ピンクトー飼育実験の経過


設定条件:

出のう後未脱皮のペルビアンピンクトー(Avicularia avicularia) を、以下の条件別の飼育ケージに分け、生育経過を見る。実験開始 11/12。個体はすべて同一の親(大阪の小原氏所有のオスと北海道の 秋山氏所有のメスの間にできた同一卵のうより孵化)。

「保温」は、常時26度前後にエアコンで暖房された室温条件。「高温」はヒヨコ電球でさらに加温した容器内に置き、常時30度。「低温」は、暖房しない室内で、20度前後。
条件A〜Iは、浅いデリカップに単頭飼い。多頭は八頭ずつ、@は浅いデリカップ、Aは大プラケに収容。いずれも薄くバミキュライトをひき、「保湿」条件の場合は、給餌時に霧吹き。「絶水」条件では、月約一回のみ霧吹き。コオロギは食べずに死んだ場合は、その数だけ再補給。



1月8日現在の観察:

★ポイント1

死亡個体は、E(低温乾燥)2頭、H(保温絶水飢餓)2頭、I(低温絶水飢餓)2頭。とくにE-1は、コオロギに食べられた跡があり、食い殺されたか死後食われたかは不明だが、コオロギによる幼体攻撃がありうることを示唆した。 保湿条件では飢餓状態でも死亡個体は出ていない(G)。一番危険なのは乾燥であることが示唆される。
同条件で生き残った個体については、コントロールA条件の個体とさほどちがわぬサイズ(体長=BL9_内外、レッグスパン=LS23_内外)になったものもいる(I-1など)これに関しては、脱皮後の比較をしなければ結論的なことは言えない。

★ポイント2

脱皮は、B(高温保湿)で3頭全員(12/13がはじめての個体、B-1がBL10_LS26_)、F(保温保湿増量給餌、F-3がBL10_LS30_)で1頭(1/8)、複@(複数飼いデリカップ保温保湿、BL10_LS27_)で1頭(1/8)。
脱皮の間隔を頻繁にするのに高温条件がプラスの影響、脱皮後の成長度は給餌量が効いてくる、という傾向が予想される。


飼育実験の経過は適宜報告していきます。

実験中に命を落としたピンクトーの尊い犠牲に経緯を表し黙祷。



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