
・クロイロコウガイビル(Bipalium fuscatum)
環形動物のヒルではなく、扁形動物の陸棲プラナリア。99年3月、荒川河川敷で木の板の したの芝生上の根の中に、クロイロコウガイビルを数頭発見。三頭採ったはずが、 飼育ケース内で四頭に増えた。で、一頭は頭無しの分裂個体(右)。陸棲貝類 (ナメクジ、カタツムリ) を与えてみたところ、 ナメクジの表面を溶かして吸い取ったり、殻を残して カタツムリの中身を吸い取ったりしている。最大サイズのが分裂前、約5センチ。 そして驚くべきことにこの黒奴は、 粘液の糸を伝わって空中を降下するという離れ業をやってのけるらしい。この異様な謎の生物「Kou-Gai-Biru」をKGBと呼んで、こよなく愛する集団が 実はあった。その名も、「KGB友の会」(笑)。衝撃のホームページは、 こちら。みるかし姫もさっそく会員に。
・オオミスジコウガイビル(Bipalium nobile)
・クロスジコウガイビル(?)(Bipalium fuscolineatum)
さて、続いて同3月、有栖川親王記念公園のゴミ箱の裏で採ったのが、世界最大の 陸棲プラナリア、オオミスジコウガイビル(左)。うにょうにょと木の板の裏に丸まって いたが、伸びると体長35センチあった。4センチ程のこぶりなものも採ったが、 こいつにミミズを捕食させると、体の色が山吹色からミミズ色にかわった。クロスジ(?)は、埼玉県高麗郷巾着田で木の板の裏からとったもの。背面に一本 だけ黒線。(中央、右:上に写っているは、同じ場所に居たコウラナメクジ)
・アカシマサシガメ(上段左)
・ジュウジ(?)ナガカメムシ(上段中:ただし、緑色の個体は、アカスジキンカメムシの生体の死骸)
・アカスジキンカメムシ幼体色(上段右)
・シロモンオオサシガメ(下段左)
・ヨコヅナサシガメ(下段中)
・ヨツボシテントウダマシ(甲虫の一種:下段右)
アカシマとナガカメムシ、テントウダマシは、荒川河川敷にて越冬群集から捕獲(99年3月)。 ヨコヅナサシガメは動物堂から、 アカスジキンカメムシ、シロモンオオサシガメは、カメムシの 寄生蜂を研究しておられる大阪のYellowtailさんからいただいた。99年3月末、ナガカメムシが産んだ卵が孵化、明るい赤色の幼体が産まれた。
白い方は、アメリカ産。紫のほうが東南アジア産。パウパウアクアガーデン で購入
5億年前から姿を変えていない生きた化石。三葉虫をほうふつとさせる体型。 おちついていると、ずるずると砂に潜って姿を消すが(左)、泳ぎ出すとすぐ ひっくり返ってなかなか起き上がれない(中)。脚はやはり、カニかクモ、 という風貌。系統的にはクモに最も近い、鋏角類。これらは幼体で甲長3、4 センチだが、 東南アジア産は成長すると甲長30cm、尾をいれて60cmくらいに なる。白のほうは、買ったときから鰓に傷があり、長生きせずに死んでしまった。
京都のディナシェルトでみつけた大型甲虫。第一脚の太さに注目。
とりあえず餌にコオロギの死骸やドッグフード、リクガメの糞などをやってみた
ところ、どれもかじったようです。(^^;
しかし、
このページによると、現地では象の糞、転がしてるとか。
まさか、フンコロガシのために象飼うわけにもいかないし。(笑)
・アフリカマイマイ
香港にて1997年12月採集・「ラオス産オオダンゴムシ」とおもいきや。。。
殻の高さ8センチの大型。野菜をばりばり食べます。
夜な夜な多きな音をたててプラケの蓋をかじったりしています。後日、日本帰国のため、香港で自然に帰りました。(日本への輸入は、「害獣」 として植物検疫で引っかかる)
日本にいるのは脚が14脚ですが、こいつは22本位ありそう。よく歩き回り、 プラスチックの壁もよじ登ろうとする(途中で落ちて丸くなる)。
体長35ミリ。名前は「ポーリーちゃん」。
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脚の数が気になっていたところ、爬虫類クラブで、マダガスカル産の 「メガボール」を見たところ、タマヤスデだと書いてあった。ダンゴムシ は実はエビの仲間の甲殻綱エビ亜綱に属するワラジムシ亜目で、ヤスデ綱とはかなり遠縁。なのに、 こんなに形が似ているなんて。写真は、 マダガスカルタマヤスデ(Glomerida sp.)。 ウチのは、ちょうどこれを小さくしたようなもの(直径2cm)。 なるほど、ヤスデと比べると、触角がそっくり。ダンゴムシの触角とは違うなあ、 とは思っていたのだが。。。
そして、3ヶ月目にして、ポーリーちゃんは死んでしまいました。土があわないのかなぁ。 みなさん苦労しているようです。
・国産タマヤスデ(Glomerida sp.)
そして、99年3月、 でんぱたんちさんが動物堂から購入された国産 タマヤスデが繁殖したというので、幼体を数匹わけていただきました。さすがに直径 1mm程と小さく、まだダンゴムシかタマヤスデかマルゴキブリか、はたまた何かの卵 かと言われても区別がつかぬ(右)ほどです。
上の二種もあわせて大中小と、だんご体型の蟲がでてきたので、「だんご3兄弟」の 替え歌をつくってみました。わらってください。
都会でもみられる種。
・カブトエビ(Triops sp.)
カブトエビ(トリオップス)の飼育セットを買いました(7/22)。なんと、乾燥卵 から水に戻すと三日で孵る、というしろもの。古生代からほとんど体型のかわらぬ、 「生きた化石」です。一回目の孵化には失敗。再度試みて、今度は成功(8/5)。どんどん脱皮して 大きくなり、体長約1センチで写真のような姿になってきました。
・・・と喜んでいたら、飼育説明書の指示どおり水草をいれてみた翌日、 二匹が死んで、一匹だけになってしまいました。んー、なんたること。
・・・と水草入りの水をそのまま放置しておいたら、どうやら水草の影に でも卵を産んでいたらしく、数週間後に幼体が孵って泳いでいるではない ですか!? んー。あなどれぬ、カブトエビ。期せずして、二世誕生 ^_^;;
・・・でも、数日後、二世も全滅。ToT
小田急百貨店のペットコーナーでオカヤドカリを みつけたので、二頭購入しました。
図鑑の記述を参考に同定したところ、ムラサキオカヤドカリ(Coenobita purpureus)小笠原諸島、北マリアナ諸島、 鹿児島以南に分布
ということが分かりました。
前甲長18mm、殻高9cm殻径4cmのアフリカマイマイに入っているオカヤドカリ(Coenobita cavipes)インド-西太平洋域に広く分布
前甲長16mm、7.5cm x 3.7cmのアフリカマイマイに入っている珊瑚砂を湿らせてひいて、陶器小皿で「ザリガニ・や どかりのエサ」をやっています。生のジャガイモもやってみたら かじってました。ガラスごしに陽の入る場所で室温(26-29度) においてあるんですが、そんなもんでよいのでしょうか。
店のおっさんは、「夏場だけのもんですよ。」と愛想の無い説明を してくれました。暖房と、殻の交換が問題、とのこと。よーし。意地 でも来年の夏まで育ててやろうじゃないか。ケージに20頭ほどいた ヤドカリたちは、「夏休みの観察」の終わりとともに、見殺しにされ る運命にあるかと思うと、腹が立ってならないので、ついつい二頭 買ってしまいました。店のにいちゃんがいきなり手にのせて、指を はさまれ、5分ぐらいはさみが離れず、痛い痛いと大騒ぎしてまし た。( 正しい持ち方はこうです^^)
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オカヤドカリの脱皮というのは、上半身をそっくり脱ぎ捨てるので、 ある朝、「うわっ!ヤドカリがちぎれてる!?」と驚かされます。(左) で、よくみると、体がちぎれているとおもったのは脱皮がらで、 貝殻の奥には新しくてまだ白い脱皮したての個体が収まっている というわけです(右)。脱皮がらは複数の個体が争うように食べてしまい ます。カルシウムの再補給なのでしょう。
サザエの殻をケース内にばらまいておいてもなかなか宿替えをしなかったのですが、 「やどかり研究所」のオフ会での貝殻交換会(^^;)で、「遊さん」から いただいた葉山産の貝殻をいれたところ一夜で宿替えしてくれました。
熱帯産の陸上性のヤドカリですが、貝をしょわないことにしたので、 巨大化。ココヤシの実をハサミで切り落として食べるほどの怪力です。
海水性の動物の飼育はこれがはじめて。伊豆大島で水深5mのタイドプールに いました。サンゴイソギンチャクのなかにいたんだけど、イソギンチャクごとは もちかえれないので、海岸の海草を持ち帰って「足場」の代理にしてます。ほんとう は、大型イソギンチャクとクマノミと一緒に共生するらしい。
→ ダイビングで見た生き物たちは、こちら。
・ロングテンタクル・イソギンチャク(Macrodactyla doreensis)
・・・というわけで、30cm水槽に2cmのエビ一匹では、なんかさびしいので、 熱帯魚屋に行って、サンゴイソギンチャクのちいさいのを買ってきました。 海水槽の生物って結構難しいんですが、現在いるのは、あと、クマノミと ウミウシ、そして、宮古島産ヤドカリ(下)です。クマノミ(昼)とカクレエビ(夜)が、 交互にちいさなイソギンチャクを使ってます(笑)。それではあんまりなので、すこし大きいイソギンチャクも入れてやりました。
伊豆大島の宿舎で明かりに集まってきていました。本州でよく見るやつよりも あごの張りが少なくて色は真っ黒。10月中旬、寿命でしょうか、☆になりました。・オカガニ(Cardisoma hirtipes)甲幅7.5センチ、レッグスパン約25cm
宮古島で、雨が降ると林からのそのそ這い出してくる巨大蟹。甲羅が顔に 似てますよね。「永沢君」と名づけました。 図鑑にでていた個体は、 ハサミがオレンジでとてもきれいですが、こちらは白っぽくて少し地味。 畑などの乾燥したところに棲み、カンダククイガン(芋食い蟹)などと呼ばれて います。孵化時には、集団でゾエアを放出する時刻が、日没後の満潮1時間あと とそろっているので、地元ではミチバダルンカン(道端に行列する蟹)とよび、 これを捕って食用にするといいます。そのほか、持ってかえらなかった(笑) 宮古島の生き物たちは、こちら。
ついにクモ以外の蜘蛛モノをゲット!(笑)
広尾のパウパウアクアガーデンで購入。飼ってみると実に動きの可笑しいヤツ。 餌を入れると腕をウネウネさせつつ、すーっと寄ってきて器用に腕でつかみ、 口にもっていく。腕長約5センチ。
体長(目から尾まで)約7センチの若体。脱皮もした。 脱皮がらも立派だ。
という、 とんでもないコーナーも作りました。