バロンヌ・ヂュゼッペンドルフ・ド・ノラセコビッチ所蔵
OYAZZY’S GAG COLLECTIONS





ボン・ソワ、ムシュウえ〜んどマダァ〜ム。
サバビア〜ン?バッテライヤ〜ン?イクラガエエヤ〜ン。

本日はわたくしどものOYAZZY’Sサロンへようこそ。
ここに展示いたしましたのは民族的なファーザーズギャグ…OH!SORRY!
和名で『オヤヂ・ギャグ』と呼ばれているトレビアンな品々でございます。
日本に古くから伝わり、現在も局部で愛されている名品逸品が勢ぞろい。
このレトリックかつ寒々しいエスプリがおわりなる方にだけお分けいたしますので、
お気に召されたら学校やオフィスでお使いになって空中浮遊などいかがでしょう。




『ケーキでもどうぞ』
『景気がいいねえ〜』

 OYAZZY’S鑑定 ★★★★★


おそらくは新築祝いのお呼ばれの席で、客が発したひとことが原因だったのだろう、
夢のマイホームでガーデニングを楽しむ筈だった夫人の顔からは笑みが消え、長男は蒸発、
次男は金髪になる。主人は責任を取って出家を志す…。マイホームが売りに出る日も近い。


『そう…この世はすべからく天国と地獄のはざまかんぺい…。¨党公認¨さまの投げかけたこの波紋は
やがては大河となり、日本の土地価格の急落を実現する政策として国会に提案されるのでございましょう』



子『もう、六時か…』
 父『誰がもうろくじじぃだとー!』

 OYAZZY’S鑑定 ★★★★★


熟年パワーのほとばしる名作。男子たるもの日常においても油断なく身構え、
家族の会話の中にさえアグレッシブなパス回しをみせる姿勢に、日本代表の明日を見る。
このモチベーションを保ち、次回W杯こそ決勝トーナメント進出を果たしたい。


『ご主人・ご息女共にオヤヂギャグラーという、人材に恵まれた¨ねぎりん¨さまの投稿でございます。
さらにブラボーなのはこの作品は小父さまのものですとか。ネギ神家の一族に幸あれかし』



O田部長 「E塚君、うちの娘、高校合格しよってなぁ」
E塚君 「あ、それはおめでとうございます」
O田部長 「もう高校生なんやから親孝行せえっちゅうねん。がはは」
E塚君 「.....(痛っ)」 

OYAZZY’S鑑定 ★★★★★


強要された社交辞令を素直に述べる部下に、消防車並みの水をかける豪快な作品。
E塚くんの、いくら就職氷河期とはいえ天は何故にここまで我が身をいたぶるのかという懊悩を
感じるが『痛っ』で済ます彼はおそらくキリスト教徒であり、きっと左の頬を差し出すであろう。


『ハーレールーヤーハレルーヤー♪…失礼致しました。熱心なバラモン教徒でありますバロンヌには
魂を揺さぶられる作品でございます。これは、伝言板投稿の雄¨理不尽大王¨さまの名作でございました』



O田部長 「E塚君、なんか最近疲れがとれんでなぁ」
E塚君 「もうそろそろいいおとしですから」
O田部長 「おいおい そう年寄り扱いすんな。中年やないっちゅうねん がはは」
E塚君 「(?)...はあ〜」

OYAZZY’S鑑定 ★★★★


関西限定なのが残念だが、前作に続き、部下の労わりを屁ぇみたいにしか思っていない
傍若無人さの評価は高い。この時はさすがのE塚くんも、心を亜空間に飛ばすことで
自我を保とうとしている。その健気さが痛々しくも読者の涙をそそるであろう作品。


『¨理不尽大王¨さまのトレビアンな投稿その2でございます。氏の投稿があると必ず後日寒波が
押し寄せるという地球温暖化防止投稿。これからも地球にやさしい投稿をお待ちしておりますことよ』



『こないだ阿蘇に行ってねぇ』
『あっそ〜』 

OYAZZY’S鑑定 ★★★★


大作が続いたので箸休め的な作品だが、阿蘇を旅した者が一度は通る道である。
この道はいつか来た道…自らの罪を悔い改めたい人は、この作品を力いっぱい踏みしめ、
次の目的地の博多へ行き『はかったな〜!』と叫んでもらいたい。


『大和心のますらおを感じさせる火の国九州…バロンヌの心のふるさと発の作品でございます。
同時に<ワニ地獄よ、永久<とわ>に〜>というヘックソン先生お喜び作品もございましてよ』



 太陽が目に痛いよう〜 

OYAZZY’S鑑定 ★★★★


疲れている時に使いたい小品の傑作であるが、言った瞬間周囲の同情が舟虫のように
引いてしまうので諸刃の刃系とジャンル分けされる作品。目薬のCMに押されていたが、
市民オンブズマンから『やめないと会社を爆破する』という予告文が届いて中止になったらしい。


『バロンヌ的にはグレイトな作品だと思うのですが、大河ドラマ並みの長編群のインパクトに圧倒された感が
あるのが残念でございます。¨美男ウォッチャー(笑)¨さま、懲りずにご投稿くださいませね』



 この問題、どんなもんだいっ 

OYAZZY’S鑑定 ★★★★★


投稿メールでないと思わせておいて巻末に巨大字で書かれていたため
バロンヌ・ノラセコビッチを再起不能に陥れた凄まじい破壊力の作品。
そのショックで更新が遅れていたという言い訳を生み出した偉大な作品でもある。


『ええ、ええ、わたくし本当に驚きましてよ。まさかそんなカラクリがあるなんて存じませんしねぇ。
敵ながらブラボーなのは¨愛と道徳の人・百道半蔵さま¨でございます。完敗に免じて特別展示ですわ』



 叶姉妹の話題、もうおしまい? 

OYAZZY’S鑑定 ★★★★★


行く川は絶えずして元の水にはあらず、と方丈記に記されるように
隆盛を誇る叶姉妹にもおしまいの時はくる…と乾いた目で時勢を見つめる作品。
決して悪乗りワイドショーおちょくりネタなどと思ってはならない。


『本当にお美しいご姉妹でございますことねぇ。まるでわたくしの乙女時代を見るようでございますわ。
¨丸刈りータ南極Z号¨さまからのゴーヂャスな作品につき、ゴーヂャス極まりない特別展示でございます』



 『△△君、なんや【らせん】いうのがはやっとるらしいな?』 
 『ああ、かなり恐いらしいっすね』 
 『わしゃ、らせんより、左遷が恐いわ』 

OYAZZY’S鑑定 ★★★★★


時節ネタで骨董価値は望めないが、腰痛になりそうな捻りで難易度は高い。
若者の話題も取り込んでるんだヨ〜ンというオヤヂ達のしたたかさが生々しく、
こういう上司は会社の宝なので、部下達は『左遷なんて断じてさせん!』と叫ばねばならない。


『ハンフリー・ボガードのような哀愁を感じさせる風格が特別展示の資格充分でございます。
投稿者の『蓑藻門他』さまもこういう上司を目指して日夜闘い続けていらっしゃるのでしょう』



 『今年の干支って何だっけ?』 
 『えーと…』 

OYAZZY’S鑑定 ★★★★


年末年始のみもてはやされ、2月を待たずに忘れ去られる干支達…。
彼らの恩讐は、旅先の神社で絵馬を買う時の会話に潜み、絶えずあなたを狙っている…。
動物霊の恐怖を衝撃的に描くホラーの傑作!(OYAZZY’S出版発行絶版)

『OYAZZY’Sに相応しく、名実共にOYAZIであるバロンヌ'sダディの発言のアレンヂでございます。
このような格調高いセンスを持つ父をもって、わたくし鼻が高うございます。身内でなければ特別展示ですわね』



 銅賞になったら、どうしよう? 

OYAZZY’S鑑定 ★★★★


延々と競技におけるアスリートの苦労をあげつらってから使用したい。
最後にこの作品を加えておけば、悪口雑言も全てシャレで済むという免罪符的要素を持つ。
挙句の果てに、成績が悪かった場合のバッシング倍増にも貢献するだろう。


『久しぶりの¨柳生桃兵衛公爵¨のスマッシュな投稿でございます。
切れ味鋭いところから『万能研石』の異名をとる公爵の作品には、いつも感銘を受けますわ』



 『松坂、結婚したの?』 
 『まっさか〜イチローだろ』 

OYAZZY’S鑑定 ★★


イチローの結婚と松坂を強引にからめた旬以外通じないものの骨董価値は期待できる作品。
松坂ということで『松阪牛』ネタにも応用できそうな奥行きを感じさせるが
『松阪牛の大輔くん』以上のインパクトは望めないのを心にとめておきたい。


『わたくし共々美男ウッチャー玉姫殿麗香さまのご投稿でございました。現在では松阪選手も
よき家庭人となられ、フォーエヴァーなとっつぁん坊やっぷりを見せつけて下さいますわね』



 内容がないよー 
 内臓がないぞー 

OYAZZY’S鑑定(セット評価) ★★★★


単発で使用しても、あしたのためにその1・ジャブ的効果で内臓に響く作品だが、
あしたのためにその2・ストレートと連携させてKOをねらいたい。
しかし、両者の間に歩み寄る姿勢が見えず、ゆくゆくは家庭裁判所に決着を
持ち越しそうだとの情報がある。目が離せない。

『短い言葉の中にさりげない大人のセンスの良さを感じますこと。
仲良きことは美しき哉と申します。投稿ネーム¨投稿人¨さまもきっと友情に満ちたお方でしょうね』



 『おかん、どないしてん?顔色悪いで』 
 『悪寒がするねん』 

OYAZZY’S鑑定 ★★★★


気がついた時、少年は血のしたたる包丁を持ち、目の前に横たわる母の姿を見て呆然と
したかどうかはわからないが、こういう日常の些細な行き違いが親子間に確執を生み、
不登校・外来種の増えすぎ・UFO否定論等の諸問題につながるという、日本の将来を問う作品。


『ハプリシャルな作品…心に染みますわ。バロンヌの住まうParisでもいつ起こるかわからない事件ですわね。
これは投稿ネーム¨投稿人¨さまの作品をよりわかりやすくアレンヂしたものでございました』



 その1 『お、すっきりしたな』 
 『あ、頭切りに行ってきました』

 
『頭切ったら、血出るやろ!』 

OYZZY’S鑑定 ★★★★★


関東では『頭を刈る』と表現するらしいが、稲刈りを思わせて郷愁をそそる。
実るだにこうべを垂れる稲穂の謙虚さに賢者の礼を見、
豊作に笑顔を浮かべる米どころ・秋田の母を思うのは、日本人だけに許されたエスプリである。

『い〜いもんだあなああ〜ふ〜るさ〜とお〜わあ〜〜それにつけてもおやつはカールッ♪
意味不明なこの曲が心に染み入る大桃美代男さまの民族的秀作でございました』


 その2 『お、すっきりしとるな』 
 『ええ、散髪(へ)行きましたから』 
 『三発もイったらそりゃすっきりするわな』 

 OYAZZY’S鑑定 ―★★★


現代オヤヂ・ギャグのツボとも言えるセクハラを兼用した一撃必殺の作品。
OLと社内でふたりきりというシチュエーションだと逮捕されても文句は言えず、
会社を辞めたい時に使うと平和にリストラされて便利である。


『アダルト・ユーモアに富んだ作品で悩んだのでございますが、上の作品との連作であるという点のみにて
展示いたしました。あくまでわたくしの趣味ではございませんことを記しておきますことよ』



 『部長、2番にお電話です』 
 『電話には、出んわ〜』
 

OYAZZY’S鑑定 ★★★★★


この作品を使用したばかりに、社内のOLにドン引きされた部長の涙に捧げたい。
一度は苦笑を取り、受けたと思って連発すると接待先からの受注に
『部長は出勤拒否しております』と言われかねないので緊張感をもって使いたい作品。

『初回展示の際、当方の不手際で見落としておりました幻の名作でございます。
夜の暴れん坊将軍・桃平吉宗公からのご指摘で急ぎ展示いたしました。お詫びと共に深く感謝いたします』



 コーディネートはこうでねえと! 

OYAZZY’S鑑定 ★★★★★


力技である。言われる方はだいたい予測がついて腰が逃げかけているので
スタートダッシュが勝負である。言い切ったもの勝ちという代表例のため、
ヘタに英語っぽくするとさらに零下が進むところに気をつけたい作品。

『これは某営業先の課長さまご寄進ということで、奇特にも匿名希望でございました。これほどの名作を惜しげもなく
いただけるなんて、わたくし共も感無量でございます。大人物とはこうありたいものですわ』



 『このカレンダー、誰の?』 
 『彼んだあ』
 

OYAZZY'S鑑定 ★★★★


無意識に言ってしまい、あわてて『彼んだあ…』とごまかしても遅い作品。
時後処理によって天然だと言い逃れる余地もあるが、皆が敢えて
黙殺しようとした時に『シャレ言うな!』と言って隠れオヤヂの要素も露見しやすい。

『これは¨桃道半蔵伯爵¨からのご寄進でございます。かねてより親しくさせて頂いているお取引先の
重役方がすばらしいコレクターでいらっしゃるとか。さすがに大企業はユーモアのセンスも一流でございますわね』


 『このリーチ、どいつんだ?』 
 『 おらんだ!』
 

OYAZZY'S鑑定 ★★★★★


日本が独逸・阿蘭陀と交易を結んだ頃から存在すると思われる。
安土桃山時代、織田信長の前で使って切腹を命じられた家臣がいた
かどうかは歴史書には記されていない。重文指定似。

『トレビア〜ン!¨リーチ¨を替えればどんなシッチュエーションにも使えますわね。
これで明日からプロフェッショナル・オヤヂ・ギャグラーですわ』


ここでフィーバーしてくれないと、だんしんぐおーるないと

OYAZZY’S鑑定 ★★★


もんた&ブラザースのヒット曲を知らない人には
オヤヂギャグとして認識されず、NOVAに入ったの?と思われるので注意。
もんたを知らない若者が増えた今、危険極まりない存在である。

『噛めば噛むほど味わいの出るスルメのような作品でございますわねぇ。
じっくり味わいたい方は、掛け軸にして床の間に飾るとよろしゅうございますわ』


 

 元旦に、坊主が二人で和尚がツー(お正月)

OYAZZY’S鑑定 ★★★★★


故・林家三平によるものと推定される。
彼以外の者が使うと周囲が冷え切るので、現在プレミアがついている。
年賀状にも使用可能だが、言い訳できない分恐怖が先延ばしされる。

『新しいもの好きな江戸っ子の粋を感じさせる逸品ですこと。
伝統の世界にイングレッシュを持ち込むアヴァンギャルドさが斬新でございますわ』


 

 屋上にものおくじょう。 

OYAZZY’S鑑定 ★★★★


屋上というところから従来の日本家屋ではない新しさが推測される。
おそらく戦後のどさくさに作られたものであろう。
闇市とは関係ないと思われるが、真意は定かではない。

『お国訛りが入っているところがカントリー風でよろしゅうございますわ。
ボイントは¨じょう〜〜¨にアクセントをつけるところでございましょうか』


 

 イカはいか〜ん 
 赤はあか〜ん
 

OYAZZY’S鑑定(セット評価) ★★★★


寝屋川のUさん(仮名)の持ちネタである。伸ばすのはできるだけ長くしたい。
ふたつ揃ってたところが評価が高く、ツカミの¨イカ¨の方だけだとかなりの
痛手を負うことになるが、間髪入れずに¨赤¨をたたみかけてみたい作品である。


『彼とペアで使うというのも愛が深まってロマンティックですわね。
ご結婚祝いのプレゼントになさればきっと喜ばれること請け合いでしょう』


 ふとんがふっ飛んだ 

OYAZZY’S鑑定 ★★★★★


短い中にインパクトがあり、何が起こったかわからない乾いた間が生じるため
ひとり時間差攻撃という付加価値もついている。
勇気がいるが、照れずに思いきり良く使いたい作品。

『¨ふとん¨が飛んでしまうなんてシュールレアリスムな味わいがございますわ。
なにやらアダルティーなかほりも致しますわね。あら、あたくしとしたことが…(羞恥)』


 『時計どこいった?』 
 『そんなもんほっとけい』
 

OYAZZY’S鑑定 ★★★★★


急いでいる人に言うと感情を逆撫でできる対話型。
この作品によって婚約解消したカップル、離婚した夫婦が急増した
場合、カルシウム不足から骨粗しょう症の疑いがあるので骨密度を測っておきたい。

『レトロと言えば時計。様式美を重んじるところが伝統の国ならではでございますね。
どっしりとした言いまわしに、ほのかなわびさびが感じられますこと』



OYAZZY’Sコレクション、お楽しみいただけましたでしょうか。
あらあら、お顔の色が薄らいで…。美白効果まであるなんて
さすがに世界遺産に認定された名品はちがいますことね(微笑)。




初回展示の中の多くは

福知山のパチンコ店で熱心な収集に励んでいらっしゃる柳生桃兵衛公爵から
寄進されたものでございました。この場を借りまして厚く御礼申し上げます。
メルシー・ボクゥ、メルシー・ワレ〜!




B.G.M:minuet
midi提供POPS素材さま
(残念ながらサイトが行方不明です)

 

 

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