Episode2

「八甲田山死の彷徨」

むかし,夏の暑い日に「八甲田山死の彷徨」という映画を観に八王子の小さな映画館に行ったのです.上映開始後すぐ,冷房が壊れて,館内はサウナ状態,映画の中では寒さで死にそう,スクリーンのこちら側は暑さで死にそうでした.00.8

「めまい」

めまいには前科があって,5年前,寝返りを打ったら,部屋がぐるぐると,右を向いてもぐるぐる,左を向いてもぐるぐる.そのうち船酔い状態.「突発性方位変換性めまい」とか・・・.00.8

「初対面」

うちの子は1ヶ月以上早く生まれた.

初めて新生児室に見にいったとき,保育器に入っていると聞いていた.

数個の保育器に新生児が入っていた.

一番手前の保育器の子はオムツが剥がれて,ウンチまみれになっていた.

可哀想に何処の子だろう?

看護婦さんがウンチの処理をして,保温箱の向きを変えた.

名札が見えた.うちの子だった.99.12

「カラスのおやど」

うちの植木鉢にカラスがよく餌を隠しています.ニワトリの卵まるごととか,無傷のウインナーソーセージとかです.先日,テラスが妙に臭いなと思っていたら,植木鉢の葉っぱの影にネズミの頭が隠してありました.99.11

「ヒョウタン池」

うちの近所のヒョウタン池は小さな池ですが,鯉や鮒がたくさんいて,上州屋で買った「ちょい鮒セット」にパンを丸めただけでよく釣れます.常連のおじさん達が,どこかで釣ってきたのを放流しているからです.でも,「釣っては放し」が続いて,唇のない魚がけっこういます.priceless!!99.12

「雪目」

虹彩の色素が薄いためか?ドラキュラの血筋か?太陽には弱いです.皮膚もすぐに火膨れです.そこで思い出したエピソードが・・・.

そのむかし,スキーに行って,ゴーグルを外して,1日滑った帰り,家々の窓の明かりがいつもと違うのです.はじめは,変な電球がはやっているのだな,程度に思っていましたが,近所の見慣れた家々もそうなんです,わが家も.蛍光灯つけている家の明かりがみんな緑のバスクリン色なんです.室内に入ると,普通に見えるのですが,窓の明かりは蛍光色なのです.雪目の症状だったようですが,1カ月ほど戻りませんでした.

はい美白派です,今はシミ・ソバカス派です.99.11.20

「バイアグラ」

けさの東京地方は霜が降りてました.家々の屋根が白くなって,テラスのそれをふみつけると,さくさく音がしました.

通勤途上,駅の前の×井のまえで,バイアグラを拾いました.どこかでみた,タブレットだなと思ながら,5メートル程通り過ぎ,戻って拾いました.お心当たりの方いらしたらご連絡下さい.99.12.16

「親ばか」

育児は動物の世話の延長のようで,それも特に手間が掛かるほうで,親ばかになって,可愛い!可愛い!なんて,あまりできませんでした.でも,手がかからなくなって,よそのふにゃふにゃの赤ちゃんを見ると,以前が思い出されぐっと来るものがあります.ある程度大きくなると,限界も見えてきて,親ばかなんてやっていられません.したがって,わたしは親ばかではありませんでした.

だけど,うちの子は,私に似て,可愛かったです.電車に乗っても,よく皆さんに可愛いですねと褒めていただけました.99.12.9

「おそれいりやの鬼子母神」

TAM.さんの生まれたのが入谷とかで・・.私の中学,上野の隣りの御徒町にあるんです.当時,御徒町の横断歩道,「うさぎや」さんという和菓子屋さんの近くで,パセリの大きい一束を拾った.交番に届けたら,お巡りさんも困っていた.#ただそれだけです.

そのちかくに,黒門町という駅があり,黒焼やさんがあった.サルの骸骨の黒焼がウインドウにおいてあり,それをみるのが楽しみでした.

震災の前,父はその辺に住んでいたらしい.じいさんは女に凝らず(TAM.さんのおじいさん)宗教に凝っていたようです.二人の伯母は牧師に嫁いでいました.牧師になったり,牧師に嫁いだ従姉妹二名.別のいとこは神学部に行って途中で気が変わりました.堕天使ってことではないけど・・・.00.2.10

「夢」

こどものころ,熱を出してみる夢がいつも同じだった.いろいろな色のクレパスが混ざって,こびりつき焦げ茶っぽくなった巨大なクレパスのケースの横を通って・・・.流れるような速度で自転するこれも巨大な球体(地球?)に吸い寄せられていく・・・巻き込まれ・・・.そして,鳥獣戯画絵の巻物を舐めるように通過していく・・・.猿の絵の前で止まる.熱の程度によって,どこまで観るか差がある.猿までいくときは結構高い熱だった.(00.3.)

「母1」

白内障の手術をして,母曰く「自分の顔のしわがはっきり見えてガッカリ」

「母2」

母がウインドウ・ショッピングをしていたときのことです.視界の縁に変なおばーさんが近づいてきたそうです.やだなと思ってよく見ると.鏡に映った,自分の姿だったそうです.

「母3」

先日,父の勤めていた会社で会があって,しばらく振りに母が出席しました.数人のご夫人がたとお話をしていながら,相手の一人が誰の奥さんだったか思い出せなかったそうです.その方が席を外されたとき,近くにいた顔見知りのAさんに,「あの方はどなたの奥さんでしたっけ?」と聞いたそうです.Aさん曰「私の女房です」と.00.3