卒業

 タンザニアでは、Oレベルの場合1月に学年始め、12月に学年終了に対して、Aレベルでは7月に学年始め、翌年の6月に学年終了となります。そういうわけで、4年生の卒業式は10月下旬、国家試験は11月上旬に行われるのに対し、6年生の卒業式は4月下旬、国家試験は5月上旬に行われます。(各学校によって卒業式の日程は違うものの、大体は上記の時期に行われる。)

 ムソマセカンダリースクールの6年生も、去る4月30日にたくましく巣立っていきました。


在校生の歌から始まり、校長のあいさつ、在校生の演劇と続き、卒業生たちの歌と踊りで、式はホットなものへと進行していく。

 しかし、卒業生代表がこの1年間の出来事を語ると、会場には感慨深い空気が流れた。


「仮の」卒業証書を校長先生から授与される卒業生


 国家試験が終わって晴れて卒業


熱い1日は終わらない!

 式が終わって一休み…、なんて言ってられない!!こんなめでたい日には、もちろんダンスッ!ダンス、ダンス、ダンス。とにかくみんな踊りが好き。音楽さえかかってれば、老若男女問わずに踊り出す。

「先生いらっしゃい!」

「こっちこっち!一緒に踊ろう!!」

「写真撮ってよ!」

 卒業生もこの日ばかりは勉強よりもダンスでした。熱い夜は冷めることなく続くのでした…


 卒業生たちはよく勉強してたくましく卒業していきましたが、進学するにせよ職を見つけるにせよ、多くの困難が待ち受けてます。大学進学の資格を獲得したとしても経済的に悩む人がたくさんいるでしょう。就職を試みても、高等教育を受けたのに見合うだけの仕事が見つかるでしょうか。

 実は卒業式の前に彼らは、そういった社会の厳しさを先輩たちの体験談をもって聞かされていたのです。私たちが想像する以上に、この国の状況は厳しいです。ですが、それを承知であれだけの笑顔をもって踊りに興じられるところに、彼らの強さを感じられずにはいられません。



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