Re:設計支援ソフトの試案(?)


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In Reply to: Re:設計支援ソフトの試案(?)
話者:小松英夫 - 投稿日時:2001年02月24日 02時59分30秒
引用

>「必要なカド以外の頂点に集める折り線の数を出来るだけ少なくする」といった実際のノウハウは今はじめて知りました。

 紙の重なりのかたよりを回避できるという思惑なんですが、いつでもうまくいくとは限らないのでノウハウって程のものでもないです。(^_^; また紙にかかるストレスを押さえるという意味もあります。ただ、こういう「縛り」をかけることでプログラムが組みやすくなったり、予期せぬ折り線構造が生まれてくる契機になると思います。

>平坦条件はグリッド設定を全面に押し出せば、コンピュータでもかなり効率よく扱えると思います。ただ、この方法では、展開図から実際に折った形を予測し、その折った形の良し悪しを判定して再び展開図を変更するという操作をかなりリアルにやらないと(それも原子の直接操作で)、このアルゴリズムの利点が上手く発揮されないような気がして、そこが難しそうだと感じます。

 「設計ソフト」と書かずに「設計支援ソフト」と書いたのはそのためです。使いこなすのはかなり大変そうです。「造形上の利点を探すこと」を「パターン認識以外の方法で達成可能か?」という問題はやっぱり難しい。例えばこのサイトで観られる田中まさしさんの「クワガタムシ」においては、任意角を使うことであの造形を手にしています。22.5度-折り線構造を選択するのは、西川さんも書かれていますが、むしろ「折り易さ」を考えたときに生じるものだと思います。

 もちろん22.5度-折り線構造が造形にもたらす影響は大きいものですが、これを造形的な理由のみで「良い」とするのは誤りで、ただ相対的な価値観の中の一つではないかと考えます。しかしそこに「素(す)の形に対するフェチシズム」の存在を見て取ることが出来るでしょう。そこでは造形が記号化されてしまっていて、その記号によって造形が判断されるという逆転現象が起こっているように思われます。しかしこの価値観の起源やその一般性を論じることはとても有意義なことでしょうね。


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遅れたレスでごめんなさい

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