ESTANCIA

 

Estancia San Pedro先週末3連休で月曜は休みでした。土日を利用して車で360キロ、北部3州(メソポタミア地方)の一つエントレ・リオスまで行ってエスタンシアに泊まってきました。

 

古い荘園主で、一族に大統領もメソポタミア地方独立の英雄(将軍)も出したUrquiza家の古く荘厳な家に泊まって、フランス風に造ったという180haもある庭を散歩したり6000haある牧場を馬に乗って1時間半のツアー、自分の家の門から家まで13キロもあるユーカリの並木道などなど度肝を抜かれました。

荘園の敷地内に使用人が30人(家族を入れれば110人)も住んでいて教会も学校もあるびっくりするところでしたね。

 

あいにく朝まで雨で最後の13キロの道がぐちゃぐちゃで車がはまってしまい、助けを求めに泥が付いた重い靴を引き摺って2人で歩いていたところを救出されて4WDで車ごと引っ張ってもらいなんとかたどり着きました。

非常にアルゼンチンらしくってただひたすらにまっすぐな道が地平線に続いている道をドライブしてようやく着いたという感じでした。

昼は冬だというのに異常に暑くなったので外でアサード(焼き肉)。

Estancia San Pedroその後馬でそれぞれ1000haあるという小麦畑、大麦畑、とうもろこし畑をめぐって途中でヤギ、羊、牛の群れ、鳥の大群、飼っているのか放し飼いにしているのか分からないような孔雀、ニャンドゥー(小型のだちょう)犬、七面鳥などに遭遇しました。牛は6000頭飼っているそうですが、出産も自然のままに任せているそうです。馬も同様との事。要するに柵からでないか監視しているだけで他はそこらへんに生えている草を食わしているだけだから何も手を掛けていない。肉が安いはずです。

あれなら牛も自分が飼育されているのか自由気ままに生活しているのかわからないでしょうね。

 

乗馬も本格的なものは初めてでしたが馬も良くいう事を聞いて、曲がれ、止まれ走れ、といずれもちゃんと反応してくれるので自信が付きました。

夕食も外交で各国首脳が食事をするような長いテーブルにみんなで腰掛けて食べるという滅多できない経験でした。

その後一応持ってきた楽器で演奏。

Estancia San Pedroこんなところまで遊びに来ている人たちは金持ちが多いらしく、ちょっと話しただけで2家族も日本に来たことのある人たちがいました。

住んでいる場所もブエノスアイレスの高級住宅街Bario Norte(因みにうちもこの地域にあります)。

話し方も丁寧で、こちらの下手なスペイン語もじっと待って聞いてくれ、盛んにうまいと誉めてくれるなんぞは普通にそこらへんで会うアルゼンチン人とは違う人たちのようです。均質な日本人に比べアルゼンチンの階級社会の根深さ、教育水準の格段の差を感じました。

 

アテンドは家族的なおもてなしで20人いた客と一緒に食事をしたりお茶を飲んだりして一人一人丁寧に相手していました。

寝室も昔の貴族の部屋らしくライフルが数丁壁にかかっていたり古い本がそのまんま並んでいたりしてずいぶんと凄い部屋でしたね。

 

次の日は朝テニスをして、牛の皮ごと炭火で焼くCuero de Carneを焼いているところを見学。こうすると革の間の肉が旨く焼けておいしいんだとか。

Estancia San Pedro更に近くのPalacio San JoseというやはりUrquiza家が持っていた果樹園と屋敷を見学して帰ってきました。水道が無い時代に各部屋にたらいと水瓶がおいてある光景が印象的でした。

 

ブエノスアイレスに帰って本当に上から泥をかぶったようなフロントガラスも良く見えない車を機械洗車したのが、妙に気分良かったです。

 

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