5. タイマー回路

5.1 オンディレータイマー

入力がONになったあと、一定時間経過後に出力がONになり、入力がOFFになると同時に出力がOFFになる回路をオンディレイタイマーといいます。

PLCにはこのオンディレイタイマだけが用意されています。タイマに電流を流すと設定時間経過後にタイマスイッチがONになります。

タイムチャート

ラダー図

入力リレーX0がONになるとタイマーT0に電流が流れます。t経過後にT0がONになり、同時に出力リレーY0もONになります。X0がOFFになると、T0、Y0がOFFになります。

PLCのタイマの設定値は、多くの機種で0.1秒単位となっています。このような機種では、5秒後にタイマが動作するようにするためには設定値を「50」にします。

 

5.2 オフディレータイマー

入力がONになると同時に出力がONになり、入力がOFFになったあと、一定時間経過後に出力がOFFになる回路をオフディレイタイマーといいます。

タイムチャート

ラダー図

入力リレーX0がONになると出力リレーY0がONなり自己保持がかかります。X0がOFFになると、タイマーT0に電流が流れ始め、t経過後にT0がONになります。T0がONになると自己保持が切れ、Y0、T0がOFFになります。

 

5.3 一定時間動作回路

入力をONにすると同時に出力がONになり、 一定時間経過後、出力がOFFになる回路を一定時間動作回路といいます。 この回路は外部装置に信号を送るときに用いたりします。

タイムチャート

ラダー図

 

入力リレーX0がONになると同時に出力リレーY0がONなり、t0経過後にY0がOFFになります。

         

 

5.3 フリッカー回路

入力をONにすると出力がON・OFFを繰り返す回路をフリッカー回路といいます。

タイムチャート

ラダー図

入力リレーX0がONになると、出力リレーY0はt0間OFF、t1間ONを繰り返します。X0がOFFになると、Y0は直ちに動作を停止します。

フリッカー回路は、上で示した以外にも何通りもの組み方があります。

 

 

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