保健室の先生(養護教諭)への道



ここでは、最近になって、よくご質問メールやご質問のカキコをいただく、「保健室の先生」になる方法などを取り上げていきたいと思います。
もし、興味のわいた方、保健室の先生(以下養護教諭)を目指してみたい方は、参考までにご覧下さい。


赤丸STEP1 〜高卒の資格を得る。〜
大検を合格する、または高校を卒業して、高卒の資格を得ます。


STEP2 〜養護教諭の資格を取得できる、養成機関に入学する。〜
これには、実に色々なルートがあります。わたくしの知っている範囲で述べさせて下さい。

・国立大学の教育学部・養護教諭養成過程を卒業する
(修行年数:4年 北海道教育大旭川校、札幌校、弘前大、茨城大、千葉大、岡山大、愛知教育大、大坂教育大など)

私立の栄養士養成系の学部で、養護教諭に必要な単位を追加して履修し、卒業と同時に養護教諭の資格を得る
(修行年数:4年 女子栄養大、宮城学院女子大 その他)

・看護婦養成機関で、正看護婦免許を取得後、保健婦学校で学び卒業すると、保健婦免許と同時に養護教諭免許も得られます。

・看護婦養成機関で、正看護婦免許を取得後、山形大学などの教育学部の「別科」(修行年  数1年)を卒業すると、養護教諭免許が取得出来ます。
 別科では、教育学の講義や、教育実習などを履修するようです。(修行年数は看護学校・看護大学の修行年数プラス、別科では1年)
 
私立の短大で、養護教諭免許を得られる所があります。
(修行年数:2年 北海道女子短期大学、國學院短大(栃木) その他)

・その他に、琉球大学医学部保健学科でも、養護教諭免許が取得できます。


STEP3 〜 教員採用試験に臨む 〜
めでたく養護教諭免許を取得したら、(あるいは取得見込みということで、卒業学年次からでも可)各地方自治体で、毎年7月に実施している「教員採用候補者選考試験」(通称、教採)に挑みます。

試験は1次と2次があり、1次の合格者のみが2次試験へ進めます。
(北海道のみは1次さえ受験していれば希望者は全員2次もうけられます)←訂正!!現在は、北海道も1次に合格しなければ、2次は受験できなくなりました。

募集と試験は、各県ごとに実施しますが、試験日は大抵、関東でしたら関東の全県は
同じ日に行うようです。地方ごとに統一しているとのことです。
 
☆1次試験について
 99年夏の日程は(わたくしの知る限りでは。関西以西の日程はチェックしてませんでした)
・7月第一週:北海道 
・  第二週:関東
・  第三週:中部
・  第四週:東北

 試験内容は、問題こそ違え、形式は似通っています。
 
・筆記試験
 専門(医学・看護学・養護教諭の職務と法規)、
 教職教養(教育法規など)、一般教養)
・面接(集団が多い)


☆2次試験について
 毎年、8月下旬から9月に実施しているようです。2次は自治体によって違いますが、教員採用試験対策の本などによりますと、、、
・面接(個人)
・集団討議
・作文
・性格検査
・模擬授業(保健指導の内容です。)

 試験については、こんなものです。
 で、合格倍率は7〜15倍といったところでしょうか。受験する自治体にもよります。
 


STEP3 そのA 〜私立学校や、大学の採用試験を受ける 〜
私立学校や大学の養護教諭の募集をチェックして、受験するという方法もあります。
筆者自身は、公立学校の採用試験しか受けていないので、こちらの分野はまるでわかりません。(申し訳ありません...)
養護教諭養成機関(大学・短大など)に、募集の案内などが来て、希望者は応募するという形のようです。


STEP4 〜実際に現場で働く 〜
無事、教員採用試験に合格すれば、次の年度はじめから正式採用になります。
養護教諭は、一般の先生(教諭)と違って、校種の別なく配属になります。
(希望を聞かれることもあるようですが)
つまり、小学校・中学校・高校・養護学校のうちのどこへでも配属になる可能性があるということです。
色々な子ども達や先生達との、さまざまな出会いが待っています。不安でもあり、大きな楽しみでもあることです。

教員採用試験に合格できなかった場合は、産休代替・病休代替などの講師を務めながら、毎年試験を受け続けるという方法もあります、
筆者自身も2年間、講師として勤務していました。
講師として働くには、自治体にもよりますが大抵は採用試験を受け終わった後に登録の案内をもらえるはずです。
県の広報などにも、募集案内は載ります。判らないときは、県の教育事務所・学事課または
教職員課に問い合わせてみると良いと思います。

講師として働く口はあるのか、という問題ですが
これも自治体によって大きく違うようです。
養護教諭を養成する機関が多い県は、厳しいようです。

難関といわれる教員採用試験は、突破できない人の方がはるかに多いのが現実です。
でも、絶対にこの仕事を一生やっていきたい、という強い意志と大きな志のある人は、何度でも試験にトライする価値があります。
事実、最近では、教員の世界は現役で合格して採用になった先生ばかりではありません。
講師を5年以上続けながら試験に合格、正式デビューは遅くても、今では尊敬できる素敵な先生として活躍されている方も、大勢いらっしゃいます。
養護教諭または、教諭を志している方は、ぜひともチャレンジしてみて下さい。


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