はじめに

常盤台は昭和10年に東武鉄道が開発した日本を代表する田園郊外です。街の中をぐるりと回るプロムナード (散歩道)や居住者以外の車が侵入しないようにクルドサック(袋小路)を設けるなど、独特で先進的な町並み を形成しています。その常盤台を住民は「まちづくり憲章」を作成し「まちなみ−景観−」の保全に努めてきました。

しかし、何気なく私達が暮らしてきた街の駅前ロータリーに、タカラレーベンが、続いて藤和不動産が高層マンションを建設した事を 契機に、再び「まちづくり」について考え始め、街を守り育てていくのは私たち自身であると気付きました。

これらの2つのマンション建築について私達住民は断固反対の運動を行なってきましたが、残念ながら建築計画が覆ることは無く、 現在、常盤台駅前には2つのマンションが壁のように鎮座してしまいました。マンションは一度建ってしまえば数十年はそのままです。 改札口を抜けると、大きなヒマラヤ杉の後ろに広がる青空が見えたあの風景。それは二度と戻ってきません。

常盤台は歴史ある街並みです。駅前ロータリーの背後に控える常盤台1・2丁目の住宅地は都内でも有数の閑静な住宅地 であり、駅前ロータリーはその顔というべき存在です。このような地域に無機質に壁のようにそそり立つ高層マンションは そぐわないものです。

そのような悲劇が2度と起きないように、常盤台住民は、地区全体の景観を保全すべく行政に働きかけ続けてきました。 その結果、平成19年11月20日付で「ときわ台景観ガイドライン」 が東京都知事により承認され、同日告示されました。

私達住民は街づくり憲章で謳われている街づくりの基本方針を守るべく、ときわ台景観ガイドラインを運用し、常盤台の街並みを これからも継続的に力を合わせて守って行きたいと考えています。

街づくり憲章

わたしたち常盤台1・2丁目住民は、「みどり豊かで、落ちついた雰囲気の中で生活がつづけられるまち」を目標とし、 住みよい環境とうるおいにあふれたまちなみを、将来につなぐ「まち」皆で安心して住みつづけられる、安心でやさしい「まち」 生活する人、一人一人が作り上げていく、自分たちの「まち」を基本方針として、まちづくりを進めていきます。 この基本方針に立ち、平成9年に「常盤台まちづくり憲章」を決定した。

平成2年度から、常盤台のまちづくりについて板橋区主催の「まちづくり懇談会」等で活発な意見交換や、検討が行われてきました。 その後平成4年に、まちづくりを基本から見直す事を主題とした懇談会が数回にわたり開催され、住民の主体的な参加による 「まちづくり委員会」が発足し、話し合いが継続されました。 平成9年2月、「まちづくり委員会」と常盤台住民の意見を集約した「まちづくり憲章(案)」が提案され、葉書による住民意見確認 の結果、「まちづくり憲章」は決定されました。

その他の活動

ささやかな活動ですが、「常盤台まちづくり憲章」を実践しています。

  • 「まちづくりニュース」の発行・配布
  • 月1回の定例会
  • 常盤台の研究調査への協力

ご意見

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