盲聾者のこと

盲聾者とはくんと同じ視聴覚に障害を持つ人です。

2月21日 静岡市社会福祉センターで「静岡盲聾者友の会」交流会がありました。全盲・全聾・盲聾とさまざまな方が来ていました。

みなさん、盲聾者とのコミュニケーションってどうやるか想像できますか?会場に着くまでの道のりでくんも考えてしまいました。多分、点字しかないんだろうなあ。って!手話は私にも見えません。会話は相手の顔しか視野に入らないから。 指文字?なら触って読む事ができるのかな?自分の伝えたい事はどうやって話すんだろう?中途聾なら話せるけど先天聾の場合、話すのは無理だろうし。。 いろんな答えが頭をかけめぐります。私の挨拶も判るだろうか?名刺(持ってないけど)も点字のものがいるかな?とか・・・。(^^;)

そうこうしてる内に会場に着いてしまいました。見かけと違って小心者(^^;)のくんの心臓はドキドキ・・・。事前に連絡してあったので、事務局の方が挨拶してくれました。この方は健常者。ちょっとホッとしてしまいました。
隣に座ってる女性(会長さん)は全盲との事。片方の耳だけかろうじて少しは聞こえるとの事。 耳の近くで挨拶しました。一つ一つ区切って話す私の言葉に対して「トントン」と手の甲に合図してくれます。あっ聞こえてる!やっぱり挨拶や合図は必要なんだなあって今更ながら思ってしまったくんでした。

予定よりも遅れて開会。全聾の男性は手話で話を聞いています。全盲聾の女性はなんと触手話でした。触手話って私は初めて知ったんですが、手話をしてくれる通訳の手をずっと触ってるんです。手話は見た事がある人が多いと思いますが、動きは大きい。その手をずっと触ってるのですから、通訳さんも腱鞘炎にならないのかなあと思ってしまいました。機会があればそこらへんの苦労話も聞いてみます。
触手話は時折、手に直接文字を書く事も交えてやっています。これは私の想像なんですが、TVや映画館でいう「副音声」かな?実際の話に開設を加えて伝えるのではないかと思います。「今、○○さんが発言しています」とか・・・。

通訳さんはそれぞれ、二人ついて交代で通訳していました。
う・・ん。疲れるんだろうな?

先ほどの会長さんの横には全盲の男性が点字タイプライタを使って通訳しています。時折、健常者の方も交代して通訳。それにしても、点字タイプライタを打つ方も、読む会長さんも早い!健常者が本を読むのと変わらないです。何より、長い会話の内容が頭に入っているのが不思議!くんは自慢じゃないですが、長い会話は絶対に頭に残りません(-_-;)。入ってくる分どっかへ抜けてっちゃう(-_-;)

そうそう!指点字を忘れちゃいけません!先ほどの点字タイプライタは便利ですが、あっという間に1本のテープが終わってしまいます。点字の紙は厚めなので、あるようでないんですね。交流会の間に何本ものテープが終わってしまいました。 そこで、指点字です。これは相手の手の上に自分の指を重ねて点字タイプライタと 同じ様に相手の指に打つのです。これなら、もったいなくないですよね。「ちょっと席をはずします」とか「○○さんと交代します」とか言う簡単な会話なら指点字がいいようです。

そうしてあちこちキョロキョロしてる内に交流会も終わり。

健常者の会話に比べ何倍もの時間はかかっても、会話する事はできるんですね。 ただ、その為には少なくても家族がその人にあったコミ手段を会得しなければなりませんが。。そして、こういう人もいるんだと知ってもらう事。通訳介助者が少しでも多くなって介助を必要とした時にいつでも対応できる世の中になって欲しいなって思いました。みなさんにもできる事です。

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