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儒家
孔丘(孔子)(前552〜479)
生涯…字は仲尼。魯の人。
魯の下級役人として仕官していたころ、魯に来朝した[炎+β]子について古代の官制を学ぶ。その後魯の家老の三桓氏に攻められ斉に亡命した主君を追って斉に外遊した。後に再び魯に仕官するが三桓の専横を抑えようとして失敗、魯を去り門人とともに十数年の間諸国を遊説して回るが容れられず、晩年は魯に戻り門人の教育に力を尽くした。
著書…『論語』前450頃成立
孔子の言行録。孔子を中心に門人や諸侯との問答などを記録したもの。全20篇
思想…「仁」を説く

孟軻(孟子)(前372〜289)
生涯…字は子與(一説には子車・子居)。鄒の国の人。
孔子の孫の子思の門人について学業を修めたといわれる。40歳過ぎ頃から諸国を遊説し諸侯に対し仁義に基づく王道政治を説いた。約20年間の遊説生活を終えた後は故国鄒に帰り、以後隠退生活を送った。
著書…『孟子』前280頃成立
全7篇260章からなる。前半は孟子の諸国遊説中の言行、後半は隠退後の言行をまとめたものとみられる。孟子の自著説、門弟の万章、公孫丑が孟子の言葉を記したものとの説もある。
思想…性善説・覇道を否定して王道を説く

荀况(荀子) 紀元前3世紀の人
生涯…戦国七雄のひとつ趙の出身。斉に遊学して同国に集まった学者群の主席となり、さらに楚に移ってからは蘭陵県の長官をつとめた。また、その間に秦や故国趙にも旅をしている。春秋時代の思想家群の思想を最後に集大成した。
著書…『荀子』前230頃成立
全32篇。大部分は荀子自身の執筆と見られる。
各篇ごとに異なった特定のテーマを巡って広範囲にわたる議論を展開。
思想…性悪説・天下の安定と秩序の確立

四書五経について

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