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外国に出て何かと面倒なのがチップ。日本にはない習慣なのでどうしていいかわからないという場合が少なくありません。アルゼンチンにもチップの習慣があるので、今回はここでの一般的なチップの渡し方を書いてみたいと思います。

 

チップを渡す習慣というのは、階級社会の一種の象徴だと思います。ですからいくらが相場かと言われても、金額には個人差が大かれ少なかれ現れます。

例えばアラブの王様なら1人に1,000ドル渡すこともあるでしょうし、自分が貧乏学生ならチップを置かないこともあります。でも、このくらいのレストランを利用するからには最低このくらいは置いた方が、という外国人としての目安は常にあるのではないかと思います。

特に給与がものすごく低いと思われる人たちからサービスを受けた場合には、「生活の足しにして」という気持ちで渡すといいのではないでしょうか。

 

カフェテリア:

  コーヒーをちょっと飲むくらいの時に、テーブルにチップを置かない人は結構います。あるいは、釣り銭が20,30センターボ(30円程度)なら、そのまま、Guardelo(とっといて)、または手振りでいらないという身振りをすればGracias(ありがとう)といわれます。テーブルの上に置かれたお釣りの中から気持ち分(支払額の5%から10%程度)をチップとしてテーブルの上に残しておいてもOKですし、テーブルを片づけている給仕(Mozo)に手渡しするのも、どちらでもこの場合はいいのです。

 

レストラン:

  低級レストランでも、代金の5%程度は置いていきます。高級レストランになれば10%程度を目安として、サービスが感動する程良ければもっと置きますし、サービスが悪ければ少な目に置く場合もあります。高級レストランでは勘定書が革製などのケースにはさまれてきますので、これにチップ分をはさんで席を立つか、直接給仕(Mozo)に渡すといいでしょう。

  米国のチップの相場は17%程度だそうですから、それに比べるとかなり

低めだと思います。

 

タクシー:

  米国ではチップを置くようですが、アルゼンチンでは釣り銭程度以外は特別なサービスを受けたとき(大きな荷物を車に積み込んでもらったり、それらを降ろしてもらったり等)以外チップを渡していません。

たまに繁華街などで停車したタクシーのドアを開けるだけのアルバイト(単なる物乞いとも受け取れるような子供たちがやっている)がいて、釣り銭程度のチップを渡している人もいますし、渡さない人もいます。

 

ホテル:

  普通のホテルなら部屋まで案内してくれたボーイに1ペソ程度、もうちょっと高級なところなら2ペソ以上(スイートルームなら5ドル以上)渡しているようです。部屋を片づけてくれるメイドさんむけの「枕銭」は受け取らない場合もあるのですが、高級ホテルなら最低1,2ペソは置きます。

 

旅行ガイド:

  アテンドしてくれた旅行ガイドには、日数や内容にもよりますが最低1日5ドルくらいを目安に払います。

 

劇場:

  劇場では、席に番号がついていないところも多く、案内係にチケットを渡して席まで案内してくれるのが普通です。案内係が簡単なパンフレットも持っているので、これを受け取るときに入場料の1%程度(2人ならその2倍)を目処にチップを渡しましょう。例:入場料が25ペソで2人なら50センターボ。

 

旅行中のアテンドスタッフ:

  馬に乗せてくれたり、馬車をひいてくれたり、釣りなどの道具を調えてくれたりした場合には、2ドル程度は渡しましょう。特に何時間もアテンドしてくれた場合では、5ドルから10ドル渡す場合もあります。

 

 

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