MENDOZA

 

3連休で、ブエノスアイレスから西へ1040キロ、アンデスのふもとの町メンドーサに行ってきました。

 

メンドーサでは南米独立の英雄サンマルティン将軍がここから凱旋に出発したとかで、あちらこちらにサンマルティンの名前を見掛けます。

ただ歴史的な建物は1861年の大地震でほとんど破壊されてしまったので、原爆ドームのような廃虚の建物のみが観光名所になっています。

教会も他の町のような古い石造りでなく、なんと総ガラス張りのモダンな感じでした。

町は大体10キロ四方に広がっていますが、高い建物はなく、街路樹もきれいに整備され、歩道も広くて散策しやすい町です。商店街はLAS HERAS通りとSALMIENTO通りを中心にした数ブロックに固まっており、それ以外は郊外型店舗になっています。

郊外は高級住宅街で、最も高そうな場所では四方が線で囲まれており、警備員もいて無許可では入れないようになっていました。

 

公園も多く、中央が独立広場、この独立広場を中心に四方にチリ、イタリア、スペインという関係の深い国の名前の付いた広場があります。

飛行機でブエノスアイレスから2時間弱、去年で来たばっかりのぴかぴかの空港に降り、旅行会社の手配してくれたバスで8キロ先の中心街にあるホテルへ。

ブエノスアイレスが冬というのに暖かかったせいで、曇った朝8時半の町は寒々しい感じでした。

土曜日だったのですが、半分以上の店は休み。2日後の月曜の祝日なんかはどこの店もやっておらず苦労しました。

やはり地方だけあってシエスタ(昼寝)の習慣も生きていて、午後は店が閉まってレストランが始まるのは夜8時くらいから。

市内ツアーから6時半くらいに帰ってきて腹が減っていたのに8時まではなにも食べられずじっとホテルの部屋で耐えていました。

 

市内に隣接して2キロメートル四方くらいの巨大な公園があり、そこには競馬場動物園、博物館などいろいろそろっているのですが、動物園に行ってみました。

まもなく雨が降ってきてびしょびしょになりながら観光してますます寒い思いをしました。

ブエノスアイレスの動物園は上野動物園みたいなものですが、ここの動物園は少し違って、100メートルくらいおきに1つの動物の檻がある感じで、山の中をオリエンテーリングしている気分になります。

帰り道がわからなくなって雨の中ほとんど誰もいない動物園を2人でぐるぐると同じ山道を何度も回ってしまいました。

コンドル、リャマ、グアナコなどのアンデス系の動物はここでも健在です。

 

市内ツアーについていた観光に、水族館とヘビ博物館がありましたが、いずれも小さくて5分で見終わってしまうほど見所が少ないのに1人2ペソは高い!

 

あとどこの街に行っても思う事ですが、ここの遊園地が動いているのを見たことがありません。ペンキも色褪せて囲いもいい加減だし夢を売る商売の割にはちょっとみすぼらしい感じが否めない。遊園地で遊ぶほど人が豊かでないから客が集まらなくなって閉鎖に追い込まれているところも多いのかもしれませんね。

 

2日目は南米で一番高い山アコンカグア(6954メートル)などアンデスの山々を見に行くツアーで、最高4200メートルの登山のベースキャンプまで行ったのですが、もう寒いこと寒いこと。

事前に寒そうだということで持っていたシャツはもちろん寝間着まで全て重ね着していったのですが、それでも寒かったです。

アコンカグアはなんか目の前にみえるので本当に一番高い山?という感じでした。

 

ここの人が面白いのは、ツアーのバスに乗っているといきなり拍手、ぴーぴー、わー、という歓声が上がります。実はトンネルを通る度にこうなるのですが、ブエノスアイレスの人などが山を見るのも珍しいけどトンネルなんてもっと珍しいという環境に育っているのでこんなに盛り上がるのかなあ、なんて考えていました。トンネルの多い日本で育った我々には理解できませんね。

 

ガイドの言っていることは良く聞いていても3分の1くらいしかわからないので寒いところから帰ってきて眠気が襲ってくるとほとんどなにをいっているのかわからなくなります。何分休憩かだけはしっかり聞くようにしていました。

 

途中昼食を食べたレストランにはアコンカグアに登頂した沢山の登山隊の署名がしてあり、日本人のものも有りました。

日本語を大学でちょっとやっていたという24才のフランス人と一緒の昼食でした。

アコンカグアに行く途中メンドーサ川沿いにあるのがVILLA VICENCIOという小さな町で、ブエノスアイレスで飲まれているミネラルウォーターで最も大手がある。

メンドーサのビール「LOS ANDES」のスペシャルという緑のラベルのビールは上質のアンデス雪解け水から造っているらしく、ブエノスアイレスのキルメスビールより格段にうまかった。

またアルゼンチンのワインの70%はここで製造しているので、山梨の勝沼のようにワイン工場見学も一つの観光名所ですが、祝日は何とやっていない!

しかたないので店でここでの高級ワイン13〜20ドルを5本も買い込みました。

帰ってからゆっくり飲むのが楽しみ。

 

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