URG-1は618Z-4 RF TRANSLATOR, 789X-1 IF TRANSLATOR, コントローラからなる軍用のエキサイタだと思います。持っているものはAC電源用ですが、DC28V用のものもあります。
SSB, AM(A3h)の専用機でCWには対応していません。(私が持っているものと違うコントローラを付ければCWに対応するかもしれません)
周波数の設定はコントローラのサムホイールスイッチでするので、誰か出ているか聞いて、呼ぶという使い方には向きません。
RF部分の周波数構成や機械的な作りは51S1にそっくりです。ただし、500KHzのIFをさらに100KHzに変換しています。
出力が5763パラにもかかわらず0.4Wしかないので、この後ろへVMP-1プッシュプルのアンプを2段つけて、やっとのおもいで10Wにしています。
写真左から789X-1、618Z-4、コントローラ〔型番不明)です。
周波数:2.0〜29.9999MHz 100Hzステップ
電波形式:A3j, A3h
方式:2MHzから7MHz 第一IF 14.5から15.5MHz, 第二IF 3.0〜2.0MHz
7MHzから30MHz 第一IF 3.0から2.0MHz
全周波数共通 IF 500KHz、100KHz
出力:0.4W
感度:0.5μV S+N/N 10db(SSB)
2.5μV S+N/N 10db(SSB)
選択度:2690Hz(-1db), 3375Hz(-60db)
5700Hz(-1db), 6900Hz(-60db)
(-1dbというところに注目してください)
(違うフィルタが入っている場合もあります)