RESTAURANTES INTERNACIONALES EN BUENOS AIRES

 

○月×日、ペルー料理を食べに行く。レストラン「EL TUMI」

味も雰囲気もリマの大衆食堂っぽくてなかなか良い。セビーチェ(海の幸のマリネ)とアヒ・デ・ガジーナ(スパイスの利いた鶏料理)は美味しかった。週末はライブがあるらしく、ステージが設置されていた。残念ながら、この日は平日で何もなし。ついでに飲み物も無かったのか、注文した途端、店員が慌ててスーパーにビールを買いに行った。ペルーの地ビールは置いてなかった。インカ・コーラも品切れ。数人で食べに行ったが、割カンすると値段は激安の1人6ペソ(飲み物込み)。

ここ以外にも、ペルー料理店は複数あり、コリエンテス通りの「ペルー人街」周辺には軒並みある。

 

このあいだ行ったアルメニア料理の店より個人的には好きだ。レストラン「SARKIS」

アルメニア料理は味にインパクトが少なく、品数はあったけれど、正直言ってあまりよく覚えていない。あれは料理よりもベリーダンサーのおばさんが踊りながらこちらに寄ってくるので気が気じゃあなかったなあ。ビックリしてトイレに駆け込んでしまった。

 

ユダヤ料理店では、ユダヤの正月料理を食べた。レストラン名は覚えていない。

ユダヤ人街にひっそりとした普通の店構えをしていて、お客の9割はユダヤ系の人たちだった。この日は特別料理ということで行ったのだが、出てきたのは日本人には馴染みのある「蒲鉾」やら「魚の干物」だったりと、ちょっと拍子抜けだ。味は塩辛いものが多く、保存食的な感じがする。祝日にふさわしく、イスラエル国歌の斉唱があり、ちょっとしたライブもあった。値段はこの日、飲み物付き35ドルと以外と高かった(ワインは飲み放題だったけど)。

 

友人に連れて行ってもらったボリビア料理店は若干、不衛生な感じがした。レストラン「PACHA」

場所柄だろうか、日雇い労働者っぽい人が多かった。ビールにコカコーラを混ぜて飲んでいる人もいたりして世界はもはや「ボリビア」だ。そこは単にボリビアの「流行もの」ビデオを見に行く場所かもしれないな。一皿にこぼれそうなほど大盛りによそられたご飯と肉と野菜サラダは圧巻である。しかも5ドルと安い。ペルー料理店同様、味も雰囲気も大衆的で「結構」美味しい。

 

Rodizioブラジル料理は一軒だけ行った。レストラン「RODIZIO」

東京は渋谷にある「バッカーナ」と同じシュラスコ(バーベキュー)系のチェーン店で、一人40ドルくらいの高級店。超豪華な前菜、サラダバーが取り放題なのがうれしい。しかもデザートまで付いている。肉は当然柔らかくて美味しいし、目の前でモッソ(給仕)が大振りに切ってくれるので、アツアツをそのまま食べられる。但し、アルゼンチン牛を使用しているため、「クッピン(牛の背中の瘤肉)」が無いのが残念!?

 

 

メキシコ料理は数が少ない。おまけに値段も高い。クリスマスに一度行ったけど特別メニューで60ドルくらいとられた。レストラン名である「FRIDA KAHLO」は有名な画家の名前。店内の装飾もこの画家にちなんでいるようだ。

La Noche de Guadalajaraもう一軒、比較的新しい店は、家から歩いて3分の所にある「LA NOCHE DE GUADALAJARA」だ。味もアルゼンチンで辛いものに飢えている人にはお勧め。週末になると夜の22時を過ぎたくらいにマリアッチの生演奏のグループが登場し(チャージ無し)、メキシコっぽい雰囲気を味わえ、なかなかいい感じ。

 

Ristorante Italiana BICE しかしやはり移民が多いイタリアとかスペインの料理はおいしいものがある。何しろ日本に比べ値段が安く、最も高くて1人50ドルくらいだから、やはり日本の半額以下か。書くときりが無い程、たくさんある。

 

Au Bec Finフランス料理店はあるが数少ない。近所にあるレストラン「AU BEC FIN」は高級店の一つで、フランス様式の古い屋敷を一部改造し、他の部分はそのままに使っている。落ち着いた大人の雰囲気が楽しめ、一階のバーで好きなカクテルなどを食事の前に注文することもできる。その他は、だいたい5つ星ホテルの中に入っていて、こうなると味は概して良い。値段は70ドルくらいだから日本よりは安い。

 

それから、アラブ料理が結構沢山あって評価も高い。これまた家の近所にあるシリア・クラブは一度、挑戦したが、なかなか変わった料理の数々で堪能出来たというもの。この店については下に詳しくレポートしています。

 

日本料理は玉石混合。ここは是非っていうところはないけど、サン・テルモ地区にある、アルゼンチン牛の「すきやき食べ放題20ドル」がお勧めか。店主ご自慢のワイン(非売品と言うこと)が楽しめる。最近はここでボリビアの地ビールがあることを発見した。日本料理店の平均的な値段は、飲み物などを入れ一人30ドルくらいだけど、場所によっては70ドルくらいする場合もある。ブエノスアイレスでは常に高級店の部類だ。ここではなかなか食べられない「赤身の刺身」がある時に行くのが狙い目?!

 

韓国料理はCALABOBOの韓国人街に集中してある。韓国焼き肉の好きな友人がいて「うまい、安い(大体10ドル)」と言ってしょっちゅう食べに行っていたけど、個人的には三茶の「壱語屋」の方が格段にうまいと思う(炭火焼き。仙台牛を使用)。しかしながら、ご飯が食べたいときには、やはり足が向いてしまう。10品くらいのおかずが付いて「お代わり自由」。

 

The Grant's Restaurant中華料理はどこにでもある「TENEDOR LIBRE(テネドール・リブレ=バイキングのこと)」なら飲み物別で5ドルくらいでステーキからアイスクリームまである。最近は6ドルから12ドル(時間帯と曜日による)で、中華だけでなくアルゼンチン焼き肉、パスタ、サラダ・バー、寿司にいたるまで食べ放題という、ちょっと高級な店The Grant's Restaurantなどもお目見え。普通の中華料理店は、結構値段が高くて30ドルくらいする。味は日本の本格中華料理店と比べると敵わないが、まあまあだと思う。春巻(rollo primavera)を頼むと中身がエンパナーダ(アルゼンチンのポピュラーな食べ物)と一緒、ということも・・・。秋巻(rollo otono)は美味しい。

 The Grant's Restautant

タイ料理はLOTUSというお店がパレルモのポロ競技場の裏にあって、雰囲気は良かったが値段が高かったのと、あまり本格的な味がしない(要するにアルゼンチン人にあわせて辛くない)ので、既につぶれてしまったらしい。

 

以上、ここで食べられる外国料理でした。

 

CLUB SIRIO DE BUENOS AIRES

 

アルゼンチンは世界各国の移民から成り立つ国。ならば当然のことながら、食文化も世界中の味が集まっているわけです。

 

Club Sirio de Buenos Aires今回、私が紹介するレストランは、文字通りの「シリア(アラブ)料理」。メネム元大統領ご用達(かどうかは知りませんが)の当レストランは、レコレータ地区の中でもひときわ静かな住宅街にあり、その概観にはちょっと驚かされます。というのも、どこかの豪邸ではないかと思ってしまうほど立派で重厚な造りの門と、その奥にある建物を前に、一瞬入るのを躊躇ってしまうからです。果たして本当にここはレストラン?

 

中に入ると、内装の豪華さ、特に調度品の数々には目を見張ります。奥には素敵なサロンがあり、時折ここで要人のパーティーを行ったりするそうですが、空いている時はレストランに早替わり。時代がかった旧式のエレベーターで2階に上がると、もうひとつサロンがあり、そこが通常レストランとしてお客様をおもてなししています。

 

さて、お料理ですが、ブュッフェ形式になっていて、珍しいアラブ料理がざっと30から40種類。その中から好きなものを好きなだけ取りに行けます。

肉料理には香辛料をたっぷりと効かせ、豆料理、野菜だけの料理はとてもヘルシー。チーズやヨーグルトを使った料理も、普段は味わえない「珍味」で、いかにも遊牧民を祖先とする民族らしい発想のものといえるでしょう。

そしてお米を使った料理は脂っこさが無く、日本人の口にもよく合います。エンパナーダのアラブ風もとても美味しい。ローストした羊肉と、我々に比較的なじみのある「クスクス」を合わせると、羊肉特有のクセを感じることなく食べられます。

デザートにはアーモンドを使った焼き菓子が多く、コーヒーや紅茶と一緒にいただきます。

などなど、紙面上で一品ずつ紹介するのはとても大変ですが、ブュッフェテーブルにはコシネーロがついて、お客様に丁寧に料理の説明をしてくれます。「これはどの辺の料理?」という質問にもキチンと答えてくれるので、色々と尋ねてみるのも楽しいでしょう。

 

それから23時を過ぎる頃には、アラブの衣装を身に纏った女性が音楽に合わせて舞踊を披露してくれます。各テーブルを一つずつまわり、男性方には声を掛けるので、勇気があれば一緒に踊ってはいかが?

きっと良い記念になるはずです(本当か?!)。

 

 気になるお値段ですが、一人22ペソ(飲み物は別途)。夜のみの営業で、週末はいっぱいになるので予約が必要です。

 ブエノスに数あるアラブ系レストランの中でもひときわ贅沢なこの雰囲気を、一度味わってみませんか。

 

Ayacucho 1496 ( Esq. Pacheco de Melo ) , Recoreta

Reserva : 4806-5764, 4435-2768

Lunes a Sabado a partir de las 20:30 hs.

*ショーは週末のみです。

 

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