
●Film編●
ドリームネット企業CM「モーからもうへ篇」
2000年5月〜/日本/CM担当代理店:博報堂/制作:ピラミッドフィルム/出演:モーニング娘。
IT・e-コマース・インターネット・・・。いよいよプロバイダも競争激化の波がドパーンと来てます。で、各インターネット・パソコン関係は、ライコスジャパンの浜崎あゆみ、日本ゲートウェイの持田香織を筆頭に、美女がバシバシ。そんな中での「娘。」の起用。2000/5/20のオンエア当初は「モー」としか言わない彼女達に、口あんぐりの視聴者も多かったけれど、舞台裏はこんな感じなのだ。
モーニング娘。は・・・多い。とにかく多い。10人だ。野球チームだって作れる。それはともかく、衣装の、銀色のチューブトップだってキラキラのスパンコールを1つ1つ縫い付けて×10人分・・・。衣装担当の梅山弘子さんのオリジナルだそうで、頭下がります。で、普通 に撮影なんかしたら、10人だ。キリがない。照明部さんは、前日にメンバーと同じ背格好の女の子10名(ダミーモデルとも言います)を集めて、照明のテストを行ったそうだ。ヘアメイクさんは、それぞれの個性を出すために、全員のヘアスタイルを工夫したとか。撮影は、VTRとスチールの併用で、一人終わって次の人に移行する時、ちょっと不思議な映像効果 を狙った編集に仕上がっているのだが、この撮影も、他のメンバーのCM撮影の合間にスチール撮りだ。スタジオも1つでは収まらない。ポスター・パンフレットなどの宣材用の撮影は、隣のスタジオを使用。えらいこっちゃの現場だっただろうな。
で、内容はインターネットのプロバイダに対する、従来の不満(高い・つながらない・どこでもメールを見たい・接続スピードなど)を一人づつが「モー」の一言で、不満を表現する。監督の指示で「あきれた感じ」「ねだるように」「ふくれた感じで」「色っぽく」など、一人一人に異なる演出がされ、10人を3グループに分けて、6パターンのCMがオンエアされた。撮影当初、新加入したてのメンバー4名の演技がまた、初々しかったとの事。 10人揃ってのシーンでは、元気にドリームネットをアピールしているが、撮影時には、リーダーで一番年長の中澤裕子が、皆に「せーの」など、指示をさりげなく出して、撮影が速やかに進むようにしてくれたという。しかし、一人一人のパートで撮影が各30分以上だ。撮影は長時間にわたったとの事。お疲れ様っス。ちなみに、下の写 真で矢口真里ちゃんが使っているノートパソコンは、市販品を型どりして制作した、特注品のフルスケルトンタイプである。市販したら、ファンは購入か?そして「モー」な不満から「もう!」ドリームネットへ、という内容なのでした。

(shaker評価:★★★☆☆)