A:両眼視機能とは、両目で同時に見る能力のことをいい、
同時視・立体視・融像の能力に分類され、これらの能力が障害を受けると斜位や
斜視を引き起こしたり、距離感が狂ったりしてきます。
たとえば片目でもモノを見ることはできますが片目をつぶって
テーブルの上のコップを取ろうとしたとき、うまく行いにくいと思います。
ところが両目なら簡単にできます。両目で1つのものを見たとき、
左右の目の網膜には少しずつ角度のずれた別々の像が映ります。
脳はそれを統合して、1つの像とかんじるようになってます。
その結果、遠くのものと近くのものと区別して、立体的に見ることが
出来るのです。この働きのことを「両眼視」といい、
立体的に見る力を深視力といい、左右の目の筋肉のバランスが崩れ、
目の焦点がズレてきて、この両眼の働きに狂いが出て
「斜視・斜位・固視ズレ・最近顕著なのが利き目偏重等」が発生しますと、
以下のような諸症状が起きやすくなります。
1)立体視や動体視力が悪くなり、距離感が取りづらい。
1.2も見えてるのに2種・大型運転免許での深視力で不合格に、、、、
2)良くは見えるのだけど、疲れる。
3)モノが2重に見え始める。片目で見たほうが楽。
4)運転中とか歩行中など道幅が片寄って見える、
車庫入れや狭い所を通るときクルマをこすってしまう。
5)片方だけが視力が落ちてきている。
特に不同視などのように片方の目だけを優先的に使ってると、
この能力が低下してきます。「利き目偏重」
ほとんどの場合、利き目の使いすぎが原因ですので
使ってない方の見え方を優先させたり、輻輳力が弱ってる場合なども
メガネで調整してバランスのとれたメガネで
融像の能力の低下を防ぐ事や 回復・発達させることが出来ます。
利き目偏重の原因は身近に、、、パソコン!テレビ!メール!
動かない平面を見ている時は視野も距離感覚も必要がないので、
見やすい利き目ばかりを使ってしまうのです。こんな生活を続けると
脳が利き目だけの回路を使うクセをつけ、やがて利き目と反対の神経
ルートが 衰えていき、普段から利き目ばかりを使うようになってくるのです。
したが って、立体視を維持し発達させていくためには
常に目をバランスの良い状態で、球技とか外に出て動くものを見るとかを
取り入れていく事が大切です。
深視力検査器 |