私が初めて楽器らしいモノを弾いたのはおもちゃのグランドピアノでした。
買ってほしいと言ったのか、親が買って来たのか覚えていないけど、足がついていて黒鍵のところは黒く塗ってありました。。
たぶん3歳くらいだったと思うけど、これで「ちょうちょう」や「チューリップ」などの童謡を弾いていたのを憶えています。。
しばらくしてこのおもちゃのピアノに飽きた頃、何処かで「エリーゼのために」と「乙女の祈り」を聴いてとても感動してこれを本当のピアノで弾きたいと思ったので親に言ってピアノを習わせてもらった。

幼稚園に行く少し前だから4歳くらいかなあ、親もはっきり憶えていないみたいです。
ピアノの先生のところに行くと赤いバイエルを渡された。“これと違う”と思ったので「みっちゃん(子供の頃はは自分のことをこう呼んでいました)はエリーゼのためにが弾きたい」と先生に言ったら、先生は「みっちゃんはまだ手が小さいし届かないから大きくなったらしましょうね」とおっしゃった。生意気にもすぐに弾けると思っていたので悲しかったです。

赤のバイエルが終わって黄色のバイエル、ツェルニー、ブルグミュラー、小曲集、ソナチネ、それでやっと小学校高学年で「エリーゼのために」にたどり着きました。嬉しかったわ。
そしてソナタの途中で先生を代わることになりました。

次の先生のところにいくまでに2〜3ヶ月、間がありました。(先生は出産の為お休みされていたのです)

ピアノがお休み中のある日、祖母の家に遊びに行っていたらその頃まだ独身だった叔母が「お筝を習いに行くけど着いて来る?」と言ったのでホイホイ着いて行きました。
叔母のお稽古が終わってから筝の先生が「弾いてみる?」とおっしゃったので「はい」と言ってお爪をお借りして初めて筝を弾いた。“面白い”と思ったので家に帰って親に「お筝を習いたい」と言って次の週には親に着いて来てもらって「宜しくお願い致します」ということで筝を始めることになりました。13歳。

もしあの時、祖母の家に遊びに行っていなかったら、叔母のお稽古に着いて行ってなかったら今頃筝は弾いていないかも知れません。
これも縁なのかな。

ピアノはその後、20代の頃にリチャード・クレイダーマンの「渚のアデリーヌ」「愛しのクリスティーヌ」
「星のセレナーデ」など10数曲、1年半ほど習いに行ったきりで最近では殆ど弾いていません。
今は「幻想即興曲」が弾けたらなあ、と思っています。
ピアノから箏へ