pikachu★
8.日本の文化・アメリカの文化

     

このページでは、日本の文化と西欧の文化の違いを、ポケモンを元ネタに考察していきます。

●cross-dressing 女装と男装
ずいぶん前にアメリカのとあるHPに「日本人はどうしてあんなにcross-dressingが好きなんだろう?」と書いてあり、「はて?」と思ってしまったことがあります。
cross-dressing(クロス・ドレッシング)とは「異性の服装を身につけること」、つまり、男性の女装、女性の男装です。
ポケモンでは非常にたくさんのcross-dressingが出てきます。主にロケット団によるものですが、サトシも一度、第26話「エリカとクサイハナ」で、なかなか可愛い女装姿を披露してくれましたね(^-^;
言われてみると確かに、日本人はcross-dressingが好きかもしれません。男性が女装して「本物の女よりも女らしい」と言われるほどの演技を見せる歌舞伎といった伝統芸能があり、伝統芸能とまではいかないものの、それなりに伝統ある宝塚歌劇で、男装の麗人に女性ファンが群がるお国柄ですからねぇ(^-^;
ところで、ロケット団の二人がそれぞれ女装・男装して登場するのは、一種の「パフォーマンス」であり、「目立つための手段」であり、「我々は美しいから、女装・男装をしても似合うのだ!」という自己主張でしょう。
それを、日本人視聴者は何気なく、素直に受け取ります。もちろん、変だ、滑稽だと思う気持ちもあるものの、「よくあるパフォーマンス」(あるいは「ネタ」(;^_^A)だと受け取ることができます。また、「コジローって女装が似合うよね〜。やっぱ二枚目だけはある〜(o^_^o)」といった、感心・賞賛の言葉さえ聞かれます(^-^;
実際、日本のマンガやアニメ、ゲーム等でも、女装・男装がよく出てきます。「慎吾ママ」なんてモノが大流行していたりしますし、日本人はやっぱりcross-dressingが好きだとしか言いようがありません(^-^;
しかし、西洋ではそうではないようです。
第61話「ハナダジム!すいちゅうのたたかい!」で、プリマドンナの衣装を着て登場したコジローが、英語版では「次は男物の衣装を盗むぜ!」と言っています(日本語のセリフは「大胆素敵な大作戦!」)
これは「俺は今、盗んだ衣装を着ているんだけど、男物がなかったから、仕方なく女物を着てるんだよ」と、暗に言わせていることになりますよね。つまり、「コジローの女装を、日本人のように何気なく受け入れることができないアメリカの子供達に向けられた言い訳」なのです。
第18話「アオプルコのきゅうじつ」が当初放映されなかった理由の一つに、ビキニを着て女装したコジローが問題だったそうです。(さらに、コジローは胸を異常に膨らませていたので、問題は更に倍増だったのでしょう(^-^;)
アメリカ映画にも「トッツィー」や「ミセス・ダウト」といった女装映画がありますが、女装したのがダスティン・ホフマンやロビン・ウィリアムスといった、お世辞にも美男子とは言えない俳優さんだったことを思えば、「女装=ゲテモノ」的な扱いなのだろうなぁと思われます。
アメリカさんもこのへんで一つ見方を変えて、ディカプリオあたりで「美しい女装映画」を作ってみてはいかがでしょうかねぇ?新しい世界が拡がるかもしれませんよ〜( ̄ー ̄)ニヤリッ

       
    
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