台湾Car Life

【Vol.7:オカマ掘られた】2004,11,9

中山高速2号線機場系統線(以下「台北空港線」)で午後6時過ぎに追突事故に遭った。午前中日本からの出張者と桃園の顧客を訪問し、昼食後彼等を台北空港に送った後、午後もう一社桃園観音の顧客にサンプルを貰いに行った。そこで長話して午後5時20分頃そこを出て、台北空港線の大園交流道(大園インターチェンジ)から台北方向に走り出した。

ちなみに平日の夕方5時から6時過ぎくらいの時間帯は國際空港からの車と退勤時間に当たる為交通量も比較的多くなる上、現在台北空港線大園インターと桃園インターの中間に新しいインター(大竹交流道、台湾新幹線桃園駅アクセス道)の工事のため道幅が狭くなっておりさらに速度がさらに落ちている。私が台北空港線を走っていた時の状況は概ね上のような感じで交通量も多かった。

6時をすこし過ぎた頃事故は発生した。

私は2車線のうち路肩側の車線を走っていたが、中央よりの車線も車が連なって走っている状況で、私の車の前方ですでに渋滞が始まっており私も減速を始めた。ふとバックミラーを見ると後ろから猛烈な勢いで車が近づいてくる!最初は減速すると思ったのだが、私の意に反してさらに近づいてくる。「やべえかな?」と思ったが、もう時すでに遅くバックミラーには向こうの車が「大写し」になっており、もう追突は避けられない状況になった。「あ〜あ、明日から台湾東部旅行なのに。。。」

その時の私はなぜか妙に冷静で、衝突までのほんのわずかな時間に下記の取り得る選択肢を検討した。 1.再加速して相手が気がつくのを待つ→下手すると前方車に追いつき玉突き事故となりこちらの車は前後とも大破⇒よって却下 2.急ブレーキ→こちらの後ろ向きのエネルギーと向こうの前方へのエネルギーとで衝突の力が増えてトランク大破と予想される⇒よって却下 3.路肩側へ緊急避難→もうその段階は過ぎた、というか下手に右に出ようとしてその時点でぶつけられたら玉突きの要領でこちらの車はガードレールに斜めに激突⇒よって却下 4.双方とも動いている状態でそのままぶつけられる→速度差が一番小さく、玉突き等2次被害も押さえられそう⇒採用決定!

よって4の選択肢を選んだ私は、トランスミッションを保護する為DレンジからNレンジに切替え、衝撃で車がぶれないよう両手でハンドルをまっすぐ押さえて、空走状態で来るべき衝撃に備えた。。。

ドッカーン!

その時、私もすっかり忘れていたこの車の安全装置が起動した!その名は「アクティブヘッドレスト」 衝突の瞬間、シートベルトがロックされヘッドレストに頭を柔らかく押されるような感覚だった。

衝突後そのまま路肩に車を向けると、加害側(コロナプレミオ)も私について路肩に停めた。

衝突の準備が出来ていたのと安全装置のおかげか体のほうは特に問題なく(首もまったく問題なし)、私の方が先に車から降りたのだが、向こうは警戒しているのか降りてこない。そのままこちらの損傷を調べる。やはり後ろから真っ直ぐ当ったためバンパーに傷がついたくらいで済んだようだ。衝突エネルギー受け流し作戦大成功!

しかしまだ向こう降りてこねえな。仕方ないから110番通報すますた。 「今高速道路でぶつけられたんですが」 「どこですか」 「台北空港線西向き○○?q地点です」 「すぐに向かわせます」 ちなみに全部中国語です。

そこでやっと相手が降りてきた。20代の勤め人風の兄ちゃん。「もう警察に電話したの?」「そうだ」「保険で処理したい」会話は以上。。。。まあ台湾での交通事故の加害者として正しい対処なのか???

110番はすぐにと言ったのだが、10分くらいして高速警察のパトカー(BMW525)がこちらを数10mいきすぎて前方で止まり、路肩をバックしてきた。 簡単な現場検証(写真撮影等)と事情聴取の後、中歴の警察で尋問があるという。そこで相手の兄ちゃんがあせりだした。何でもこれから授業に出なければいけないのでどうたらこうたら。。。そんで示談を申し込んできた。こちらも早く帰りたいので受けようかと思ったら、警察が「規則で通報を受けた以上は、尋問しなければならないから、こちらについて中歴サービスエリアの交通隊まで2人とも来て貰う」とのこと。そこで警察に聞かれた。「ちなみに通訳を希望しますか?」 おいおい!今まで私に事情聴取した言語は何なんだ?!

ええ、台湾に来て初めて、いや生まれて初めて回転灯を点灯したパトカーの先導で高速の路肩を走りましたよ。高速を走っている皆さんこちらに気づいてブレーキ踏むのね。。。こちらは完全な被害者なので余裕余裕。

中歴サービスエリアの中にある警察隊につき、簡単な調書を書かされる。内容は氏名住所電話車のナンバー等。それから事情聴取。まずは相手から聞かれている(警察との会話は台湾語)。

まあ向こうの状況説明は概ね間違いないが、前方不注意の原因はラジオを操作していて渋滞に気づかなかったらしい。でもまあ多分携帯電話でもかけてたんだろうね。。。で判決は前方不注意による追突で罰金だそうだ。でそのまま授業に出るといって先に出て行ってしまった。

そんでこちらの事情聴取。別紙にこちらの状況説明を警察が書き込み、これで良いか?と確認を要請される。OKだったのでその用紙にサインと、当然ハンコなんて持っていないので拇印を押した。そんでなぜか世間話(w 日本のどこの出身か?とか箱根旅行に行ったが日本はいいところだとか話しをしてたんだけど、「日本の警察の給料はいくら位か?(警察もやはり台湾人だね、案の定聞いてきやがったw)」とか聞かれて、「詳しくはわかんないけど、大体20万円くらいじゃないの」と答えておいたら、レート換算して「えー!じゃあ俺達と変わらないじゃん」と驚いていた。ってこっちが驚いたよ。台湾の警察って物価からすると結構給料いいのね。

で調書のコピーを貰い(後で保険請求に使う為)。無事解放となった。ちなみに8時半であった。

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【Vol.6:新車購入】2000,1,14

新車購入を決定した。車種は日産セントラ180(日本名ブルーバードシルフィ)。 と言うのは、今の'93年式セントラ1600はすでに結構ボロボロで、更に最近ダイナも(発電機)とセルモーターがイカレて来ているが、これの修理見積がNT6800。あと今年の税金やこれからかかるであろう経費を考えると、これ以上この車に金をかけるのもアホらしい。かといって中古車はあたりはずれが大きい上に、程度のいいものになると価格は新車価格の6〜70%くらい。それに程度のいい中古車は探しにくいし、中古車は中古車、メーカー保証もないし、絶対部品交換とか出てくる。それならいっそ高いけど新車の方が色とかグレードも選べるし、メーカー保証もあるし。

実は少し前から準備をしていた。前回台南に行った時も中古車を見たし。新車もいろいろディーラーに行ってカタログとか集めてたりした。 新車候補はトヨタターセル(1500cc)、日産セントラ180(1600cc)、三菱ランサー(1600cc)、フォードティアラ(1600cc)等である。価格や好みからターセルとセントラの一騎うちとなった。

まずターセル1500ccは込み込みでNT53万くらい。出たてほやほや日産セントラ180は込み込みNT64万という感じである。装備はどちらもAT、本皮シート、CDチェンジャーなどフル装備、値段から言えばターセル圧勝ですね。 しかしターセルは90年代初頭に出たモデルで、すでに10年選手。セントラ180は昨年夏に出たばかりのニューフェイスである。その上ターセルは1300ccのスターレットがベースで1500cc。対するセントラ180は2000ccのブルーバードがベースで1600ccでエンジンやシャシーなどもすべて新型である。そもそも車の開発には時間がかかるものであるから、90年代初頭に登場したターセルの開発は80年代後半。しかしセントラ180は日本市場ですら昨秋にブルーバードシルフィの名前で出たばかりで、当然開発は90年代後半。自動車の世界で開発年次が10年違うと言うのは、2世代の違いがあるということでもう決定的な差である。安全性、環境等も90年代後半の設計から重視されてきたものである。全体的な質感や装備も2クラスくらいの差があることは確認した。 これで日産セントラ180が最優先候補となった。次は条件とグレードである。

うちの近くの日産ディーラーの担当営業は小姐だった。別に狙ったわけではなくただ最初に訪問した時にたまたま出迎えてくれただけである。 すでに営業小姐とは先日初回商談していた。グレード別価格や装備などもその時にチェックしてあり、また下取りに今のセントラ1600ccを出す事も伝えてある。

今日は詳細条件の詰めと、下取車の査定である。

当方要求は以下のとおり;

ディーラーに着きまずは挨拶代わりに「こちらの予算もあるので、いい条件が出れば今日買うよ!」と軽いジャブ。「今日買う」という言葉はセールスにとってやる気を出させる言葉である。また台湾企業は旧正月前にいつにも増してできるだけ実績を出したいことはよ〜く分かっているので、旧正月前の今日は特に向こうも気合が入るはずだ。

まず敵は「いくらくらい引けばいいでしょうか?」と来た。ちなみに私の事前調査ではこのセントラ180は値引きNT1〜2万がいいところである。「いやあ友人でNT4万引いてもらったのがいますよ」半分嘘である。これは1800cc最高級グレードでカーナビやサンルーフを付けて現金払い+親戚が日産セールスの場合の値引き額なので、私の希望グレードからすればまず期待できない値引き金額である。 「それは難しいです」もちろんだね、うんtw_dot_comもそう思う。「じゃあ3万5千」と言う感じで結果として値引きNT3万プラスしてアルミホイール、リモコンドアロック、盗難防止システム、ブラックフィルム貼り付け無料プレゼントを獲得し車体価格はNT55万9千で決着した。まあ車体の方はこのへんで勘弁しておいてやろう。

次は下取り査定の番である。

さあ最終関門の下取り査定である。これは新車販売店が買い取るわけではなく、中古車買取業者に依頼しているので、査定は中古車業者との心理戦を覚悟した。 そもそも中古車業者は安く買い叩いて高く売るを毎日やっている連中なので、気を入れて掛からねば!

ちなみに先ほど商談した時はわざとVWヴェントで乗りつけたのである。なぜならあのオンボロのセントラで行くと、査定のために中古車買取業者を呼ばれてしまい、新車セールスと百戦錬磨の中古車買取業者の同時に2者を相手に苦しい戦いになる事が分かっていた。そのためわざとVWヴェントで乗りつけて単独での戦いに持ちこんだのだ。

まんまと各個撃破の第一戦を勝利に持ちこみ、「車体価格の方は少し厳しいけど、まあいいや。後は下取り査定で買うかどうか決めよう」(つまり新車価格はここまでがんばってくれたけど今の車の下取りが悪ければ買わないよ)と告げて、車を取替えに戻った。 セントラに乗り換えて、また戻った時にちょうど中古車買取屋も来ていた。 案の定台湾語を話しながら、車のチェックをし始めた。 そして中に入り、彼(買取屋)が言うには「いろいろ直すところがあるのでNT6万でどうですか?」。ふ〜ん思ったよりいいな。この車は駐車中にいろいろとぶつけられて外観はボロボロ、おまけに中味も結構キテいるのは分かっていたので、最悪NT3万を予想していたのに。しかしここで妥協するのは損である。

I said「少なくとも7万は欲しい」。業者は「社長、6万で頼みますよ。この車だと板金塗装しなければ売れないし、今年度の税金やら名義変更もウチでやるんですから、儲けがなくなっちゃいますよ!」うん分かるよ、でもねお宅の儲けはうちの損失!そこで新車セールスの小姐に「下取り6万じゃ予算オーバーだから、ターセル行くわ」と言ってわざとトイレに行った。邪魔な私のいない時に彼らの作戦タイムをあげたのである。新車セールスとしてはあと一歩で成績を出せるか出せないかの瀬戸際なのだ、私が多くを語らずとも新車セールスが説得している事は容易に予想できる。トイレから戻ると「6万5千で決めてください」だって。私は新車セールスに「じゃあ新車の方あと5千引いて」。悪いけどこっちも台湾でビジネスしてるもんで。

そして電話を掛けるフリして外に出た。内容は友達に「今、商談で日産にいるの」くらいだが、向こうはライバルメーカーに電話してると思っているはずだ。

席に戻ると、向こうも話がついたらしく、「じゃあNT7万で買いますから今日決めてください」しめしめ食らいついたな、もうOKだ。「NT7万なら仕方ないです、まあこの辺で決めましょう」そして買い取り業者は帰っていった。

二人きりになりまだ攻撃は続く。「あと車両保険代2割引ね」。小姐「わかりました」「ローン利率はトヨタと同じ(0%)ね」。

そして条件をすべて確認し、明日正式契約の約束をして商談は終わった。 最終条件は、

でもドアバイザーを忘れたので、明日サンバイザー無料サービスを要求するつもり(鬼!)。

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【Vol.5:台湾の高速道路事情その2】2000,12,17

前回「台湾の高速道路事情その1」の続きです。
台湾の高速道路ですが日本と違うところはまだまだあります。

台湾の大動脈である中山高速(基隆―高雄間)を走ると、途中に数カ所両側の路側帯が異様に広く中央分離帯がすぐに撤去できるブロックのみで全体的には1面の、長〜い直線路があります。 これは何のためでしょうか?
はいそうです。カンのいい方はもうお分かりでしょうが、これは有事(非常事態)用の臨時飛行場(滑走路)ですね。高速道路を飛行場に転用するというか、滑走路に使えるように高速道路を設計するというアイデアははるか昔からあり、第2次大戦前にナチスドイツのヒトラー総統がアウトバーン(高速道路)を建設した時にさかのぼります。悪名高いヒトラーが残した遺産はそのアウトバーンとVWビートルとも言われています。

話がそれました、この臨時滑走路は以前から知っておりましたが、実際どうなのか先日出張で台北―高雄間を自分で走った折に滑走路の開始地点から終点まで測ってみました。当然走りながらのメーター読みで正確ではないのですが約2700mくらいありました。まさに滑走路としてちょうどいい長さですね。おまけにそういう場所は離着陸の障害物の無いだだっ広い田んぼのど真ん中で周囲には高層の建物は全く無く(というより建設禁止か?)もうそれこそ真一直線に道が続きます。

この臨時滑走路は途中何ヶ所もあるので更にじっくり見てみると狭いところでも片側5〜6車線くらいのスペースがあり、車線として使っているのは真中の2〜3車線だけです。中央よりにも1車線分の路側帯があり黄色で塗装されています。分離帯代わりのブロックを除けると中心に幅約10mx2700mの黄色の滑走路もしくは黄色の線に挟まれた2本の滑走路ができるくらいです。

また面白い事にこういう場所は各県にあり、それもだいたい近くに空港があるのです。例えば中レキ付近(桃園空港)、彰化付近(台中空港)、雲林付近(嘉義空港)、台南付近(台南空港)などにあり恐らく各空港のバックアップの役割を持たされていると予想できます。

わたしのように台湾で毎日生活していても、ニュースなどで見聞きする以外は大陸との緊張関係というのはあまり実感がわかないものですが、この様に普段あまり表に出ない有事の準備(心がけ)というものを見ると、高速道路の設計ひとつ取ってもやはり台湾と大陸の間の緊張関係と台湾は元々軍事国家であったことを実感しますね。

その3に続く。次回はカーライフ編1回休んでオートバイ特集いきます!

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【Vol.4:台湾の高速道路事情その1】2000,12,6

台湾の高速道路について簡単に紹介しましょう。

高速道路は中国語で高速公路と呼ばれます。まあ日本人には何とか感じでわかりますよね。まず当然日本とは用語が異なります。

ご覧の通り日本人なら大体意味がわかりますね。

日本の高速道路との違いは…

まず右側通行(^^)。これは置いといて、まず料金系統が全く違います。日本の場合、東名高速など道路公団が運営しているものはまず各インターごとの入り口で高速券を受け取り、出口で走行距離に応じて料金を支払うのが一般的です。あと首都高など各大都市圏高速の場合は入り口で均等料金(特殊区間除く)を払い、出口でそのまま一般道に出ますね。どちらも不当に高い料金を払わされているというのが実感です。

その他いろいろ違いがあります。まず料金ですが、小型車(乗用車、小型トラック等)NT40。大型車(大型トラック、バス、トレーラー等)NT50の二種類です。それぞれ回数票と呼ばれる回数券があり、回数券は料金所現金払いレーンで買う事が出来ます。10枚分の価格で11回分と1回分トクになっています。国は違っても10+1というのは黄金比率なのでしょう

料金の払い方は先に挙げた日本の方式と全く異なります。まず日本と違って入り口と出口に料金所や発券所はありません。料金所はなんと高速道路上の各区間毎に数カ所設置されています。間隔は大体インターチェンジ4〜7個所に1箇所といった感じでしょうか。料金所前3kmのところに「料金所まであと3km」という看板があり、料金所のところで道がぐっと広がります。日本で言えば東名用賀料金所みたいな感じですね。もちろん交通量により各料金所ゲート数は増減します。日本の場合回数券も現金も同じゲートですが、台湾の場合、小型車回数券専用レーン(青色)、現金レーン(緑色)、大型車レーン(黄色)に分かれています。気をつけなければならないのは回数券専用レーンは本当に回数券のみで全く現金を受け付けないことです。回数券無しでここに入ってしまうと後の車から買うか現金レーンまで車線を超えて買いに行かなければなりません。また現金レーンでは回数券、現金、回数券販売の3通りの機能を持っています。大型車レーンは読んで字の如くです。面白いのは大型車レーンに小型車が入った場合、料金は大型料金を取られてしまう事です(大型用領収書のみしか無い!)。
料金所でたいていの日本人がびっくりするのは、料金所の係員は日本のシニア層と違い、すべて若い女の子(茶髪も多し)がやっていることです!めちゃくちゃカワイイのに当たると何かトクした気になるのは私だけでしょうか?やはり制服があり夏は半そでジャケットに短めのタイトスカート。冬はさすがにズボンですが。日本からのお客を乗せて料金所を通ると部長さんや社長さんなどおぢさんたちも注目です。

また出来れば改善して欲しいのが料金ゲートの色で、回数券は青、現金は緑ですが隣り合っているので夜になるとほとんど見分けがつきません。ゲート毎に電光表示があればより分かりやすくなります。まあ中央よりが回数券、それより外側に現金、大型となりますので、全くわからないということは無いのですが、渋滞してゲート待ちの列が長いときにはどの列につくか判断に困りますよ。

車線は路肩を除き最大5車線から2車線とまさに幅があります。台北、台中、高雄等の大都市圏及び交通量の多い区間は相対的に車線が多く、その他の小都市区間は2〜3車線となっています。日本との最大の違いは走行車線/追越車線の区別が無く、中央車線は小型車(追越を除き大型車走行禁止)のみ、大型車は外側車線しか走れません。例えば台北から空港ジャンクションまで5車線ありますが、中央より2車線は小型車専用、大型車は外側から3車線のみしか走れません。

速度制限は最高速度が小型車100km/h。大型が90km/h。道路のいたる所に自動取締カメラがあり、制限速度10kmオーバーであなただけのオリジナルスナップ写真がNT3000にて有無を言わさずお買い上げになれます。ちなみに点数制はありませんので好きなだけスナップ写真を撮ってもらえますね。

所々に高速パトカーが現れます。車種はベンツEクラス、BMW5シリーズ、アルファロメオなど高級輸入車オンパレードです。所々の路側帯にスピードガンを備えてスナップショットを狙っています。

その2へ続く

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【Vol.3:台湾のマイカー事情その2】2000,11,22

台湾のマイカー事情その2です。台湾と日本のカーライフの違いは(左ハンドルというのは除く)?

まず車種構成はどうでしょう? 今台湾での主流は1600cc〜2000ccくらいでしょうか。以前は1300ccクラスも結構売れていたようですが最近は人気も下降気味です。そのため現在は1600ccクラス前後と2000ccクラス前後のセダンがそれぞれ人気のピークを構成しています。
クラスとしては1000cc〜1300cc。1500〜1800cc。1600cc〜2000cc。2000cc〜3000cc。3000cc以上といった感じでしょうか。1800ccのあたりが多少ダブっていますが、1600ccの上級版としての1800ccと2000ccの廉価版としての1600ccという形です。また乗用車のディーゼルエンジン搭載は禁止されています。これは賢明ですね。ただでさえ大気汚染がすごいのに、緯度と天候の関係でもしこれ以上ディーゼルの排ガス(特にNOx)が大気中に吐き出されると光化学スモッグにより昼間外出も困難になるでしょう。AT比率は乗用車に限っては90%を超えているのではないでしょうか。世界でも1,2を争う高い人口密度と狭い国土に大量の自動車が溢れてしまい渋滞は日常茶飯事。これは日本と同じかそれ以上ですね。

あと日本と違うポイントとしては、

1.税金の計算が少しずれているので日本では1500ccクラスといわれる大衆車種(1500cc以下がメイン)でもこちらでは1600ccとなっている。例えば販売トップの日産セントラ(サニー)を例に取れば、日本では1500ccが主流ですが、台湾では1500ccは無く1600ccが主流です。これはこちらの税金が1600cc以下2000cc以下3000cc以下となっているためです。

2.日本の同クラスに比べて豪華仕様となっている。
いやもうすごいです。日本では1500ccクラスだと経済車として見られますが、台湾では本皮シート木目パネル、CDオーディオ、液晶テレビなどで武装しており、2クラスくらい上の車のようです。

3.皮シート好き。
日本では最高級車を除いて一般的にシートはファブリックが多いですよね?台湾ではとにかく皮シート(ビニール製なんちゃって本皮含む)が好きみたいです。
思うに熱い国なのでファブリックシートだと座っていて熱すぎるとか。または雨が多く湿度が高いので湿気が嫌なのか?とにかく皮(ビニール)シート好き。そう言えばバスや電車でもビニールシート多いし。乗り物のシートはこういうものだという刷り込みが出来ているのか?

4.ブラックフィルム好き
これは日本でも多いですが、台湾は特に多く感じます。まあこちらの気候は亜熱帯〜熱帯なのでこれはもう必然という感じですね。

その3へ続く

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【Vol.2:台湾のマイカー事情その1】2000,11,19

台湾のマイカー事情です。日本では今RVブームとやらでいわゆるRV車(ワゴンやミニバン)が売れているようですが、台湾ではいわゆるセダンタイプの車が圧倒的です。まず台湾の人はワゴンタイプは商用車というイメージを持っていて、自分で乗るならやはり普通のセダンタイプという考え方のようです。

その理由としては、
1.セダン崇拝
 車で見栄を張りたいのは日本人と同じで、やはり輸入高級車(ベンツ、BMW、キャデラック等)を所有するのはステータスであり庶民の夢です。これらの車を見ればほとんどセダンタイプですよね。そうです、以前の日本と同じくトランクの付いたセダンタイプにみんな自家用車の夢を感じるのです。

2.安全
 台湾にいらっしゃったことのある人ならお分かりのことと思いますが、車種を問わず台湾の運転は非常に荒く、タクシーなどは神風タクシーとまで言われています。運転が荒っぽいだけに事故も日常茶飯事で、いたるところでぶつかっています。特に追突事故が多く、トランクがあれば追突された時多少なりともキャビンへのダメージを減らせそうですから自分の身体を守るためにトランクの付いた車に安心感を感じるのだそうです。そのためハッチバックタイプ若い人を除いて敬遠されがちです。

3.車上あらし防止
 やはりこちらも車上あらしがいますが、車内に物を置いておくと窓ガラスを破られて車内の物を盗まれるという事も結構あるようです。カバンなども駐車している時や所用で一時停車する時など、結構トランクに放り込んで車上あらしの目をそらすという自己防衛ですね。やはりハッチバックタイプはキャビンと荷物スペースが一体なので敬遠されがちになります。

4.カッコより実用性  あとクーペタイプという2ドアの車種がありますが、これはトランクが独立していてもあまり売れてません。やはり車はステータスであると同時に実用性も求めます。あと台湾人は家族での行動も多いのでやはり乗り降りの便利な4ドアセダンに行き着くのでしょう。家族での行動ならワゴンやミニバンだよという声が聞こえてきそうですが、確かにその手の車が最近増えてきているような気がします。

その2へ続く

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【Vol.1:台湾の運転免許】2000,11,13

まず1回目はこれがなくてはカーライフが始まらない運転免許についてです。

    日本人が一般的に使う台湾の運転免許について
  • 2輪車
    • 軽型機車:原付です(50cc以下)
    • 重型機車:日本で言う小型2輪(50cc以上150ccまで)
  • 普通小型気車:普通免許(日本に同じ)

台湾では2輪車の二人乗りはどのタイプでもOK。ただし150cc以上の2輪車一般使用は原則禁止です。150cc以上のバイクを使っているのは警察、軍、憲兵関係のみです。 また車はほぼ日本に同じ。

よく海外での運転について国際免許証を持っていればたいていの国で運転できることになっているなんて言われてますよね。そのため国際免許を取った事のある人はわかると思うんだけど、国際免許証にいろんな国の言葉で同じ内容のことを書いてます。ただ厳密には国際免許の相互条約みたいなものがあって、それで相互に認めている国だけ使っても良いよとなっているらしいです。

さてここ台湾ですが、何せわが日本とは国交そのものが無い!ので国際免許証に関しても基本的には相互で認めていません。つまり日本も台湾もお互いの国際免許が使えないということ。不便ですね。ただし台湾で日本の国際免許をもっていれば運転しても無免許でパクられるということはほぼありません。ちなみに私は以前留学していた頃に125ccのスクーターを買って乗っていましたが、その時も国際免許でナンバー取りました。

ただし普段の国際免許使用による各種運転はおとがめなしだが、いざという時リスクが大きい事はあまり知られていません。つまり事故や重大違反の時には無免許扱いになってしまいます。例えば死亡事故や物損事故等で、1.保険金が下りない。2.刑法犯(無免許運転)となる。3.示談の時に徹底的に不利等等。
このように国際免許所持者やもともと日本の免許を持っていない人で台湾で運転したい人はやはり台湾の免許を取るのが一番リスクが少ないですね。しかし国際免許の台湾免許への書き換えは不可ですので、結局みんな免許を取りに行かねばなりません。

さて台湾で免許を取るにはどうすれば良いか。あっ!その前に免許の考試(試験)を受けられるのは居留ビザ(外国人居留証)を持っている人のみで、観光ビザやマルチビザでは試験を受けられません。それでは以下各パターン別に説明します。

☆軽型機車(原付)の部:これは筆記試験(中国語マークシート)のみです。筆記試験45点以上取れば原付免許がもらえます。

☆重型機車(150cc以下)の部:これは筆記試験(中国語マークシート)45点以上+実地試験(70点以上)を取れば合格です。また合格すれば当然原付もOKです。

上記両方ともに筆記試験内容は日本の試験に近いです。重型の実地は体育館より少し小さなコースがあります。幅1mのコース両側に鉄製のレールがあり、これにタイヤが触れるとアウト。減点は16点単位なので2回ミスでアウトです。信号や踏切があって赤信号や踏切できちんと止まればまず落ちません。それより笑えるのが実地試験用のバイクは原則持込なんですが受験者は結構自分でマイバイクに乗ってきます。2輪免許の試験に来るのにマイバイク(それもノーヘル)に乗ってくるという、また試験場の誰も文句を言わないルーズさがいいですよねえ。ちなみに私も持ちこみでしたが。

☆自動車の部:
1.国際免許を持っている人
 これは楽です。台湾は日本の国際免許を立場上認めていませんが、自国で運転が許可されているという証明なので事前の練習記録等は必要ありません。試験を受けるには国際免許と居留証を持って試験場に行きます。手続き後まず身体検査を行い問題なければすぐに筆記試験です。筆記試験が95点以上取れれば筆記は合格。筆記合格後時間があれば当日に実地試験を受けられます。試験料は実地込みでNT1,300くらい。
私はこのパターンで、自慢ですが筆記は100点満点。しかし実地で落ちましたよ。 その日試験車は台湾オリジナルの日産マーチ4ドアセダン!試験官が隣に乗り、コースに入りました。台湾は左ハンドル右側通行(日本と逆)ですが、それ以前にすでに社用車(トヨタコロナ2000cc)でバリバリ運転していましたし、S字やクランク、車庫入れ等の試験なんてもう楽勝ですよ。何たって日本にいた頃はR32スカイラインクーペで箱根攻めてたんだよ!わかる人にはわかるでしょ?しかし!しかし!なんと落ちた!そこのあなたなぜだかわかります? 何と台湾の法律では横断歩道の黄色の点滅信号は「止まれ」。7日後気を取りなおし 実地試験に挑んだ。その日の試験官は人のよさそうなおじさんで、日本びいきの方だった。実地試験始まっても世間話ばっかりで、ぜんぜん減点チェックしてないし(車庫入れとかちょっとバックしただけでもうok)、免許あげるから適当に1周回ってよという感じ。今回は前回の反省もあって問題なくクリアし、晴れて普通免許所持者となったのであった。

2.国際免許(運転免許)を持ってない人
 中国語に問題ないとしてもこれは時間かかるよ。まず2通りあって日本みたいに教習所通うのと、試験場で一発試験の2通りがあります。自動車の運転そのものを知らない場合はやはり教習所に行くのが一番だけど、教習所にも政府認可(実地試験も教習所で出来る)と非認可(練習のみ)があるので、とりあえず政府認可教習所で話を進めるね(それでも試験場一発合格を目指す無免許のツワモノは私にメールください手続きくらいは教えます)。
教習所で毎日学科講習と実地講習を受けます。確か最低35日間以上。各種手続きは全部教習所でやってくれますよ。教習所で仮免許取って、路上講習受けたら最後は検定。このあたりは日本のシステムほとんどそのままって感じ。ほとんどの教習所は最後まで校内で終わってしまいます。教習所の相場はおよそNT13,000前後。

台湾の運転免許証で日本と違うのは、車種別になっているところですね。私の場合は2輪免許と普通小型車免許が各一枚です。ただ面倒なのは台湾人の場合6年間有効なのが、外国人の場合居留証(外国人登録証)の期限内ということ。一般的に労働ビザの居留証は1年更新なので、免許も1年毎の更新になってしまう事。更新料は1回NT250なので二枚でNT500です(写真持ちこみの場合)。

さあこれで晴れて運転できるぞ! となりましたがやはり落とし穴はあるのだった。続く。

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