1.豊中市こども会連合会の
めざすもの

 当こども会連合会では、こども会活動を活発化し、より有意義なものにするために、下記のことを目標に活動を続けています。

@ こども達に「こどもの世界」を返しましょう

 学校週5日制が実施され家庭・地域教育の重要性がいわれています。
 今のこどもには「三間」が無いといわれます。すなわち仲間・空間・時間です。 出生率の低下、核家族化による遊び仲間の減少、受験戦争による塾通い、自然破壊や都市化現象での遊び場不足などをとらえて言ったものです。
 いったいこれは誰の責任なのでしょう。遊びはこどもにとって大人の仕事と同じ程重要なものです。こどもは遊びという仕事を通して、いろいろなことを学び様々な機能を発達させていくのです。こどもからこどもらしさを奪っておいて、こども達の将来に私達大人は責任を取れるでしょうか。大人じみたこどもなど見たくもありません。今すぐに、遊びを中心とした「こどもの世界」をこども達に返さなければなりません。これは、地域において多年齢集団での遊び仲間作りを主体にしている「こども会」だから言えることです。
 当こども会連合会では、遊びを通しての仲間作りの大切さを訴えるため、様々な啓発活動をしています。

A 地域ぐるみの活動にしよう

 こども会では、毎日の生活基盤である地域に根を下ろして活動し、すべてのこどもを対象にしていますから、同好会ではなく地域団体といえます。すなわち、「こどもの町内会」です。そして、こどもはもちろんのこと、その活動を通して大人の側にも地域的連帯感が育つという大きな意義もあります。
 地域の人々に、こども会の存在とその活動の重要性を理解してもらい、できるだけ多くの人に育成会や後援会の会員になってもらえればこども会活動もより活性化されるでしょう。さらに、地域が生き生きとし、こども達にとってはかけがえのない「ふるさと」になるでしょう。
 我が子がかわいいように、地域に住んでいるこどもが自分の子という考えを持ってもらえるならば、そして、近所のうるさいおじさん、おばさんと思われてもいいからこども達に声をかける関係になれば、非行化する子などはいなくなるでしょう。そのためにも、地域のできるだけ多くの人々にこどもとコミュニケーションをはかる機会を作ることが必要です。
 当こども会連合会では、家庭・地域・学校と連携して一人ひとりのこどもの成長が図れるこども会活動を進めていきます。

B 会員から成長したリーダーの確保に努めよう

 現在、活動しているこども会の中には、年何回かの行事が行われるときだけ、こども達が集まってくるといったこども会が多く見受けられ、又すべて大人がセッティングして、こども達はただ単なる「お客様」といったこども会も少なくありません。これでは、こども達にとっては何の魅力も無いこども会になってしまうでしょう。
 こども仲間が集まって、考え・行動し・様々な体験を通して・学びあうことが大切です。その結果、責任も負わなければなりませんが、充実感も味わえるのです。こういった活動が、こども達の参加意識を高めるのです。
 そのためには、大人では無く、こども達にとって年齢の近いお兄さん、お姉さんがリーダーとして指導にあたったほうが活動もうまくいくでしょう。とりわけ、会員から成長したリーダーであれば、こども達個々の性格や特徴もわかっているので適切な指導ができるのではないでしょうか。小学校が終わると退会させるのではなく、中学生にも参加してもらうように努力しなければなりません。やがては、その子ども達が高校生、青年リーダーになっていくのです。
  当こども会連合会では、様々な研修や行事を通してリーダーの育成・確保に取り組んでいます。

  以上、豊中市こども会連合会の目標を述べてきましたが、なににしても市民一人ひとりが「あの子もこの子もみんなの子」ということをよく認識していただき、「こどもの健全育成はこども会から」という観点から、豊かなこどもを育てるこども会活動を促進するために、親子はもちろんのこと、多くの地域の人々に参加 していただくことが必要です。