看護日記その2

裁判記録
        
看護日記

年を取ると早起きになる・・
みかづきを介護してきて、もし愛情というタンクがあるとするならば、まだ半分位の愛情しかそそいでいないのか・・

大学病院から転院の病院に送ってくれた担当の医師に技術的にはもちろんだが、患者や家族の痛みや苦しみを解ってやれる医師になってくれとお願いしたが・・

検査室に、にこやかな顔して、手を振り、「行って来る。直ぐに終わるから」と言ったみかづきの顔が忘れられない・・。 
     

みかづき退院

平成6年12月27日(月)

退院するにあたり、副院長は家の近くの病院に連絡を取り「往診してくれ」と依頼してくれる。
病院の救急車で午後1時45分頃送って貰う。
147日目の我が家、意識不明になり140日目の午後3時、副院長見に来てくれる。

午後4時往診して頂く。先生打ち合わせに来る。
週 3回、月、水、土の往診と決まる。
保健婦が早速、見に来てくれる。
みかづきの友人、妻の友人など次々と訪ねてくれる。
家族4人揃い久しぶりの夕食を取る。
みかづき、環境が変わり少し不安な感じ、また、家族も同様に不安。

部屋の前みかづきが飼っている犬の鳴き声が聞こえる名前は小梅(通称、ウーチャン)
異常なし。


平成6年12月28日(火)

昨夜は心配でよく眠れず。
みかづきはスヤスヤと寝た。家なので安心したのか。
次々とみかづきの友人が見舞ってくれる。
異常なし、安堵する。


平成6年12月29日(水)

午後2時初めての往診
異常なし


平成6年12月30日(木)

訪問看護ステイションの看護婦と所長で、打ち合わせに来る。
週、火、木、2回の訪問看護に決まる。
異常なし


平成6年12月31日(金)

往診、異常なし。
何か変わった事が起きたら何時でも連絡をくれ。
往診すると言ってくれた。


平成7年1月1日(土)

新年を迎えみかづきが目をさます事を祈念し、家の近くの神社に行く。
往診、異常なし、


平成7年1月2日(日)

みかづきの友人朝から見舞ってくれる。
異常なし。


平成7年1月3日(月)

毎年恒例の初詣に行く。
往診、異常なし、


平成7年1月4日(火)

御用初め。
私は昨年は良く年次休暇を取ったと思う。
みかづきと妻、弟と介護する事になり不安な感じ。
訪問看護、異常なし。


平成7年1月5日(木)

往診、異常なし。安堵する。


平成7年1月6日(金)

異常なし。                            


この様な状況がすでに6年間続く中、最初の2、3ヶ月の間にケイレンを起こし、いつも往診をして貰っている先生に夜中に2、3度往診、また、入院していた病院の副院長に2度ばかり夜中に往診して貰う。(何時もお往診して貰う先生が不在のため)熱が下がらず10日間位の入院を1回する。

平成11年6月14日午前1時47分

自呼吸困難になり緊急入院。
朝8時から午後8時の面会時間が終わるまで付き添い。

病院の許可を貰い、エヤーマット持って行ったが2週間位で足と腰に床ずれが出来てしまい、妻は「家で5年以上看ていても床ずれは出来なかった」と悲しむ。

病院も人手不足で、手が廻らない事はよくわかるが、どうしても意識の有る患者を優先し、意識の無い植物状態のみかづきは、何をするにも最後で、ほったらかしにされる事が多かった。

病院にお願いしている以上、家族は手出しをすことは出来ず、色々とお願いすると、「みかづきさんの家族はうるさい」と言われる始末。

私としては特別な事をしてくれとお願いをしたことは無いし、現状を見てみると、普通の患者さんと比べると大変な事は解るが。


平成11年7月4日
午前8時に病院に行くと副院長に「落ち着いたから、家に帰っても良い」と言われ、「それなら直ぐに帰りたい」と言い、午後1時退院。

                                  
平成12年1月1日(土)晴

みかづき意識不明からすでに2184日になる。

2000年、新しい年を迎え、新しい気持ちでスタート。
退職後初めての正月を迎える。
今年こそ、みかづきが目覚める事を願い。
みかづきにもう6年も寝たのだから目を覚ませと呼びかける。
妻の友人とみかづきの友人が見舞ってくれる。
異常なし。


平成12年1月2日(日)晴 

長男夫婦と孫嫁の実家に泊まりで、年始に行く。
みかづきと妻と3人静かな時を過ごす。
異常なし。


平成12年1月3日(月)晴

恒例により新年祈願に行く。
みかづきの友人、朝から午後8時まで見舞ってくれる。
異常なし

平成12年1月4日(火)晴

長男の嫁の実家の家族年始を兼ねて、みかづきの見舞に来てくれる。
また、長男の友人夫婦見舞ってくれる。
異常なし
私は「仕事に出なくとも良いのだ」と複雑な思い。


平成12年2月1日(火)晴

午前2時57分ケイレン、直ぐ収まる。原因不明。
午後になると微熱が毎日でる。
また、午後8時頃から午後9時頃迄、毎日ではないが、呼吸が荒くなる。
医師にその事を話すと軽いケイレンかも、心配ないとのこと。
みかづきはどうしたのか頻繁に軽いケイレンを起こす。
それも午前2時頃と午前4時頃とか、医師は潮の満ち引きに関係しているのかなと言うが原因不明。


平成12年3月2日(木)晴

「さゆりさんにHPページを作って貰うのだ」とみかづきに話しかける。
目をパチパチして、涙がひとしずく頬を伝わる。
意識不明でも何か感じるものが有るのかと、大学病院に対して改めて怒りを感じる。
悔し涙を堪えきれない。
異常なし


平成12年3月3日(金)晴 雛祭り

妻は2月25日に、みかづきのベットの横に、桃の花とみかづきが以前に自分て買った瀬戸物のだいり雛を飾ってやる。
みかづき意識不明のまま6回めの雛祭りを迎え家族6人で祝う。 何とも寂しい感じ。
異常なし



現在は往診  月、水、金、週3回
訪問看護   月、木、週2回を受けています。


 (続きはこちら


Rainy day and Monday Morning




Mikazuki's Home Page Since Mar.1, 2000 , Modified on April 16, 2000

GeoCities Japan