その昔
CIC・ビクターが廉価版ビデオをリリースした頃
まだ1本\3800もした頃だから
89年ぐらいのオハナシ
確かCICが始めて「購入するビデオ」を販売したんだと思う
いろんな媒体に広告を打っておりました
そのなかで、管理人の肝を冷やしたのが「ゾンビ」でしたね
もうパッケージだけで震えあがったもんでしたよ
結局、当時はそれを見ることはなく
大学に入ってからビデオで見ました
そこでこの監督について知ったわけです
ジョージ・A・ロメロ
ゾンビ映画の金字塔「Night Of The Living Dead」(1967)でデビュー
あらすじは簡単
ゾンビの群れが墓参りに来た若者を襲い、
彼らは空家に立てこもってゾンビと戦う
単純ながらドラマがしっかり練られており、
モノクロ版じゃなくカラーで見ればよかったなとちと後悔
そして「Dawn Of The Dead (ゾンビ)」(1978)である
近未来、地上はゾンビで埋め尽くされ
その勢いは止まることを知らなかった
絶望した警官2人とテレビ局のスタッフ2人がヘリで逃げます
ショッピングモールにたどり着き、
しばらくの間は平和に暮らすも
ゾンビの群れが押し寄せ、
さらに更生しないバイカー連中もまじえての戦い
そして7年後、
「Day Of The Dead (死霊のえじき)」(1985)で完結
これは凄いぞ
地球上で人間はもう10人ほどしか残っておらず
軍事基地でひっそりと暮らしつつも
ゾンビに関する研究や
生存者の捜索を続ける軍人と研究者、そして民間人
ふとしたことから基地内の秩序が破れ
軍人対それ以外の溝が深まります
結果、ゾンビに腕を食われた兵士(アラブ系で他の軍人から差別されてた)が、
その状況に絶望して
自ら基地のゲートを開けて
ゾンビを招き入れます
狂ったり自己中になったりと
人間の醜態が赤裸々に描かれてました
彼の作品って
単なるホラーじゃないんですよね
私は人間ドラマだと受けとめております
さすがに「死霊のえじき」はスプラッターと言えるだろうけど
でもドラマがちゃんとしてるおかげで
後味も悪くありません
1作目に関してはあまり言うことありません
どうもモノクロ映画ってピンとこなくて
あまり印象に残ってないんす
しかも英語版で見たからね
モノラル録音のおかげで
セリフがこもったような感じで聞き取りにくかった
でも主役の黒人青年の男気は感じましたよ
公民権運動真っ盛りの当時
黒人を主役にもってくる白人の監督
そういった意味からも尊敬できます
2作目の「ゾンビ」
これがなかなか怖かった
ほら、石坂浩二の金田一耕介モノで
ウソくさい血糊が逆に怖かったりするでしょ?
あれと一緒
メーキャップ技術も発展途上だったから
はっきり言ってちゃっちいんだけど、
でもなぜか怖かった
マイナーな俳優で撮影されたからかもしらんけど、
音楽といい、景色といい、
そして劇中に漂うどうしようもない絶望感
なんか妙に怖かったっす
4人のうち、生き残るのは2人だけ
白人警官はゾンビ狩りを繰り返すうちに
徐々に興奮して
些細なミスで腕を食われる
彼がゾンビに変化するのをみる3人
打つ手はナシです
ゾンビになった彼を撃ち殺さざるを得なかった黒人警官の哀愁に涙、です
テレビ局のスタッフ2人(♂♀)はできてまして
彼女が妊娠するんですよ、この状況で
ショッピングモールから出ることのできない中
2人の痴話喧嘩もエスカレートしていきます
結局、♂の方がゾンビに食われてしまい、
黒人警官と彼女だけがヘリで脱出しました
ラストのセリフ、泣かせます
「どこまで行くの?」
「わかんねえ」
「燃料、あまりないわよ」
「飛べるとこまで飛ぶさ」
狂ったバイカー集団がショッピングモールに略奪に来なかったら
彼らは安心して生活できたでしょうに
バイカーと共に侵入してきたゾンビの大群よりも
一番怖かったのはバイカー達だったんじゃないんでしょうか
人間のエゴって怖いんですな
「死霊のえじき」
いや、これポスターが怖かった
白い壁から無数に突き出る手・手・手…
これこそ救いようがありません
ヘリに乗ってる2人の民間人と1人の研究者、そしてアラブ系の軍人
人影のない町に着陸して
マイクで呼びかけます
生存者を探すためにね
ところが呼びかけに答えたのは
大量のゾンビ君達だったのでした
基地に戻ると、
人権派の大佐が亡くなっており、
後釜に座った大尉(?)が権力をふりかざしておりました
彼の考えでは
無駄な研究をする研究者達が邪魔でしょうがない、と
食料も限りがあります
ゾンビを飼いならす研究をしてた博士と大尉は激しく対立します
博士は1匹のゾンビを飼いならすことに成功しており
博士の言うことをきちんと聞いてました
(かわいいんだこれが)
研究の為に必要なゾンビを調達すべく、
軍人さん達はゾンビ狩りに行きます
そこで、アラブ系兵士のミスで1人が死亡
これに切れた大尉と彼を庇う研究者達
大きな対立です
さらに大尉
博士の研究室でとんでもないものを発見しました
この博士、
ゾンビに亡くなった兵士の肉を与えてたのです
そりゃ切れるわな
博士、無残にもブチ殺されます
兵士達はさらにもう1人の研究者も射殺
残った1人の研究者と2人の民間人を
基地の外へと追い出しました
それと平行して、
絶望したアラブ系兵士は
基地のゲートを開けて
自分も食われつつゾンビを基地内へ導きました
自分勝手な兵士達は
1人、また1人と食われていきます
結局、追い出された3人は
ヘリコプターに乗って脱出します
美しい無人島へね
ビーチで休む研究者と釣りをする民間人
残った3人でなんとかやっていくんでしょう
おおまかなあらすじを書きましたが
なんせ記憶に頼ったから、
年代などにミスがあるかも
その際はご指摘ください
こんな文章を書くから、
映画オタクだとかって思われるんだろうな…