
出のう後未脱皮のペルビアンピンクトー(Avicularia avicularia) を、以下の条件別の飼育ケージに分け、生育経過を見る。実験開始 11/12。個体はすべて同一の親(大阪の小原氏所有のオスと北海道の 秋山氏所有のメスの間にできた同一卵のうより孵化)。
| 条件A | 保温保湿 | 標準給餌(週に約2回SSコオロギ1頭) | 条件B | 高温保湿 | 標準給餌 | 条件C | 低温保湿 | 標準給餌 | 条件D | 保温絶水 | 標準給餌 | 条件E | 低温保湿 | 標準給餌 | 条件F | 保温保湿 | 増量給餌(週に約2回SSコオロギ2頭ずつ) | 条件G | 保温保湿 | 飢餓(月に約1回SSコオロギ1頭) | 条件H | 保温絶水 | 飢餓 | 条件I | 低温絶水 | 飢餓 | 多頭@ | 保温保湿 | 標準給餌(週に約2回SSコオロギ頭数分) | 多頭A | 保温保湿大容器 | 標準給餌(週に約2回SSコオロギ頭数分) |
死亡個体は、E(低温乾燥)2頭、H(保温絶水飢餓)2頭、I(低温絶水飢餓)2頭。とくにE-1は、コオロギに食べられた跡があり、食い殺されたか死後食われたかは不明だが、コオロギによる幼体攻撃がありうることを示唆した。 保湿条件では飢餓状態でも死亡個体は出ていない(G)。一番危険なのは乾燥であることが示唆される。
同条件で生き残った個体については、コントロールA条件の個体とさほどちがわぬサイズ(体長=BL9_内外、レッグスパン=LS23_内外)になったものもいる(I-1など)これに関しては、脱皮後の比較をしなければ結論的なことは言えない。
★ポイント2
脱皮は、B(高温保湿)で3頭全員(12/13がはじめての個体、B-1がBL10_LS26_)、F(保温保湿増量給餌、F-3がBL10_LS30_)で1頭(1/8)、複@(複数飼いデリカップ保温保湿、BL10_LS27_)で1頭(1/8)。
脱皮の間隔を頻繁にするのに高温条件がプラスの影響、脱皮後の成長度は給餌量が効いてくる、という傾向が予想される。
飼育実験の経過は適宜報告していきます。
| 実験中に命を落としたピンクトーの尊い犠牲に経緯を表し黙祷。 |