
実験室ないしょの話
「青酸カリ」
むかし,余った青酸カリを動物に飲ませてみたことがありますが,小説みたいに血を吐いて即死ということはなかったです. 窒息させたように,結構苦しそうでした. 脳細胞は酸素を受け取れないので,本人は何も感じないのかも知れませんが, 自殺には向かないような気がします.99.1.7
「あまり」
あまりにも昔のことなので、なんであまったのか忘れてしまいましたが、その青酸カリは 誰かがなんか合成していて、そのときの試薬だったような。それに動物さんも役目を終わって、あまっていたので、安楽死させてあげようとしていて、即死ならばとおもったのですが。そういえば、誰かさんは青酸ガスを発生させたり、中間体として、ホスゲンを作っていたような。富士山の麓の話ではありません。決して怪しいものではありません。99.1.8
[ 決して怪しいものでは ]
決して怪しいものではありません、というやつ程怪しいと申しますが、私は決して怪しいものではありません。それに淡白です。ほんの出来心、ではなくリサイクル的な気持ちで、一度だけ試したに過ぎません。それももらい物で。使っていたヒトも、ちゃんと届出してたみたいだし、使用量も記録してた見たいでした。分解する残りの溶液をチョット・・。学校とか研究所での試薬の購入は、「毒物・劇物なんとか」の届け出をしておけば、(出してなくても大丈夫なのかも、よくわかりませんが、)試薬業者さんが普通の試薬と同じに持ってきてくれるようでした。むしろ、向精神薬のほうが別の書類を必要とするようです。99.1.10
[ ギロチン ]
とこで、ラット用のギロチンていうのがありまして、目的によってはこれで首を落とすことがあります。 以前のことですが、某研究所で入所したての女の子がこのギロチンを使っ て、たくさんのネズミを殺すよう指示されて、泣きながら首を落としておりました。かわいそうにと思っておりましたが、1週間と経たぬうち、彼女はキャッキャ・キャッキャと冗談を言いながら首を落とせるようになってしまいました。 馴れとは恐ろしいものです。99.1.16
[ うさぎ ]![]()
今年はウサギ年なのに、なんですが、うさぎって・・。でかいだけではありません。強暴なケダモノです。某田舎クラブで走っているのを見ましたが、地響きを立てておりました。薬を飲ますとき、ウサギに噛まれた(めったにない事ではありますが)おねーさんの指は1/4ほど、ザックリといっておりました。また、持つのに慣れないうちは後肢の爪で手首の内側をズタズタにされます。 引っかき傷はばい菌ですぐ腫れあがります。誰がウサギをかわいい動物にしてしまったのでしょう。ウサギはもともと、ワニ(サメ)やタヌキをだまし、カメをからかう悪い奴なのです。だいたい、あの目つきがいけません。まだ、あほなマウスのほうがよっぽど可愛いもんです。それに奴らはズボラで、不潔でとっても臭いです。まだ、ラット、マウスのほうがよっぽど小奇麗で、よく身繕いをしてます。99.1.19
[ ギロチン2 ]
ラットの頭の中のアドレナリンだかを量るってんで,ラットをそのまま液体窒素(ドライアイスアセトンだったか)に浸けると,あっという間にカチンカチンになって,ターミネータ2のT1000のようになります.急いで脳みそを取りだすために,ギロチンを使うと,パリンと首が飛びます.その日は,事務職のおねーさんが始めて来た日でした.その足元に,凍った首がころころと.そのおねーさんは午後には退職しておりました.私の知っている退職までの最短時間,4時間でした.99.1.20
[ 危険がいっぱい ]
最近、とうだいでも爆発事故があったように、実験室は危険がいっぱいなのです。
ある日の些細な出来事を紹介します。
S君は揮発性の高いエーテルをロータリーエバポレータ(液体を蒸発させる装置)にかけておりました. 通常減圧で引っ張っているので,容器が落ちることはないのですが,揮発性が高いと,減圧が得られず,留め金が不十分だと,容器が落ちてしまいます.その日も容器が落ちて,容器は温いお湯の中に落ちてしまいました.その結果,エーテルは一挙に蒸発し,近くのガスストーブに引火してしまいました.そのとき,S君はぼう然と立ち尽くし,H1さんは早くもS君をナジっておりました,私は赤いボンベの消火器を手に・・,H2さんは自分の白衣を脱いで消火活動を・・.気が付くと私の手にしていたのは水素ボンベでした.99.1.21
[ ウサギ物語2 ]![]()
普段はあまり行かない講演会にまた行ってしまいました.「21世紀のバイオサイエンスと健康科学における動物実験の役割」(無料)動物実験の重要性が語られている,シンポジュウムです(動物をいじめるなんてとんでもない話です).その中の特別講演で,江橋節郎先生(筋肉の収縮とかに,Caが・・.筋ジストロフィーが・・.などにより,もう少しでノーベル賞がもらえそうだった,大御所の先生)が昔,動物を飼育しておられた時の思い出として「ラットはかわいいけれど,ウサギは馬鹿だ,モルモットはもっと馬鹿 だ,ラットの脳はつるつるで,ウサギあたりから皺ができるのに,なぜかウサギは馬鹿だ」とお話しされていた.
最近どこかでこのような話しを聞いたような気がした.笑ってしまった.99.1.22
[ 妖怪法 ]
エーテルは燃えあがって,すぐ消えるので(誰かと同じか?),幸いにも,ボンベをもって近づく前にH2さんは消火に成功しておりました.これで,ベンゼンなんかが燃えてると,ススで部屋中真っ黒とか,そういえば,真っ黒い部屋がひとつありましたなー.
これは聞いた話なのですが,某大学の法医学かなんかの授業で,いろいろな死体の写真を見せてくれる授業ががあったそうです.そのなかで,火を付けたまま入浴していて,何らかの事故で意識不明にな り,発見されるまで,充分に煮詰められてしまった方があったそうな.その写真では,原形をとどめず・・.
なんと,スープです.(年がばれる)(^^;)
99.1.22
[ Soup★ ]
美女と聞いて思わず確かめてしまいました.
授業に使われたスライドでは美女を確認することは出来なかったそうです.ちょっと残念.
浴槽に髪の毛が浮いて,お湯が赤くなっていたそうです.
ひとガラわかめ入りトマトスープ♪. 99.2.3
[ 電子レンジ ]
実は電子レンジによる動物殺し機は実用化されているようです. T1000で紹介させていただいた,凍結ギロチン法には欠点があり,凍らせる直前動物は危機を感じて,焦ってしまうわけです.したがって,脳内の物質の量は焦っているときのもので,自然の状態でなく,薬の効いている状態とかが判らなくなってしまうらしいです.そこで登場したのが,電子レンジで,実際に殺す前から何日間か毎日装置にいれ,安心させておいて,チーーンとやるわけです.
焦らないで,成仏していただけるようです.チーーン99.1.22
[ 緊急シャワー ]
緊急シャワーで思い出したエピソードが1つ。某研究所に、新しい所長がやってきました。ある日、その所長は所内の散歩の途中、シャワーの鎖を引いてしまったのです。そのシャワーは廊下に唐突に突き出していたので、廊下は大洪水でした。みんなの失笑のなかで、「ちゃんと機能するか、チェックしていた」のだそうです。自分も結構濡れていたのですが・・。
ばか殿か、優れた管理者か、今、確認する術を持ちません。99.1.23
[ 全身オートラジオグラフィー ]
全身オートラジオグラフィーって知っていますか?多分かるまさんには初耳だと思いま
すので,説明してしまいます.放射性物質で標識した薬が身体のどこに貯まりやすいかを見る方法なのです.例えば,ラットに標識した薬を飲ませ,ドライアイスアセトン等で生きたまま凍らせます.これをノコギリ引きして,縦割りなんぞにします.次に,カンナの様なもので,切断面を調え,大きいばんそうこうをはり,再び,カンナの様なもので,削りますと,ばんそうこうに切断面の薄い層が残ります.これに放射線感光フィルムをあわせ,感光させますと,薬の集っている臓器だけが,感光して,薬がどこへいったか判ります.これはラットのものですが,いろいろな動物でとるようです.
聞いた話では,人間の胎児の全身オートラジオグラフィーというのがあるそうです.もちろん生きている状態で,薬を投与し(臍帯から?),
切断するわけですから・・生きているわけないですよね.(;;)
これも聞いた話ですが,成人のもあるそうです.99.1.24
[ 胎盤]
胎盤はいろいろな生体物質の宝庫といわれ,ホルモンを始めとしてたくさんの成分が含まれているそうです.当然,胎盤はお産がすんだらいらなくなるわけですから,病院も捨てたり,業者におろしたりするものと思われます.ある研究所で胎盤の成分を研究していたらしいのですが,どこから持ってくるのか,輸入しているのか?判りませんが,やまのように手に入るそうです.これを大きなジューサーみたいな機械で,ドロドロにして,実験するそうですが,これがいい臭いで,ドロドロにする日は研究所全体がいい臭いになるそうです.この胎盤に時として胎児が混ざっているとか。99.1.25
[ ラットの開腹手術 ]
抗潰瘍薬の作用を調べるための実験のため,エーテル麻酔したラットのお腹を開き,縛ったり,挟んだり,酢酸を注入したりして潰瘍を作ることがありました.通常は1 cm弱の切開で作業し,両わき腹から糸を通し,絞るように抱合します.傷は1本の糸だけできれいに,数日でくっついてしまいます.
正中線(身体のど真ん中)を切開するぶんにはほとんど血を見ないで,手術は完了しますが,なれない人がやるとスプラッター状態になります.ドラマなどで,よく,返り血を浴びている名外科医が出てきますが,名医だったらあまり血を見ないのではないかと,疑問に思ってます.
ラットの話ですが,なれない人がやると,手術中に麻酔が切れてしまうことがあります.ラットは暴れるし,腹圧が高まって腸は出てこようとするしで,あわてて追加麻酔をかけます.
縫合がうまくないと,麻酔が切れてから,腹圧で腸が出てきてしまい,ズルズルと引きずって歩き回ります.ラットの丈夫さに驚きます.
しかし,手術時,腸を丁寧に扱わないと,数日して開腹したとき,内臓の癒着はかなりなものになっております.99.1.27
[ イヌの開胸手術 ]
イヌぐらいの大きさになると,切開するとき血管の走行に注意しないと,血管が太いだけにすぐスプラッター状態になります.電気メスのようなものを使いますが,太い血管を切ってしまうとなかなか血は止まりません.血管を縛りながら,進めていきます.人工呼吸下,肋骨の間を拡げ,心臓を露出します.ウサギなどに比べると,心臓はブルンブルンとかなりの迫力です.ヒトの心臓がこぶしだいの大きさといわれていることからすると,中型犬でほぼ同じ大きさになります.身体の割には大きいようです.それに比べ,ウサギの心臓は身体の割にとっても小さく感じます.心臓の表面の血管(冠状動脈)を掘り起こし,糸で縛ったりして,心筋梗塞状態をつくったりして,実験します.このときには,いろいろな測定器が差し込まれ,スパゲティー状態になってます.いろいろな測定が済むと,心臓を輪切りにし,心筋梗塞の大きさを染めたりして,求めます.
心臓を切開すると,中にそうめんのような束があります.よく見るとそうめんの束はゾワゾワと蠢いております.心臓の中いっぱいに,そうめんが棲息していたのです.
当時,実験には野犬が使われていたのですが,その8割ぐらいにフィラリアというそうめんがみられます,イヌを飼っていらっしゃる方はフィラリヤの薬を忘れずに!99.1.28
[ 失神 ]
友人数人と四国だかを旅行中。電車を待つホームでふざけていて、指をザックリ切ってしまった。そこへ電車がきて、乗車しつつ、傷口を眺めていると、何やらムカムカとした気分。「わー、ザックリ切れている。なんか倒れそう」(暗転)電車の床に寝転び、みなが覗き込んでいる。
後で聞いた話によると、「なんか倒れそう」といいつつ、友人の方に倒れ掛かっていったそうな。友人は「ふざけるなよ」と押し返したところ、逆のほうに倒れていったそうだ。
動物の血や、傷口には慣れきっている筈の私も、自分の血には弱いことがわかった。同じような友人もたった20 mlの採血で失神してしまった。
弱きもの汝の名は男 99.1.29
[ 危険がいっぱい2 ]
研究室のお掃除をしていたときです.S君が棚の上に置いてあった,試薬箱を持ち上げたとき.金属の試薬箱が錆びて穴が空いていたため,一本の試薬のアンプルが落ちて,S君にあたりました.その試薬はチオニルクロライドといって,塩素ガス?塩化水素ガス?を発生する,反応性の高い試薬でした.部屋は一瞬にして,真っ白い霧に包まれました.霧の中からS君の叫び声です.試薬がS君のお尻にかかり染み込んで来たのでした.換気と同時に,S君を流しに上げ,ズボンを脱がし,多量の水で流そうとしました(緊急シャワーが近くになかったので).
美人のおねーさんが2人で囲んで「早くパンツも脱ぎなさいよ!」と勧めたのですが,
彼はパンツを脱ぎませんでした.そのため,彼のお尻には今でも火傷の後が残っているそうです.
私はそのとき何をしていたか?ですって!水をかけたり,生協にパンツを買いに行きましたよ!
S先生ばらしてごめんなさい99.1.31
[ 友を食い物にする ]
ある日,5匹入っているはずのラットが4匹しかいなくなった.暗くなっているケージの奥を見たら,皮としっぽが転がっていた.
自動給水機のノズルが壊れて,水が飲めなかったためらしい.皮としっぽだけならまだいいほうで,食べかけに出くわしたときは・・. 99.2.1
[ 金網を越えた愛 ]
雄のマウスと雌のマウスのケージ(金網の檻)を並べて置いていたら,雌が妊娠してしまった.
いったいどんな体位で?正常な体位は
[ ペンタメチレンテトラゾール ]
ペンタメチレンテトラゾール(PTZ)という化合物ご存知ですか?これをマウスなどに投与すると,癲癇を引き起こすことができます.薬を投与してしばらくすると,ピクン,ピクン,あれ?なんだろう??,となります,次の瞬間バタバタバタと転げ回り,手足を掻くように動かします.さらに,次の段階として,伸びをするように,体中の筋肉を強直させます.
また,別のマウスの目玉に電極をあてがい,電気ショックを与えると,今度は硬直性の痙攣からはじまり,手足を掻くような間代性の痙攣をおこします.
光刺激でてんかん発作が起きることはもうポケモンでおなじみですね.
いぜん,商店街で発作を起こされた方がおり,どうしてよいのか,わからず,上向きに寝かせようとしたら,「ダメよ,呼吸をしやすくしなくちゃ!」と慣れていそうなおねーさんが引き継いでくれました.このようなときは,ネクタイやボタンを外し,呼吸がしやすいように,横向きに寝かせておけばよいそうです.通常は,緊急性はないそうです.無理やり口を開けさせる等のことは不要だそうです.
いざというときの救急知識♪. 99.2.4
[ 印象に残った授業 ]
高校の理科の実験でカエルの解剖をした.テキストには麻酔薬を使うように書いてあるのに,先生は脊髄麻痺で行こうと主張.首の後ろから,脊柱に沿って,脊髄の中に針を刺し,グリグリッとかき回し,麻酔させた.
梅庵のごとく,横から刺すぐらいでは,即死は無理か?
テキストに従って,内臓等の観察を終えた後,先生は控室に入り,電熱器と醤油を持って現れた. 99.2.5
[ 世紀末 ]
マウスを狭いおりの中でたくさん飼育すると,ホモ行為をするマウスが増えるそうです.また,水が足りなくなると,共食いを始めます.
ウサギはもともと2種類のウンチをし,糞食をします.
ペンペンさんご紹介の,人を喰ったページも自然界の出来事なのでしょうか?(また丹念に見てしまった♪)自然界の調節作用の一環かもしれません.
人間社会環境も劣悪になっているのでしょうか?犯罪や戦争は増え過ぎた人類の自浄作用なのかも知れません. 99.2.8
[ クロロホルム ]
京大の奴がクロロホルムを売って、逮捕されたんですって!
とんでもない奴だ!
500 gで3万円もとるなんて!
そんな問題じゃない?
そう、とんでもない奴だ!
我々の血税で買ったクロロホルムを売りやがって!99.2.9
[ ICRとゾンデ ]
ぺんぺんさんからの質問に答えて.
ICR:マウスの系統の名前のようです.クローズドコロニーとかいって,子供作る組み合わせを決めて,遺伝的にほぼ均一な状態を維持しながら,大量生産ができるようにしている系統の名前みたいです.他に,クローズドコロニーにはddYとかがあります.その他,近交系の系統C57BL,BALBなんて名前もあります.ICRは日本実験動物研究所がアメリカの国立癌研究所からわけてもらった系統だと書いてありました.Iはインスティテュート?,Cはキャンサー?,Rはリサーチ?,.
個人差があると,実験結果がばらつくので,全部の動物が双子関係にあるような,グループを作っているようです.そのためには兄妹交配など,近親相姦の温床にもなっております.
経口ゾンデ:注射針のブットイやつを想像してください.そして,針の先端を喉を痛めないように,丸めた形が経口ゾンデです.ラット用マウス用で少し異りますが,長さ10 cm,太さ2 mmぐらいです.これで,中国の曲芸で,剣を呑むように,食道につっこみ,注射器から、薬などを強制的に飲ませます.うまくやれば,苦痛はないようですが,下手な人がやるとオエーとなります.時に,間違って気管に挿入して,薬液を入れると即死します.最近,うちの部屋のオネーサンはこれで食道を突き破ってしまいました.
ペンペンさんの想像されているのは開口器といって,ウサギに薬を飲ませるときなどに使います.
そのほか,水攻めの拷問にも使えます. 99.2.9
先日,私の掲示板にいらした方に,「雲去」の「去」の字が「こ」と読めることを教えていただきました.ということは,わたくしが「こんにちはうんきょです」と書いたつもりが,「こんにちはうんこです」と読まれている方がいらしたのですね!「うんきょあん」というページ名が「うんこあん」と・・!嘘かと思われるかも知れませんが,迂闊にも気づいていませんでした.もともと,高校の友人が使っていたペンネームをパクったので,「うんきょ」で刷り込まれており,可能性を考えていませんでした.ハンドル名を変えるにしても,あっちこっち登録してしまったし.いっそのこと,森山雲去を山森雲去にしようかしら.
ちなみに,かつて,人における薬物代謝の実験をしたとき,薬の糞中への排泄を検討するため,自分の「うんこ」を分析したことがあります.和光のシリカゲルが入っていた,ポリビンに直接して,凍結乾燥してから,分析しました.乾燥後はパサパサして,ワラのようでした.ところが,審査の教授に1例じゃまずいのでないのと言われてしまいました.方法論だから,1例でもいいのではと反論しましたが,実は他人のうんちまでは,ちょっと,というのが本音.
発表の席ではどうやって採取したかを聞かれ,「和光のポリビンを・・」.
以来,うんこ×××と呼ばれております(嘘)♪.(^ ^;) 99.2.10
[ 再生肝 ]
(肝移植に関連して)
ラットなんかですと,肝臓の2/3ぐらいを取ってしまっても,4日ぐらいで,もとの大きさの95%ぐらいに回復してしまいます.機能が回復するにはもう少しかかりますが,人間の場合も同じようなものではないでしょうか?トカゲの尻尾よりも速いかも?99.3
[実験動物の業者さん]
(動物業者が決まっているか?誰でもできるの?)実験動物の業者さん,バッチリ決まってますよ!(化石的)特にラット,マウスはぺんぺんさんの掲示板?でお話したように,(こちらでしたっけ??)純系(全員双子化)になっているので,そこらのオジさんが扱うには,管理がたいへんです.犬は時として,野犬狩り(死語)で捕獲されたものを,払い下げてもらいます.(今では企業には払い下げられません.東京都)猫はノラネコ業者が捕獲しているとか.よくわかりませんが,三味線業者とのバトルが繰り広げられているとか.ときどき,捕まえられませんでしたと断られることも.気合の入った犬の実験では,純系ではありませんが,血統がきちんとしたビーグルが使われます.(10年ほど前で10万円)実験が終わってもばらばらにならなかったので,しばらく,名前をつけて家で飼っておりました.その後北海道にもらわれていきました.連続殺人なんかする怪しい奴は入り込めないのでは.動物死体処理業者というのもあります.これはまたいずれ.99.3
〔つづき)
猫はともかくも,野犬は都の管理のようでした,運ぶ業者も結構指定されていたりして.既得権の世界のような?猫はやってるかもしれません.でも,いつもの業者が仕入れて,麻袋(これがカン袋でしょうか?)に入れて持ってきます.なぜか,関東の業者は関西の捕獲屋から仕入れているそうです.猫が手に入らないときは自分で猫狩りにでも行こうかと思いました.10万円がもったいなくて,1年ほど飼った後,もう一度活躍してもらって,養子に出しました.あの場合は,採血だけでした,採血のために,お手をすると嫌々手(肢:なぜお手というのだろう)を出していました.(1例だけで何をしたかは秘密♪)手術法の開発や練習には犬とか,やぎとか,豚なんかを使うのでは?マウスラットでは練習にならないと思います.
[前臨床]
新しい薬を開発すると,ヒトで実験する前に,安全性や効能を発揮するときの量を推測するための実験を動物で充分にやります,いろいろな実験の結果からヒトが使っても大丈夫そうと判断できたら,まず,健康なヒトで試して,用量などを決め,次に患者さんで試してみます.健康な人での試験は最近アルバイトの方が多いようです.
「別冊宝島191薬の裏がわかる本」参照
数日間薬を飲んで,ごろごろして,採血して,おしっこ集めて・・.ほとんど事故はないようですが,結構怖いそうです.動物実験がまじめに行われていることを祈るだけです.(あの,青十字だか黄十字だかの実験はかなり過激とのうわさを聞いたことがあります.)スキャナーズのように超能力が獲得できるかもしれません.ゾロとよばれる,よそで開発された薬を,特許切れのあと,申請する場合の実験は(やらなくても済むようになりつつあるらしい?)安全性がわかっているだけに,おいしいそうです.
[のら]
ネコはとにかく丈夫です.カン袋を蹴ったことはありませんが,ツンツンするとニャンと鳴きます.だいたい動物は購入後1週間以上は予備飼育をしてコンディションを整えて実験に臨みます.ネコはその間に充分回復します.犬だともうチョイかかる奴がいます.ネコを殺すと七代祟るとか,ネコのよわいを重ねたものは尻尾がわれて,猫又になるとか,ネコの生命力の強さゆえのお話ではないでしょうか?同僚のM君は「ネコ殺しのM」と呼ばれておりましたが,何世紀も祟られ続けなければならなくなってしまいました.純系(全員双子状態:移植した皮膚が免疫抑制剤なしでくっつく)が確立しているのは,ラット,マウスだけで,モルモット,ウサギ,ネコ,イヌでは一般化していません.これらの系統は日本人とかドイツ人とかの違いということになります.したがって,純系に比べて,個体差の変動は大きくなります.系統がはっきりしない,野良の場合はもっと顕著になります.病気が絡むとさらに顕著になります.こうゆうときは,例数などを増やした実験計画が必要になります.(ばらつきを例数でごまかすのではなく,補うわけです.)あるいは顕著な作用の検出のみを行います.病気が絡んでいると,病気が実験に影響するか否かを考慮してデータを解析します.ネコは自律神経系の実験や脊髄反射など神経系の実験に使うことが多かったのですが,そういうときは循環器の病気はあまり気にしません.でも,フィラリアのいるイヌで循環器の実験をするとパラメータが心不全状態にでることがあります.こんなときは病気を承知でデータを解析することがあり得ます.大学では野良を使っても,いじめられることはありませんが,企業は○厚や審議委員の先生方にいじめられると困るので,野良は使わないようになってきています(特に申請データでは).
[ ハムスター ]
そのむかし,実験で余ったゴールデン・ハムスターを家に連れてきた.
メスを買って,子供を殖やし,周りのヒトに養子に出した.
現T医科薬科大学のM先生のところへ引き取られていった子は
あまりの生活環境の悪さに,カーテンを登って,飛び降り自殺してしまった.99.3
[ ホルマリン漬けの死体]
きっとそれは解剖学の実習用の死体では?ベトナム戦争のころ,中央線沿線で,死体処理のアルバイトがあったそうです.ホルマリンプールで死体をひっくり返して,ホルマリンが満遍なく行き渡るようにする仕事だそうです.ホルマリンと死体のにおいがしみ付いたそうです.でも時給がとってもよかったそうですぅ.99.3
「上九一式村」
(新入社員教育に関連して)反応を要求するようになってしまっては,おしまいだなー.げい人にはなれないなー.要求しておきながら,なんですが,ただ本当に,上九一式村で研修を受けただけのお話です.某製薬会社の研修寮があって,1週間ぐらいマインドコントロールを受けておりました.国道まで20分ほど牧場の中を歩かなければならず,人家はさらに遠く,脱走に成功したものはおりませんでした.
このところ梅がきれいだ.カラスに遭わない.
[ 貧血 ]
(貧血とは?)だいたい赤血球が足りないときを云うみたいですぅ.血液あたりの赤血球の量が少ないと,同じ量の血液を心臓が送っても,脳に酸素が充分届かず,貧血となるんです.過激な運動も,赤血球を壊すので,貧血の原因になります.長距離の選手の場合,衝撃で壊れるとか.流血バトルはもちろんですが・・.遺伝病かなんかで,赤血球が機能しなくて貧血になることもあります.できれば,ビタミンB12の入ったレバーなんぞをとるようにしたほうが,心臓の負担にならず,快適な老後が楽しめます. 99.3.12
[ 生き血 ]
実はカクほどに根性がなく。レバ刺しすら飲み込めませんでした。焼き鳥のレバー、ホアグラ、レバーペーストなんかは好きでーす。某研究所の食堂の賑はネズミの味がしました。ネズミを食べたことがある訳ではないのですが、ネズミの匂いが鼻につき、味覚と臭いが連動しそう感じられたのかも知れません。生き血はスッポンのそれすら飲んだことありませし、飲めそうにもありません。
[ 快談 ]
学校の建物から離れたところに,金網で囲まれたアイソトープの管理区域があります.そこは大きな木に囲まれ,昼でも薄暗い所です.その囲いの中に動物舎があります.その建物の周りには,アイソトープを飲まさなかった動物の死体が埋められております.実験で遅くなったときは,人気のない木の下を通らなくては研究棟には行けません.風の強い晩などは,木々がざわざわと騒ぎ,動物の霊たちも騒ぎまわってるようです.ある雨の夜,人気のない動物舎に向かっていると,動物のお墓あたりで,足元でガサッと音がします,よく見ると,暗い地面が盛り上がっているように見えます.次の瞬間,土くれが飛んだと思ったのですが,大きな蛙でした.動物さんたちを殺めているだけに,結構ビビリました.また,その動物舎で実験をしていたときです.引出しを開けると,なにやら騒がしいのです.よく見ると引出しの中いっぱいが,黒く渦巻いているようです.のびた君の引き出しかとも思ったのですが,渦は散って中は白っぽくなっていきます.さいごに,動物の固形飼料がごろごろと残りました.誰かが飼料を引き出しに隠したため,茶羽君たちのお家になっていたのでした.何処へ行ったんでしょう?あの茶羽君たちは!どちらのお話が快く感じられましたか?99.3.12
[ 88 ]
某研究所にて,休日出勤した動物室のなかでおおネズミと鉢合わせしたことがあります.当時あまり管理が徹底していなかったため,よく脱走者がおりました.時々見つけると,追い詰めて逮捕に至りますが.その日出会った奴はとても大きくて,1人で捕まえる気にはなりませんでした.心を読まれたのでしょうか?普通は走って逃げるところを,ゆっくりと目の前を通り過ぎて行きました.何処にでも態度のでかい奴はいるもの.先日,早朝5:00ネズミが道路を横断するを見て思い出しました.なにやら今日この頃,賑わってますなー.鉢植えの錯が咲いた.ソメイヨシノは蕾が膨らみ始めた.花粉が膚を刺す.99.3.1
[ プロトタイプ ]
その昔,薬の代謝なんて研究していて,人の代謝を知りたくて,動物実験しか終わってないプロトタイプのくすりを,それも,結構な量のんじまったんだけど,あれは凄かった.もともと,鎮痛剤として開発されていて,モルヒネとは違った構造ではあったのだけど,あとで,分子模型組んでみると,結構似ていたんだね.それまで薬って効いているのかいないのかはっきりしないものしか出会ってなかったけど,あれは違ったね.服用直後から,脳がジワジワとしてきて,脳の形を感ずることができるんですよ.モルヒネの多幸感がどんなもんか知りませんが,モルヒネやヘロインの効果がその向こうにあるように思えましたね.不幸にも,最後に残ったものの大部分を使っちまったんで,それで終わり.賑体的依存性はともかくも,精神的依存性はすぐ形成されそうな気分だった.
でも,あれ以来頭の働きが悪くなって,ろくな業績が上げられなくなってしまってこのざまです.(^^;)99.3.20
[ 医療ミス ]
先頃,病院で薬を間違って注射してしまった事故があったそうでございますが,私も似たような話を聞きおよびましたので,ここに紹介させていただきます.
ある中年の女性が入院しておりました時のことでございます.簡単な手術を受け,身動きできぬまま,眠れぬ夜を過ごし,うとうとした時でございます.なにやら周りが騒がしい様子に意識が戻りました.看護婦どもが騒いでいる様子.その声に耳を傾けますと,数人の緊迫した声の中に「合わないじゃないの!」,「だめよ!」,「おかしいわよ!」などと聞こえて参ります.そのうち,「違うじゃないの!」,「確認して!」などの声が続きます.うつらうつらしながら,少しづつ意識がはっきりしてまいります.どうやら,その声は廊下の向こうのナースセンターから聞こえているようです.つぎに,二人ばかりが,廊下を足早に通り過ぎる様子.隣の部屋あたりで,「ああー!」,「入っている!」そのあとは,ヒソヒソとしながらも,騒がしさは続いておりましたそうです.どきどきしながら,眠れずにいたものの,気がつくと朝になっておりました.病室は何事もなっかったようにいつもの朝を迎えておりました.あれは夢だったのかと思い,納得しておったそうでございます.数日したある日,隣の病室の方があの夜,病状が急変して亡くなられたことを知ったそうでございます.
その日以来,真実を確かめることもできず,点滴を受けるのも恐怖の毎日だったそうでございます.退院した今となっても,あれは現実のことだったのか,手術後のストレスが見せた幻覚だったのか,判らないそうでございます.99.3.22
[ サルの首輪 ]
ある日,Nさんにサルの首輪付けを手伝って欲しいと
頼まれたのでございます.サルの歯は結構鋭く,指ぐらいは噛み切られてしまうそうでございます.鎖のついた首輪がついていれば,ケージの鉄格子に鎖を通して,引っ張ればサルを固定することができます.首輪がないと毛を刈ることすらできません.
その首輪づけを手伝う羽目に・・・.まず,部屋のドアを閉め,箒の柄でケージに押し付けて,ケージの扉を開け,首輪を付けようとしたのですが,力が緩んだ隙にケージから逃げられてしまったのでございます.サルは部屋じゅう逃げ回ります.用意した網(捕虫網の大きいもの)で追い掛け回すこと,数分,やっと網の中に押さえ込みます.
それからがたいへんでございます.少なくとも3箇所を同時に捕まえなければ,噛まれるか,引っかかれるかしてしまいます.我々の手は4本,2人で同時に捕まえなければなりません.一方が躊躇すると,他方が怪我をすることになります.閉じられた狭い部屋でサルを間に,Nさんと二人,真剣に相手の目を見詰め合ってしまいました.まるで恋人同士のようにでございます.(^^;)
おまけ
サルの脳みそ料理というのがあるそうでございます.サルを固定器に固定し,食卓に運ばれてくるそうでございます.スプーンの丸いほうでサルの頭を軽くたたきます.サルは顔を真っ赤にして怒るそうでございます.そこで頭を開き,脳みそを食するのだそうでございます.
怒らしておくと頭に血が上っておいしくなるそうでございます.99.4
[桜田門からの使者]
鑑識の話しで思い出したことが・・.
うちの研究室,ある化合物の微量定量ができると言うことで,ある日桜田門からの使者が,見てもらいたいものがあるとおっしゃって,訪ねていいらっしゃいました.
そのご使者が紙袋から無造作に取り出したものは,小さなポリ袋に入れた,脱脂綿でございました.曰く,これは強姦され殺された被害者から採取された犯人の体液とのこと.ある薬を飲んで犯行に及んだとの自供を確認するために,体液中の薬を検出したいとのこと.感度が足りず期待にお答えできなかったのですが,平和な日常に突然訪れた非日常性でございました.99.4.26
私にとっての非日常は突然現れ,そのまま何事もなかったように去っていきました.
服用していた薬からの証拠固めは感度の点から無理と分かって,帰っていきました.
鑑識‥‥,きっとそうだとおもいます,あれだけの体液があれば,遺伝子かなにかで特定できそうな気がします.鑑識の方も優秀だから,何とかするのでしょう.
そういえば私の論文に文句を付けたあの方も,鑑識から教授になられた方でした.(^^;)99.4.29
[酒税]
試薬のエタノールに酒税が付いているのでしたか!特級の試薬はやはり特級酒なのでしょうか?
そういえば,実験やりながら水で薄めて飲んでいる人がいましたっけ.そういう人のおかげで付いてしまったのですかね.99.5.8
[DDT]
アメリカの薬理の教科書をゼミで読んでいたら,「DDTに蓄積性があるため,我が国(アメリカ)では使用していない,外国への輸出のための生産に限られている」と書いてあった.
アメリカらしい考え方に感心してしまった.99.5.12
[除毛]
ところで,皮膚刺激試験をする時は,動物の背中の毛を刈って,更に除毛するのです.
始めは市販の除毛クリームを使っていたのですが,そのうち,硫化バリウムが使えることが判り,その溶液を塗って,除毛した後,よく洗い,少量のオリーブオイルを塗って,その翌日あたりから,試験した記憶があります.
硫化バリウムで洗髪すると,井出ラッキョのようになれますが,肌荒れに注意!99.5.17
[ランセット]
ランセットという学術雑誌の記事に面白いのがございました.
「女性パートナーの尿を飲んだことが原因と思われる女性化乳房を示した1症例(男,46才)の報告.パートナーのうち少なくとも3人がピル??を服用していた.」
とのことでございます.プレイの内容については報告されておりませんでした.
[あの論文続き]
あの論文読んでみました.女性化乳房になった患者をいろいろ検査しても,女性ホルモンのみが高値で,他は正常値,原因がつかめなかったそうです.カウンセリングの後,女装趣味が明らかとなり,そのうち,変な趣味を告白し,原因が明らかとなったそうです.自分の尿を飲む健康法があるそうですが・・.チョット・・.
ウサギやネズミは当たり前のように糞食します.特にウサギは数日間えさを与えなくとも,
胃の中が空っぽにならない程です.少ない食物から,栄養を効率良く得るための自然の知恵でしょう.
動物やサドの世界では常識かもしれませんが…できません!
99.5.
[胃の薬でバストアップ!]
アップするかどうかわからないけど,抗潰瘍薬であり,抗うつ薬である,ドグマチール(スルピリド)の副作用に間脳の内分泌異常による乳汁分泌,女性化乳房などがあるそうです.
まれに起こる副作用とのことですが,結構良く聞く話です.sky pharmacist(某精神科専門病院のやくざ医部長)さんによると50 mgでもオッパイが大きくなったことがあったとか.オッパイ星人としてはうれしい話でございました.99.5.26
[副作用] つづき
元々は胃潰瘍やうつ病の薬ですから,大きくなるのが副作用なんです(^-^).でも,大きくするのが目的の時には潰瘍が治ってしまう,鬱がとれてしまうというのが副作用・・なわけございませんね.プロラクチン(乳汁分泌ホルモン??)の分泌を薬が促進するとかで,大きくなるとともに,母乳もでてくるというのが,副作用といえば副作用かもしれません(^^;).
「まれに」と書いてしまいましたが,実は「ときに」でした.それぞれ決まりがあるようで,「まれに」は0.1%未満,「ときに」は0.1〜5%未満,「副詞なし」は5%以上あるいは頻度不明だそうです.したがって,バストアップの期待は5%未満となります.99.5.27
[隠れたベストセラー]
「医心方」という本ご存知ですか?中国の古典の医学書らしいのですが・・・.
いま,筑摩書房から全集が出版され続けているようです.この本には「黄帝」が良く登場します.
この全集とは別に,芳賀書店から出版されている,現代語訳の「医心方 房内」という本がございます.
なぜか,某図書室にひっそりと置かれたこの本はぼろぼろに痛んでおります.99.5.28