
フェアプレイにはまだ早い(2001年8月)
2001.8.24(Fri)
なんか名前出していただけたようで、光栄です。いつ絡んだか憶えていないくらいの出会いでしたが、そちらでは憶えてもらえたのですね。いやはや。しかし電波っぷりがますますご健勝なようで結構なことです。しかしrozannnaさんも、こういう日記でこう誉め殺しされてはかえって迷惑では?
実を言うとこの人の日記、ずっと読んでませんでした。語彙も乏しいし恨み以外に感情がないし、たぶんいつまでたっても同じ事を書いている人だから、読む必要はないだろうな、と思って。ぴったんこさんの裏日記のおかげで気がついたのです。ぴったんこさんありがとう。わざわざ伏せ字を明かしてリンクまでつけるその根性、好きだぜ。愛してる。いやマジで。そういえば先日の「蒼いの葵」さんからは「ハイエナ」と呼ばれましたが、この名称、錯乱女性の乏しい罵り言葉ながら、意外と正鵠を射ている気がします。
ハイエナというのは死肉だけを貪っているように思われていますが、実はみずからヌーやインパラなどの草食獣を襲っています。それも健康で元気な個体ではなく、病んだ個体、怪我をした個体、先天的奇形の個体など、弱者を襲っているのです。生態系の中で、弱い部分を刈り込む役割を果たしているのです。いわば大草原の掃除屋です。
思うに日記読み日記の役割もそんなものではなかったでしょうか。他人に読まれていることに無自覚なサイト、あまりに無防備なサイト、あまりに頭悪いサイト、そういうサイトを早期発見して掃除する、そんな役割を果たしていたのではないでしょうか。あ、大丈夫ですよ、刈り込みに耐えて生き残ったあなたがたは、立派に電波系サイト、あるいは狂的サイトとして、Web生態系の中でニッチを確立したのですから。
2001.8.17(Fri)
「絶望コラム集」の葵さんと、「チロリスト」のチロルさんが、かなり陰湿かつ派手なバトルをやっているようです。そもそものきっかけは「チロリスト」の8月14日の日記で、子供の写真を掲載したこと。
この親バカ攻撃に葵さんは、「子供とはいえ親の私物ではない。無断で顔写真を掲載するのはいかがなものか。(意訳)いっぺん死ねば」と15日の日記に書く。
それを読んだチロルさんは14日の日記で(このへん時間関係がおかしいので、これは別サイトについてかもしれない)「とあるサイト、などと曖昧な書き方で逃げず、ちゃんとリンクした上で物を言ってはどうか(意訳)」と反撃。さらに16日には「文中リンクもせず叩くのは卑怯ではないでしょうか。それに、私なら『死ね』といいたいようなサイトへのリンクはしたくないですね。(意訳)ログが汚れます」と若干矛盾したことを言います。
そこで葵さん再反撃。いや再反撃になってないですね。16日の日記で「ここは、いちいちアクセスログ見て丁寧に反論するほどのサイトではありません。ここは電波サイトですから、真面目に反論するのは徒労ですよ。(意訳)ヒステリーの更年期障害め」と逆ギレ。以上の(意訳)は、全て意訳であります。本当はもっと激しく汚い言葉遣いですので、そういうのがお好きな方は直接読んでください。
まあ、ハタから見ると、論争つーか、ケンカにもなってないです。葵さん側がしょっぱなから破綻してますから。チロルさんもつっこみどころはあるのですが(リンクに対する意見など)、葵さんどころの騒ぎじゃないです。まあ手首カッティング中継をするような人に論理で対抗しちゃイカン、ということですか。
しかし「叩く場合は文中リンク」ってのは鉄則なのかなあ。そのへんはよくわかりません。「あなたなんかにリンクされたくない。文中リンク外してください」と言われたことはありますが。
しかしチロルさん、真面目な話、アンチテーゼだろうがなんだろうが、子供の写真には、せめて目線を隠すくらいの配慮は必要だと思いますよ。
2001.8.11(Sat)
ええと、先日某所で「ドロワーズ」なるものの話題が出て、「こういうのは下条だよね」といわれのない中傷を受けてしまいました。シクシクシク。さらに悲しいことに、私はドロワーズなるものを知らなかったのです。フランスの辛い煙草。それはゴロワーズ。阪神の外角球振りまくり外人。それはブロワーズ。六神合体。それはゴッドマーズ。火星人対アメリカ大統領。それはマーズアタック。だんだんズレてきた。
とりあえず悔しいのでインターネットで検索してみました。勉強家でしょ。その勉強の成果を皆様にもおわけしたいと思います。外道の勉強を。「お嬢ちゃま服コーディネイトMEMO」。イラストがかわいい。わたし的にはジャストミート。むかし買った「全国女子小学生
征服制服図鑑」を彷彿とさせる。そのつもりで作ったページじゃなさそうだが。「ドロワーズ」ロリータには欠かせない、なんて知らなかった。ま、俺ロリコンじゃないし。顔を隠した写真が淫靡でよい。
「ロリータ用語辞典」わかりやすいなあ。しかし「これを穿くとロリータ度がぐんとUPします」ってのは、なんだかドラクエ7のカッコよさコンテストみたいだ。
「ぷにメイド服」ぷにぷに+メイド+ドロワーズの強力三人タッグで徳田さんは今日も随喜の雨。<他人をネタにするのやめぃ「トロ」トロ+肩むきだし+ドロワーズの強力三人タッグでいっしょうさんも破竹の勢い。<もぉええって
「ドロワーズのページ」よいこの皆さんはスクロールしないでね。かぼちゃパンツ、って命名もいいなあ。
「夏のワンピース&ドロワーズセット」ううううう、ぴ、ぴ、ぴぐまりおーん!
「白メイド服」ぴぐまりおーん!2。「ドロワーズの長いのをはいてないとイヤン」というこだわりに美学があるのでしょうか。それにしても量産すんなよ。量産を待つなよ。
「ロリータルック」ぴぐまりおーん!3。この幼稚園児、欲しいなあ……。
「コスプレセット」何のコスプレだかまるでわからないところがいい。尻尾が実にいやらしくていい。背景が殺風景なのがいい。
「なりきり大作戦」こらこら、子供で遊ぶんじゃない。グレるぞ。
「不思議な国のアリス」さあ、君もこれからコミケへ急げ! 明日までだぞ!<なげやり
「Lolita love love love」最近はロリータって女の子のものになってしまったのですか。なぜこの手の人は「ロリィタ」と表記するのを好むのですか。なぜ着て写真を撮ってくれないのですか、などと数々の疑問がわいてきたのですが、実際に着た写真を見たら、そんなチャチな疑問、ふっとんでしまいました。やるなぁ。
「生パン撲滅運動」ロリータ服を着てコミケに行く方にも問題があると思います。だいいちこれまでのページから判断した限りでは、ドロワーズを穿いてもドロフェチを招き寄せるだけだと思います。
「スパイスの秘境」わはははは。ドロワーズの話が出たもともとの店が、ここだったそうです。同じ香りのするイケナイ仲間同士ですね、はたぼうさん。
2001.8.10(Fri)
「フルコンワールド」のカラテ撫子という人は、極真のカラテカでアニオタでもあるという、いまもっともトレンディな格闘家です。前田日明と同じくらい。そもそも、トレンディとか言ってる時点でアレですが。
かつて中国に留学され、中国拳法も学んでいたそうです。でも日記とか読んだ限りでは、中国人とエロビデオを交換したり海賊版パチモンゲームを買いあさったりしていたようですが。いいえきっと、日記に書かれていない現実があったのです。老師に究極拳法を伝授されたり、元紅衛兵に政治教育されたり、煮えたぎる油の中に正拳突きしたり、砂袋に地獄突きして指を折ったり、美少女にアバラ折られて「ホ……ゲッ!」とか呻いたり。
そんなサイトの日記も面白いですが、おすすめは「大山文書」です。マス・オーヤマ総裁への愛情が感じられます。「雑文」の中国あやしいもの紹介もよいです。でも表紙のあずまんが大王はなあ。あずまの漫画はオチというものがないので、各自勝手に改作してオチをつけたがる気持ちはわかるんですが、元の漫画がつまらないので、徒労だと思います。なぜ売れてるんだろう。
2001.8.9(Thu)
「電子的遊技場」さんは、「一言居士」というタイトルでコラムを書いておられるようですが、そんなに一言居士という印象はないなあ。
一言居士って、もっと頑固でワガママな意見を言う人のようなイメージがあるのですが。大久保彦左衛門さんとか小言幸兵衛さんのような。
どちらかというと政治社会に関する建設的な意見と下ネタ含有量やや多し雑文が混ざっている、わりと通常の雑文サイトという感じです。#120「長い料理名」なんてのは好きですね。
なぜここをとりあげたかというと、タイトルを見て先輩のことを思いだしたからです。その人は「一言居士」を「いちごんきょし」と読んだため、あだ名が「きょし」になってしまいました。俳人かあんたは。
2001.8.5(Sun)
プロレスラーに論理性なんてものは有害無益だな、と痛感した論争?が最近ありました。ところは全日本プロレス。当事者は馬場元子社長と天龍源一郎現タッグチャンピオン。
天龍と安生のタッグがチャンピオンになる前に、色々ともめごとがありました。老境に入った天龍の最大の武器はグーパンチ。基本的に、歳を取って動くのがつらくなったレスラーは、できるだけ動かずに最大の効果が得られる技に走ります。猪木のチョークスリーパー、三沢のエルボー、蝶野のSTF、藤波と武藤のドラゴンスクリューなどなど。
ところが全日本サイドは、天龍のグーパンチに、「あれは拳で打つ反則ではないか?」とクレームをつけたのです。いや、そらそうなんですが、それでは天龍の立つ瀬がない。だいいち、それを言うなら猪木のチョークスリーパーだってあからさまな反則です。
そういうこともあって、天龍は苛立っていました。その感情が試合後に爆発し、ベルト奪取ののち、試合相手の太陽ケア&スミスに勝利トロフィーを投げつけるなどの暴挙に走ったのです。
これに馬場元子社長は激怒。ただちに天龍を呼びつけ、「ああいうことはインディー(プロレスでは全日本、新日本、ノアなどのメジャー、FMW、みちのく、大阪、バトラーツなどの準メジャー以外の団体のこと。具体的には大日本、埼玉、九州、W☆ING、国際、IWAなどのプロレス団体をさす。試合進行がへたくそ、ギャラの払いが悪い、主催者が夜逃げする、外人選手が観光ビザで来日して強制送還される、困ったらデスマッチを興行する、社長が副業で業績を悪化させる、それをレスラーがリング上で批判する、社長がリングで試合したりレスラーに殴られたりする、などの属性をこめている。いや待て、これらの属性はメジャーや準メジャーにもあてはまるぞ)の選手がやること。全日本マット上では謹んでもらいたい」と言いました。
ところがこれに天龍が感情的反発。「全日本のマットを出てからの十年(天龍は全日本を退団後、SWSを経てWARのエースとなる)を、インディーで片づけやがった。許せない。こうなったらWARのレスラーとタッグを組み、WARがインディーかインディーでないか証明してやる」と息巻いたのです。この論争、どう考えても噛み合っていません。あきらかに間違っているのは天龍です。「トロフィーを投げつける行動はインディーである」と言った元子側に対し、天龍は「俺はインディーである」だと言われたと曲解して激怒したのです。無道です。日本語通じていません。
でも、その結果プロレスが面白くなれば、天龍は正しいのです。その結果WARの所属レスラー高木功が全日本のリングに上がれたのだから、天龍の勝ちです。しかし、天龍のわがままに律儀に対応した、元子社長も偉いと思います。
プロレスはそうなのです。力道山、猪木、長州、どれも人間の論理が通じる相手ではありません。勝手に曲解して、ムチャクチャな反応をしてきます。そしてそれに律儀に対応して反論したり殴られたりした朝日新聞記者、毎日新聞記者、門茂男、ターザン山本、格闘技通信編集長、などなどのジャーナリストがいました。でも、それでプロレスが面白くなったから、彼らが正しいのです。レスラーも記者も。ことはプロレスだけではない。たとえば文壇を揺るがせた論争、「俳句第三芸術論」や「理想・没理想論争」や「歴史小説と歴史離れ論争」。歴史学界を揺るがせた「騎馬民族説論争」「邪馬台国論争」。ベンダサン=山本と本多勝一の「日本人とユダヤ人論争」。最近の「自虐史観論争」。
どれもこれも、実は論争の構造は一緒です。「ムチャクチャなことを言い出す半天然の人」と「それにいちいち対応する粘着系の人」が噛み合って面白い大論争へと成長したのです。
いや論理は噛み合わず、面白くはなったのですが結論は出なかったのですが。どれもこれも。WEBで最近面白い論争がないな、と思うのは、この、「いちいち律儀に対応する粘着な人」がいなくなったのが最大の原因なのでしょうね。「ムチャクチャなことを言う半天然の人」は、いくらでもいるのですから。
やはり夜久さんという、これ以上ない粘着な人の不在が痛いですね。愛蔵太さんは最近粘着力がなくなってしまったし。私や龍成さんではどだい粘着力が不足しています。ぴったんこさんは粘着力では文句ないのですが、渦中に身を投じる気はないようだし、あいばさんも雑文読み日記を立ち上げられましたが、論争とかする気はなさそうです。来たれ粘着新人。「一週間の謎」(半茶)。こういうねじまがった論理構造の文章は大好きだなあ。「森のくまさんの謎」(筆先三寸)に迫る出来。