台湾オートバイライフ

【Vol.3:台湾でオートバイその3】2001,3,2

さて前回に引き続きオートバイの買い方です。

前回中古バイクをお勧めした経緯がありますので、今回は中古バイク購入についての注意点です。

中古車のソースは大きく分けて

ですね。 それではいわゆる機車行での買い方と注意点をお話しましょう。

当然ながら中古バイク市場は機車行がユーザーから買い取った(下取りした)オートバイを新しい顧客に販売することで成り立っています。一般的に買い取ったオートバイを機車行がメンテナンス/部品交換して、消費者が購入してすぐに乗れるようにしています。これを中国語で『整理』と呼んでいます。 つまり『整理』済と言えば、部品や車体の悪いところを交換/修理しているという意味です。

しかし台湾も日本と同じく車体本体を買えばいいというわけではなく、税金や保険を払った上で晴れて所有物として公道を走れるのです。そして『整理』済はまた税金や保険、また前オーナーの違反記録などもすべてクリアされていると言うことでもあるのです。

では中古バイクで車体整備以外に必要な公的手続きを以下説明します

しかしながら、普通『整理』済の中古オートバイは上記の手続きはすでに車両価格に含まれているのが常識となっています。
そのためもし機車行で気に入った『整理』済の中古オートバイがあって実際に商談になった時、もしそこの店主なり店員さんが、上記の手続き費用を請求し出したら、はっきりと明細を要求しましょう。もし明細の提示を渋るようなら、「また考えます」とでも言ってその店を出て二度と行かなくて結構です。あと注意していただきたいのは上記にあげた手続費用以外に〜費(例えば登録手続代行費用とか^^)とか言って余分に金を払わせようとするかもしれませんが、それはすべて嘘です! もしこういう悪質な販売店に遭ったら毅然として立ち去りましょう。こういう店で買った場合メンテナンスもいい加減だし、アフターサービスも良くないと考えたほうがいいですね。

もし自分だけでオートバイ購入に自信の無い方はtw_dot_com宛にメールください。お手伝いさせていただきますよ(^^)

その4に続く

ホームページに戻る

【Vol.2:台湾でオートバイその2】2001,1,6

オートバイライフ2回目はオートバイの買い方です。

台湾のオートバイ市場は当然日本と同じく新車と中古車があります。もしこれを読んでいるあなたが"台湾の免許を持っている上、お金持ちですべて新車でないと気が済まない"という方でしたら、以下お読みになっていただく必要はありませんのでどうぞお好きなメーカー/モデルのオートバイをお近くの販売店で店主の言い値でお買い上げください。そんな事はなく私と同じ赤貧の方には以下ささやかなアドバイスとさせて頂きます。

最初に台湾でオートバイを乗りたい日本人の方は、まず台湾のオートバイ免許を取得して下さい。オートバイ免許には2種類あり、原付(50cc以下)と重型(50〜150cc)とがあります。両者の違いは原付はペーパー試験のみ。重型は簡単な実技がプラスされます。もしこれから取得される方は本当に簡単なので「重型」をお奨めします。

さて晴れて免許を取得したら今度はオートバイの購入になります。最初に書いた通り、新車と中古車の2通りの選択肢がありますね。お金が余っているなら迷わず新車ですが、私は敢えて中古車をお奨めします。理由は以下書きます。

「新車」。いい響きです。

となんかいいことずくめですが、ネガティヴな部分もあります。 逆に中古車のいいところは もちろんネガティヴも多いです。

それぞれ一長一短ありますね。それぞれの買い方はどうでしょう?
新車でも中古車でもオートバイの販売店は台湾の街中いたる所にあります。これはお分かりだと思います。それでは具体的に紹介させていただきます。

その3に続く

ホームページに戻る

【Vol.1:台湾でオートバイその1】2000,12,25

本来【台湾カー&オートバイライフ】というタイトルで一つのコーナーを作る予定でしたが、車とオートバイでは相対するものという事を考えて、カーとオートバイを別々のコーナーとしました。タイトルの「オートバイ」は台湾語でも「オートバイ」です。台湾語には日本語からの外来語が数多くありますが「運ちゃん」「トラック」「パン」「オジさん」「オバさん」等日本語がそのまま台湾語化しています。「オートバイ」もその中の一つで台湾人は「オ」と「バ」にアクセントを置いて独特な発音をしていますが、全体の音は「オートバイ」そのものです。

台湾で生活している日本人はいろいろな人がいますね。企業/政府系駐在員、現地採用会社員、日本語教師、通訳/翻訳、留学生や場合によってはそれぞれの家族等さまざまです。
皆さん台湾にいる目的はそれぞれでも、日本にいる時と同じく台湾で住んでいる以上避けて通れないのが交通問題です。もちろん理想は「外出は運転手付きハイヤーでお出迎え」ですが、社会の現実は厳しいものです。
さて一般的に外国人が日常生活に台湾の街中で利用出来る交通手段を台北を例に挙げていえば、自分の足、バス、タクシー、MRT(捷運と呼ばれる新交通システム)、台鉄(台湾国鉄。でも日常使う人は?)でしょうね。ではそれぞれの長所と短所を以下にまとめますと、

自分の足
長所―金がかからない 
短所―疲れる(^^)、行動範囲に制限

バス
長所―比較的安価な交通手段、一定のコース(通勤/通学)での利用なら便利
短所―乗り降りが不便、路線網が複雑、渋滞等時間が読めない、正確な 時刻表がなくいつ来るかは賭けである、PM11以降はほとんどない

タクシー
長所―便利、Door to Door、知らない場所でもほぼ確実に着く、24時間乗れる 
短所―高い(通勤通学利用で自費負担の場合)、夜間女性1人での利用 は危険

MRT
長所―安全で確実、新しくきれい
短所―路線が限られておりツボにはまれば便利だが生活圏と離れていれば ただの動くオブジェ、バスより高い

台鉄
長所―鉄道マニア向け 
短所―ほぼMRTに同じ 

またタクシー以外の公共交通はすべて路線と時間の制約を受けますし、買い物など手荷物も混雑した折には厄介になります。

前置きが長くなりましたが、そこで外国人でも割りと手軽に乗れるオートバイです。

台北に一度でも来た事のある方ならご存知でしょうが、台北のオートバイの量は半端ではありません。街中はオートバイだらけと言っても過言ではないでしょう。それもそのはず台北地域だけで100万台のオートバイがあるという調査報告もあるくらいで、台湾の人口と面積に対するオートバイ密度は世界一とも言われています。もちろんそれには相応の理由があり、台湾人がただ闇雲にオートバイを所有、使用しているわけではありません。例えば上記の公共交通問題にしても台北でも最近はMRTの開通やバス専用レーン設置等多少マシにはなってきていますが、短所も多くまだ完全とは言い切れません。また一番重要な移動コストの安さも加わって、通勤通学や買い物、遊びの足にとオートバイが日常の大切な移動ツールになっているのです。

さてオートバイの長所と短所も以下簡単にまとめてみましょう。
長所
移動の自由が広がる(公共交通の路線や時間による制約を受けない)、ガソリン代等を考えても移動コストはバス以下(2人乗りなら一人あたりさらに安くなる)、買い物や通勤通学の手荷物を手で持ち歩く不便がない、自分で走るので地理に詳しくなる(台北で仕事をする時も有利よ)、置き場所も自由度が高い(例えば学校に乗っていって、授業後学校にバイク置いてからどこか行って帰りにまた取りにくればいいし)、帰国時や不要になった時に売れる!

短所
台湾の免許が必要(台湾カーライフ参照)、危険、初期投資(バイク購入)NT15000〜50000が必要、ガソリン補給や整備が必要、税金や保険手続き

かく言う私も最初は台湾でオートバイなんて危険(台湾に来て間もない頃路上によくあるピンラン汁の赤い染みはバイク事故の流血だと思っていました。初々しいでしょ?)だと思っていて乗る気は全くありませんでしたので、日常はバスやタクシーを利用(当時はMRTはまだ工事中)していました。しかし台湾生活になれてくると、友人との付き合いや買い物や日本語教師アルバイトなど通学以外の行動範囲がだんだん広くなってきて、仕方なく125ccオートバイを購入し、国際免許(当時)で乗り始めたのです。
乗り始めてからは、「なんでもっと早く乗らなかったんだろう?」とも思いましたね全く。いつ来るか分からないバスを待つ事もなく、バスに乗るために小銭を気にする事もなく、通学、バイト先往復、買い物、家探しから簡単な荷物はこびまでなんでもこなしてしまうのですから。仮に、自宅アパート―学校―公館―台北駅付近―日本語教師先(言語交換先でも可)―友人と待ち合わせ(食事)―自宅アパート―夜遊び―自宅アパートという移動パターン及び持ち運ぶ手荷物(教科書その他)を考えれば、台北生活でオートバイのありがたさ(コスト面含めて)が理解できると思います。

それではその気になった人のために次回オートバイの上手な買い方について詳しく紹介しましょう。



ホームページに戻る