シャーロック・ホームズの名言集

 シャーロック・ホームズの名言集です。覚えて自分で使うのは、やめましょう。
ただの「かっこつけ野郎」になってしまいますよ。


事件発生!
アベイ農場 「さあ、ワトスン!…獲物が飛び出したぜ。お喋りは無用!着物を着てすぐに出発だ!」
アベイ農場 「われわれはまだウォータールーで勝つまでにはなっていないが、これはぼくらのマレンゴだよ、敗地に始まり、勝利に終わるというわけだ」

ワトスン先生、あなたが犯人だったんですね!
まだらの紐 「医者が悪事に手を染めると最悪の犯罪者になる。いずれも人並み以上の度胸と知識を備えた連中だからね」

人生は一劇場。劇中さらに劇あり
瀕死の探偵 「最高の演技というのは、役になりきることなのだ」

人生と運命
覆面の下宿人 「運命という奴は本当にわけが分かりません。これから先何か良いことがない分には、人生なんて悪い冗談ですよ」
花婿失踪事件 「人生というのは、人間が頭の中で考えるどんなことよりも、はるかに不思議なものだね」
ウィステリア荘 「人生は平凡で陳腐だ。新聞は空疎だし、犯罪社会には豪胆な熱も夢も、永遠にあとを断ったのかねえ」

事件の性質について
赤毛連盟 「概して、事件の外見が奇怪に見えれば見えるほど、その本質は単純なものだ。平凡な顔ほど見わけがつきにくいように、ありふれた特徴のない犯罪ほど、本当はやっかいなんだよ」

ここに謹んで哀悼の意を表します
ノーウッドの建築業者 「今は亡きモリアーティ教授の死以来、ロンドンは奇妙なほど退屈な都市になったな」

観察力
ぶな屋敷 「ねえ、ワトスン君、きみは医者として、子供の性質をつかむためにまず両親のほうを調べてみるということは、いつもやっていることだろう。だったら、その逆も同様に有効だとは思わないかい?」
花婿失踪事件 「だが全体の印象にとらわれずに、細かい点に注意を集中したまえ。ぼくは女性を見るときまず袖口に注意する。男ならズボンの膝のほうがいいがね。」
白面の兵士 「ただぼくは自分の見るものによく注意するよう修練を積んでいるというだけの話です」
花婿失踪事件 「私は以前から、細かなことこと何よりも重要なのだということばを格言にしています」
花婿失踪事件 「不思議なものでして、タイプライターは筆跡と同じように、ひとつひとつはっきりとした癖を持っています。まったくの新品でない限り、二台の機械が同じ文字を打つことはありません」

謙虚に反省
ブラック・ピーター 「誰だって経験から学ぶものなんだ。今度の事件で君が得た教訓は、常に別の可能性というものを忘れてはいけない、ということだね」
黄色い顔 「ぼくが自分の能力を少々過信したり、事件のために当然の努力を惜しんでいるように思えることがあったら、ぼくの耳許で『ノーバリー』とささやいてくれたまえ。いくらでも恩に着るよ」
五つのオレンジの種 「失敗は四度ありました−三度は男に、一度は女にだし抜かれましたよ」

探偵術
ライゲイトの地主 「探偵術において最も重要なのは、数多くの事実の中から、どれが付随的な事柄でどれが重大な事柄なのかを見分ける能力です。これができないと、精力と注意力は浪費されるばかりで、集中させることができません」
四つの署名 「ぼくは当てずっぽうは決してやらない。あれは癖になると大変だ、推理力がだめになってしまうからね」
ライゲイトの地主 「しかしぼくの場合、まったく先入観を持たず、事実の示すまま素直に進んでゆきます」
緋色の研究 「そもそも探偵学の分野で、この足跡鑑定の技術ほど重要でしかも無視されているものはない」

事実とは?
緑柱石の宝冠 ぼくは以前からひとつの信条を持っています。完全にありえないことを取り除けば、残ったものは、いかにありそうにないことでも、事実に間違いないということです」
ボスコム谷の謎 「明白な事実ほど誤解を招きやすいものはないよ」
ブルース・パーティントン型設計図 「ほかのあらゆる可能性がダメだとなったら、どんなに起こりそうもないことでも残ったものが真実だ、という例の昔からの公理を思い出す必要がある」
白面の兵士 「不可能なことがらを消去していくと、よしんばいかにあり得そうになくても、残ったものこそが真実である、とそう仮定するところから推理は出発します」

実はホームズは...
ブルース・パーティントン型設計図 「ぼくが犯罪者でなくてロンドン市民は本当に幸せだよ」
チャールズ・オーガスタス・ミルバートン 「君になら言ってもよかろうと思うが、ぼくは自分がすばらしい犯罪者になれたのではないかとずっと考えてきたのだ」
退職した絵具屋 「押し込みは、もしぼくがその気になっていたら、探偵の代わりにこちらを職業にしていたにちがいなく…」

種明かしは慎重に
ライゲイトの地主 「私はいつも、友人のワトスンに対しても、また知的な興味を抱く人には誰に対しても、私のやり方を残らず説明することにしているんです」
株式仲買人 「どうもぼくは種明かしをしすぎるきらいがあるようだ。理由を省いて結果だけを披露するほうが、はるかに強い感銘を与えるものだからね」
踊る人形 「その一つ一つがその前の推理に基づいていて、しかも一つ一つは単純といった推理を一つながり築くことは、さして難しいことじゃない。しかる後に、もし中間の推理をことごとく消し去って、お客にはただ出発点と結論だけを示すとすると、いささか安っぽくはあるが、ともかく相手をびっくりさせる効果は十分だ」

ホームズの報酬
ノーウッドの建築業者 「ぼくにとっては、仕事そのものが報酬なんだからね」

ホームズは裁判所?
四つの署名 「探偵に関しては、ぼくのところが最終で最高の上告裁判所みたいなものだ」
五つのオレンジの種 「私は最終上告裁判所なのです」

仕事について
独身貴族 「ぼくには事件の興味が第一で、依頼人の身分などさしたる問題じゃないんだ」

ワトスンについて
ボヘミアの醜聞 「ぼくのボズウェルがいてくれないと、お手上げだからね」
唇のねじれた男 「ワトスン、きみは沈黙というすばらしい天分をもっているね。だからこそ、きみは相棒としてまことに貴重な存在なのだよ」

未分類
赤い輪 「教育に終わりなしさ、ワトスン。勉強また勉強でね、おしまいに最大の勉強が来る」
海軍条約 「あなたのこんどの事件の一番の難点は、証拠がありすぎるってことでした。そのため、最も肝心なことが、どうでもいいことの陰にかくれてしまったのです」
恐怖の谷 「人間の頭で説明のつかないような出来事がいくつも重なりあうなんてことはありえないはずなのだ」
ギリシア語通訳 「ワトスン君、ぼくは謙遜を美徳の一つと教えるのは反対なんだよ」
三人の学生 「ワトスン、どうやらきみの物語には向いていないようだ−問題は精神上のことで肉体には無縁のようだからね」
ショスコム・オールド・プレイス 「こいつはあれが自分の御主人だと思っていたんだが、実は見知らぬ人間だったことを知ったんだ。犬が間違うことはないね」
スリークオーターの失踪 「ぼくの専門は社会のさまざまな所とかかわるのですが、まあそれでこそ幸いというべきか、英国一健全健康なアマチュア・スポーツの世界とだけは縁がないようですね」
ソア橋事件 「世間の人をすべて金で買収して自分たちの罪科を大目に見させようとしても、そうそう思い通りにはならないことを、あなた方金持ちは叩き込まれるべきですな」
第二のしみ 「私たちにも外交上の必要というものはありますので」
緋色の研究 「偉大なる精神に小事なし」
ぶな屋敷 「ワトスン、これは経験にもとづいて確信しているのだが、ロンドンのどんなにいかがわしい薄汚れた裏町よりも、むしろ、のどかで美しい田園のほうが、はるかに恐ろしい罪悪を産み出しているのだよ」
ブルース・パーティントン型設計図 「ぼくはゲームのためのゲームをしているんだよ」
ボスコム谷の謎 「不当な処刑を受けた人間はいっぱいいるさ」
ボヘミアの醜聞 「馬丁仲間のあいだでは驚くほど同情感と仲間意識が強いから、彼らの社会に入り込めば、知りたいことはなんでも聞き出せるんだ」
マザリンの宝石 「腹がすいている時の方が頭の回転がよくなるからさ…ぼくは頭脳なのだよ、ワトスン。残りの部分はただのつけたしだ」
六つのナポレオン 「ワトスン、新聞というものは使い方さえ心得ていれば、実に貴重な制度だねえ」
ライオンのたてがみ 「私の頭は言わばごたごたした収納部屋みたいなもので、ありとあらゆる荷物がその中に収蔵されている−あんまりにもたくさん詰めこんであるので、何を入れたかぼんやりとしか思い出せないことになっても無理はない」
レディ・フランセス・カーファックスの失踪 「何が危険な人種だと言って…友達もなく、あちこち流れ歩いていく女性なんかその最たるものだ。本人は実に害のない、それどころかとても役に立つ人間であるのに、しかし他人の側からの犯罪を誘発しないではすまないのだよ…狐の世界に迷いこんだひな鳥だね」

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