
前立腺癌:高線量率組織内照射 体験記
手術をするにはもはや手遅れとみなされ、私の前立腺癌の治療方針を検討するさい手術療法は最初から除外されていました。 死を覚悟しました。
治療開始前、この治療は前立腺癌に対する根治療法です、と主治医から胸を張って告げられたときにはその言葉を半信半疑で聞きました。 「高線量率組織内照射」は、患部に直接針を刺し、針の先から放出される放射線で癌細胞を焼き殺す放射線治療法です。 岡山県倉敷市にある川崎医科大学の泌尿器科と放射線科治療部の真摯な研究と努力の成果である、この画期的な新治療法を世に知らしめるのは私の責務ではないかと感じ、「闘病記」を掲載することにしました。 1999年1月の時点で中国地方に2台しかないという新進の機器「マイクロセレクトロン」を操る名手によって放射線治療を受けることができ、また転移寸前というきわどい時期に治療が始められたに違いないという奇跡に感謝しながら述べるつもりです。 この癌に犯されている人や癌年齢の方にとって、良い参考になる事を願ってやみません。
このページを制作するにあたり、川崎医科大学・放射線科 平塚 純一先生、同・泌尿器科 常 義政先生に、ご協力とご指導を戴いたことを、心から感謝致します。
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