会報2005年 10月号(198号)より
兵庫県 アリス(ラブラドール)
 皆さん。初めまして、こんにちは。
ゴールデンのハリーくんからバトンを受け取った黒ラブのアリスです。今日は私と私の家族についてお話ししたいと思います。
 私の家族は、出張が多く毎日帰りの遅いパパと、いつもたくさんの散歩に行ってくれるママと、
クラブで忙しい12歳のお姉ちゃんと、すごくやさしくてよく遊んでくれる9歳のお姉ちゃんと、
いつも私に困った事ばかりしてくる4歳の妹と、私
(7歳)の6人家族です。
私がどうして家族の一員になったかというと・・・・
私がまだペットショップにいた頃、このお家にはチロ(マルチーズ)というおじいちゃんとチッチ
(トイプードル)という、先輩犬がいました。
パパもママも、私がお家に来る5ヶ月前にチッチを心臓病で亡くしたばかりで、とても新しいワンコを迎える気持ちにはならなかった様です。
でも、チロのおやつを買いに行ったペットショップに、かなり大きくなった私
(生後5ヶ月)がいて、パパとママはとても気になったそうです。
この時ペットショップには、私達ラブラドールが3頭いました。
その中で、私は一番のやせっぽちで、手足がやたら長く、見るからにひよわな体つきでした。
(生後5ヶ月で9kgしかなかったの!)


そんな私達を見かねてパパとママは話し合いをし、一頭を家族の一員にするために、お店に出直して来たのです。
ママの意見で一番丈夫そうに見えたイエローの子犬に決まり支払いをしようとした時、パパが「待って、やっぱりこの子にしよう!」と私を選んでくれました。

実は、私がCMのチワワのくうちゃんの様なウルウルした
目で必死に見つめていたので、パパの心を揺れ動かした
のです。
そんなこんなで私は家族の一員になることが出来たのです。

                                                                                   
                                      アリス(生後5ヶ月)とお姉ちゃんたち    
けれど、家に着いたとたん私は、うれしくて うれしくて、(だって今までガラスケージの外に出たことがなかったんだもん!) 家の中を走り回り、チロおじいちゃんを追いかけたり、目に付くもの何にでも噛み付く
噛み付く・・・・・。

わんこには慣れているはずのお姉ちゃん達も、ダイニングテーブルの上に登ったまま降りてきません!
私の遊びはエスカレートし、お風呂のシャワーのホースを噛みちぎったり、かたーい洗面台に意味も無くかじりついたり、部屋中をうんちだらけにしたり、ハウス(丸型のベッド)で静かに寝ているチロおじいちゃんの上に飛び乗ってみたり、毎日が楽しくて楽しくて!
そのうちにママは、家を全く留守にすることができなくなり、少しノイローゼ気味に。
本気で私を手放すために里親さんを探そうとしていたそうです。

『ママ、あの時はいたずらが過ぎて、ごめんなさい
そんな毎日を過ごしながら(ママは我慢をしながら)一年が過ぎ、私も少しずつだけど、遊んでいいものと悪いものとの区別がつくようになりました。
この頃からママは私の名前を優しく呼んでくれるようになりました❤

それからの私は、
『家族のために何かをしなくちゃ。』と思うようになり、
ママのお腹に赤ちゃんがいる時は、階段の上り下りにママが転ばない様に、、ママの支え(手すり代わり)になったり、赤ちゃんが生まれてからは、そばに体の暖かい私が添い寝したり、上の二人のお姉ちゃん達の遊び相手になったり、パパの枕になったり、離乳食を食べだした妹の顔や落とした食べ物をなめてお掃除したり・・・・・・・。
「アリス、ありがとう!」
と言われることが多くなり、それを言われることが私も大好きになりました♪


私の朝のお散歩はパパや2番目のお姉ちゃんで、
公園でフリスビーをして遊びます。でも少し時間が短いの・・・・・。
その代わり夕方のお散歩はママだから、何時間も近くの河原で遊ばせてもらえます。
沢山のわんこが集まる場所があり、毎日遊ぶお友達も沢山います。
子犬の頃はいろんな子とお相撲をとったり、鬼ごっこをしたりして遊びました。

わん3のお仲間のカレンちゃん(ヨーキー)もご近所なので子犬の頃からのお友達です。

私が5歳6ヶ月になった時、後ろ足の付け根にある小さなイボを、ママが見つけました。
病院へ行き細胞検査の結果、【肥満細胞腫】という怖い病気に。すぐに手術となりました。5ミリほどのイボの周りを何センチにも渡って悪いものが残らない様に切り、そこを縫い合わせました。

私はなんのことだかさっぱりわからずにいたけど、パパとママは転移再発をくり返しやすい病気ということを知り、ご飯を食べれらないほどショックを受けていました。
そんなパパとママをこれ以上悲しませない様にしようと、私は『絶対に治ってやる!』と心に誓いそれが神様に通じたのか、8月29日で7歳になった今でも元気一杯です。
これからも、パパとママが心配しないようにできるだけ病気をしないで
年を経っていこうと思います。
だからパパとママ、安心してね。

パパ・ママ・お姉ちゃん達、これからもずっとたくさんお散歩に行ってネ。
たくさんボールやフリスビーで遊んでね。
いろんな所に旅行にも行きたいな~。
お姉ちゃん達、リンゴや梨を一緒にシャリシャリと食べようね。
ママ、一緒にお昼しようネ。
小さな妹には、私の頭にカチューシャさせてあげるね。
私の背中に乗ってもいいよ。
あ~、たくさんしたいことがあるけれど、本当のお願いはひとつなんだ。
それは
家族と、いっつも一緒にいたいだけなの。
私にはそれが一番幸せ!


これからも家族と一緒に過ごせる時間を大切にしたいです。
わん3の皆さん、これからもよろしくね❤

 (記・アリスママ)

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