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2004/04/08 ホームオブハート(レムリア)で児童ら5人を保護

▲2004/04/08 日本テレビ「ニュースプラス1」より
 報道によると、4月7日夜、栃木県那須町などで共同生活をしているニューエイジ団体「株式会社ホームオブハート」の関連施設に、県の児童相談所が立ち入り調査。学校に通わせていないなど、充分な養育を受けていないとして、児童虐待防止法に基づいて5人の子供を一時保護した。うち2人の幼児が、栄養失調の疑いで入院した。
 ホームオブハートは、MASAYAこと倉渕透代表が率いていた元自己啓発セミナー主催社「レムリアアイランドレコード」の後身で、元「X Japan」のToshiも深く関わっている。今回、立ち入り調査が行われた2施設のうち1つは、Toshiが社長を務めるという「株式会社トシオフィス」の施設だった。
 日本テレビ「ニュースプラス1」では、「自分をトラだと思っている子供」が部屋の中を四つんばいで駆け回る様子が映し出されていた。日本テレビでは、かねてよりホームオブハートを取材していたようだ。内部で「12歳まで教育をしない」という持論を展開する倉渕氏の映像も。
 ホームオブハート側では、子供を学校に通わせていないことについて、「子供はもともと不登校だった」とし、テレビの取材に対しても虐待の事実はないとしている。
 一方、この日、紀藤正樹弁護士と「ホームオブハートとToshi問題を考える会(HTP)」関係者らが記者会見。紀藤正樹弁護士は、「1億円のセミナー代を払っている被害者もいる」「やめた時点で数百万、数千万の被害を受けている人がほとんど」とし、民事訴訟を起す予定との姿勢を明らかにした。詐欺罪での刑事告訴も視野に入れているという。

解説2004/05/05 改訂

▲2004/04/08 フジテレビ「スーパーニュース」より
 ホームオブハートの実質的指導者であるMASAYAは、かつてはリゾート開発事業に関わっていた“実業家”。リゾート開発業でいちど失敗した後、1993年に「レムリアアイランドレコード」を設立した。これが、ホームオブハートの前身となるレコード会社兼自己啓発セミナー会社。
 セミナー会社としてのレムリアは、ライフ・ダイナミックス(ARCインターナショナル)やランドマークエデュケーションの影響を受けていた。MASAYAは、両セミナーのほかに、春日言語塾というライフ・ダイナミックス型のセミナーを受講していたこともある。
 1998年には、「X Japan」のToshiがレムリアに心酔していることが発覚し、金銭トラブルやXJapanからの脱退といったスキャンダルもマスコミを賑わせた。いわゆる「Toshiの洗脳騒動」だ。
 この頃のレムリアは、ニューエイジにも深く傾倒。それどころか、人類の滅亡や超能力などを話題にする、いわばオカルト屋にまでなっていたようだ。「朝から生テレビ(1998年9月17日 8時30分 フジテレビ『おはよう!ナイスデイ』)」 に、MASAYAの電波発言の内容も紹介されている。
 当時、東京・南麻布に本部オフィスを構えていたレムリアだが、2001年に那須町に移転。会社名を「ホームオブハート」と改め、男子禁制の濃密な小規模コミューンになっていった。現在では、教えの内容も集団の形態も、自己啓発セミナーとは全く異なる。
 しかし、セミナー内容には、依然としてライフ・ダイナミックスやランドマークの影響をかなり残している。テレビなどでも報道されている「フィードバック」も、自己啓発セミナーで使われている典型的な用語だ。受講生の行動、容姿、発言などについて、周囲の受講生やスタッフがコメントを返すというもの。もっとも、暴力にまでいたるフィードバックは、自己啓発セミナーではあまり聞かない。ホームオブハートのほかは、メディオスくらいではないだろうか。
 もともと自己啓発セミナーだったものが、宗教色や過激さを強め、濃密な集団に変わった。これが、ホームオブハートの遍歴である。こうした集団が、人の生死に関わりかねない問題を起したり、巨額の被害を出すというパターンは、1999年に「ミイラ事件」で騒がれたライフスペースのケースに似ている(ライフスペースを考える会)。ホームオブハートは、自己啓発セミナーがカルトに化けた、2つめの事例だ。

 自己啓発セミナーは、受講生を興奮状態にさせ勧誘活動に奔走させる。しかし、基本的に数ヶ月〜半年程度で勧誘要員である受講生を使い捨て、彼らが獲得してきた新規客を次の“使い捨て手勧誘要員”にすることで、回転しつづけるビジネスだ。幹部は別だが、集団の大勢を占める受講生の出入りは激しい。実は、かなり風通しのいい集団で、悪徳商法の中では薄利多売式だと言える。
 ホームオブハートとライフスペースは、いつの頃からか少数のメンバーを深く長く関わらせる小規模集団になっていった。変質後の一人あたりの被害額も、自己啓発セミナーとは比較にならないほど莫大だ。薄利多売式を放棄した時点が、自己啓発セミナーとカルト的団体との、大きなターニングポイントだったのではないかと思う。

 今回のホームオブハート事件は、ライフスペース事件と決定的に違う点がある。犠牲者が出る前に水際で行政が介入し、集団の実態がメディアにさらされた点だ。紀藤正樹弁護士によれば、2000年施行の児童虐待防止法の「カルトに対する始めての適用ケース」だという(弁護士紀藤正樹のLINC/ホームオブハートとToshi問題を考える)。
 小規模なコミューンになってしまうと、なかなか実態を把握できない。しかし、子供の問題がからむ場合は、「児童虐待が行われているおそれがある」ことを根拠に児童相談所などが立ち入り調査をできる(第9条)児童虐待防止法の存在が、非常に心強い。
 とは言え、被害者や元スタッフが具体的な情報を公開しなければ、ここまでスピーディーな動きにはならなかっただろう。今回は、児童相談所が調査・保護に乗り出しただけではなく、マスコミも継続的に報道している。被害者・元関係者らが「ホームオブハートとToshi問題を考える会」を組織し、情報を公開してきていることが大きい。会を組織するかどうかはともかく、被害者が勇気を持って表に出てくることの重要さも、改めて思い知らされる。

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2004/04/07 ホームオブハート関連施設で児童ら5人を保護
 ※ 日付は、記事の公開日ではなく、記載の出来事があった日付です。

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 現場一遍/ホームオブハート見学オフ
 資料集/ホームオブハート事件データ集

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参考リンク

 弁護士紀藤正樹のLINC/ホームオブハートとToshi問題を考える
 HOHとToshi問題を考える会(HTP)
 Toshi Official Site
 ホームオブハート〜癒しのMASAYA Melodies, Healing Art by 松田賀江〜/「今回の誤った報道について」として、代表者やMASAYAのコメントも
 one voice/HOHの元セミナー生や商品購入者らが、HOHをめぐって開設したサイトで、紀藤弁護士やHTPを批判。開設2004年10月28日。
 子供たちからの声 HTPについての本当の事実/4月に保護された児童のひとりが運営するとしているサイトで、。開設2004年11月1日。