかったか。」 「ふぇーい。」 てなことでした。 「言い訳」 ウシノクソは題材として非常にどうかとも思いましたが、 当時の農家では殆どの家が農耕用として牛を飼っていました。 ですから牛、ウシノクソは身近なものでしたから僕自身には あんまし違和感はないんです。 汚い物というイメージがない。あんまりありません。 「もうひと話」 潮でご飯を炊いたら美味しいという話が飛び交い、 誰かがそうしたら、塩っからくて食べられなかった。 また先生 「おしたちゃばかたれじゃねえ。  潮で米を研いで、真水で炊くとたい。」 これは本当にそうしたら美味しいごはんになるのか どうかわかりません。どなたか挑戦を・・。 **************** 上のwebの「戻る」より表紙に戻って下さい。