El Diarecto Argentino

 

アルゼンチンは他の中南米諸国同様スペイン語の国です。

スペイン語以外の言語を話すのはブラジルのポルトガル語、ハイチのフランス語、ベリーズの英語などなど、いくつかの国の例外はありますが、ほとんどの国でスペイン語が話されています。

アルゼンチンのスペイン語はいわゆる日本で勉強するような標準スペイン語とは異なっています。首都のブエノスアイレスは特にイタリア移民が多いので、イタリア語から派生した表現もたくさんあります。

 

 <「君」という場合の表現>

一番有名なのはヴォス活用と呼ばれる特別な活用方法です。

日本語で「君」に当たる二人称の活用は英語なら YOU YOUR YOUですが、標準スペイン語ではTU TI TEです。しかしアルゼンチンではVOS TI TEとなるのです。アルゼンチンのスペイン語が古い時代のスペイン語を残しているからだという説がありますが、はっきりは知りません。それからBE動詞も英語ならARE,標準スペイン語ならERESですがヴォス活用ではSOSになります。

それ以外の動詞の活用もTIENES(HAVEに当たる単語)はTENES(アクセントは後ろにある)などなど、ことごとく変わります。

この「ヴォス活用」はアルゼンチン以外でもボリビアの一部とか周辺の国でも使われていますが、アルゼンチンでも地方によっては使わない地域もあるようです。

相手に呼ばれるときに「ヴォス!」と言われると、なんか語感が強すぎていまでも好きになれません。

それ以外に有名な呼びかけの言葉で「チェ」があります、「チェ・ゲバラ」というアルゼンチン人の革命家(キューバ革命)の名前の一部になったことで有名です。

これもいきなり「チェ!」と呼びかけられ、しかも舌打ちされて呼ばれると、日本人の感覚では「品のない」感じがして、これまた文化の違いを感じてしまいます。

 

<ルンファルドLUNFARDO>

アルゼンチン独特の言葉に「ルンファルド」があります。ルンファルドはアルゼンチンの古い方言で、タンゴなどの歌詞の言い回しなどにも使われます。日常会話でも出てくるのですが、これを使われるとほとんど意味が理解できません。辞書引いても出てませんし。

 

<使ってはいけない悪い言葉>

Hincha Pelota, Boludo, Miercoles(Mierda), Puta que te pario,Que pelotura, Cabezon, などはしょっちゅう使われる言葉で、若者はこれだけで会話の時間の半分はこのようなほとんど意味のない言葉で消費していると思います。

元々の強い意味は残っているのでしょうが、ほとんどつなぎの言葉として使われていて、教育のある大人は子供がこのような言葉を使うのを嫌います。

このような言葉ばかり使うとアルゼンチン人だということがすぐに分かってしまうので、南米の他の国の人からは煙たがられます。外国人は使わない方が無難でしょうね。

 

 

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