雑文日記(1999年9月前半)

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1999.9.14(Tue)
 「元を取りに行こう」(雑文館)。カクテルは禁酒法時代、くそまずい密造酒をなんとか喉を通る程度に改善しようとして発達したと聞いたことがあります。それを証明するかのように、カクテルのレシピを開くと、至るところに、「ロシアのちゃんとしたウォッカをここで用いるのは勿体ない」「どうにか飲める以上のワインをここで使うのは金の無駄である」などという表現が散見されます。私は創作カクテルを自分で試して2日間不快感を味わいました。ああ、そんなもの、19杯も。でも、いいな、タイランドスリング一杯。そう、タガメ散らして。

 「暮らしの中のブラックホール」(大西科学)。ああ、それで真崎教授を浜崎教授と間違えたのか。てっきりキーボードの押し違いだと思いこんでしまった私が愚かでした。見事な伏線です。ミスディレクションの見本ですね。

 「オールディーズを聞きながら」(どーでもいいコトを真剣に考えてみよう)。200回おめでとうございます。はぁ、1月は正月で雑文が書けるぞ。雑文が書ける書けるぞ、雑文が書けるぞ。2月はバレンタインで雑文が書けるぞ。雑文が書ける書けるぞ、雑文が書けるぞ。3月は……(日本全国雑文祭音頭より)。

 「こおろぎ」(うねうね)。秋の雑文祭(←そんなもん無いんだってば)に早速参加されました。ところですいません、「遠くの大きな氷の上を多くの狼と蟋蟀が十ずつ通った」という意味が分からないのですが。新感覚派の詩かなんかでしょうか。ひょっとして「脚は全部で30本でした。さて、狼は何頭で蟋蟀は何匹でしょうか」なのでしょうか。いやいや、「十ずつ」、と書いているじゃないか。いやしかし、「多くの」と「十ずつ」は矛盾しているのではないか。論理的に不明な分だ。ひょっとして、アルファベット26文字を表記する短文か?めにい、うるぶず、あんど、くりけっと、はど、ぱすと、……違うようだ。素直に日本語で音読すると、おお、が多いな。アナウンサーの発声練習でしょうか。おお、おお、おおおお、阪神タイガース、フレ、フレフレフレ。


1999.9.13(Mon)
 「ヘルプ!」(週刊CS)(!o!)←(おお、の第一候補。なんなんだ)おお、ひさびさの復活です。マチ子先生ならパンツを見せてくれるのでしょうか。ちィ子先生ならぶっ飛ばしてくれるのでしょうか。花子先生や弥生先生は他社に出演中だから駄目か。
 「こおろぎ」(同上)。こおろぎは小さなおろぎなのだ、と言っていたのは別役先生でしたっけ。こおろぎを流すと翌日枕元におおろぎが現れる、という話もございますのでくれぐれもご用心を。

 「こおろぎ」(どるひん)。どうしたのでしょうか。私の知らないうちに秋の雑文祭が始まってしまったのでしょうか。くそぅ。負けるもんかっ。


1999.9.12(Sun)
 「二ケタの知識で」(大西科学)。ううむ、「もちろん事件同士の前後を正確に覚えているべきである、というのはまた別の議論になる。」と言わず、そこまで包含した新理論をうちたてて欲しかったなあ。ジャッキーさんならできると思うので。戊辰戦争と大政奉還と版籍奉還とのわずかな時間差をこの理論でどう表すか、そのへんをごまかせたら解決できたらユニークなものができると思うのですが。話は違いますが、筒井康隆の小説で学校の屋上から飛び降りた少年が着地のGショックで表皮がずるっと真皮からずれ、ぬらりひょんのような姿となった、という描写があるのですが、あれってあり得るかな。ないだろうな。むしろギャグ漫画でよくあるように顔の皮膚を破って頭蓋骨が飛び出す方がありそうだもんな。

 「騙されるな」(有閑パルテノン)。まだ嘘蘊蓄なんてやってるページがあるのですか。騙されたならそのページを公表してください。みんなで糾弾しましょう。

 「クラシック・パーク」(補陀落通信)。ああっ、また嘘うんちくがっ。皆さん、騙されてはいけません。これは嘘です。なぜかというと、倉しっくパーク最大の呼び物、「刃傷沙汰館」の紹介が抜けているからです。1999年秋現在、「刃傷沙汰館」に入った貴方を待ち受けるのは津山30人殺しの犯人、都井某。ナショナルランプを頭に結びつけて備前長船の名刀であなたを襲います。辛うじて生き延びた貴方を襲うのは宮本武蔵。木刀で貴方の脳天を舎利と化します。万が一生き延びたところで、最後のコーナーには最新の池袋通り魔が貴方の脳天にジャストフィット。岡山は恐ろしいところじゃけん。それ広島弁だって。

 「音声入力方式」(それだけは聞かんとってくれ)。元ネタが分かった人はかなりなお歳です。ということは作者の人も。「怪魚」というフレーズと相まって、なんだか70年代カルトクイズの様相を呈しています。ちょっと読者を限定しているぞ、ギョー。


1999.9.11(Sat)
 「雑文日記月報」(砂漠の旅人)。今月もご苦労様でした。あ、『ゐんばの大型小説の世界』は前から読んでましたよ。

 「クは苦しいのク」(それだけは聞かんとってくれ)。十返舎一九と入江九一が、「俺を呼ばないのはなぜだ!」と怒ってました。ノムさんは「九仭の功を一簣に虧く、やな」と評していました。九十九一は、「逆に読んでくれ」苦しい答弁を繰り返すのみ。チューリップに座布団二枚。


1999.9.10(Fri)
 「観察こそわが命」(大西科学)。かといって猫が「ERROR 404 SMELL NOT FOUND」などと抜かしやがったら叩き出してやるぅ。怖いもん。餌が悪いと「このプログラムは不正な処理が行われました」といって頓死するのも嫌だが。

 「バナナは何色ですか?」(つれづれなるままに……)。「クレイマー・クレイマー」って同じ言葉でしたっけ、と古いことを持ち出す。でも原題は「クレイマー対クレイマーの裁判」というほどの意味だと、聞いたことがあるのでそうなのかもしれません。夫婦の言いがかりのつけあいですか。嫌な裁判だろうな。

 「本当の事である」(どーでもいいコトを真剣に考えてみよう)。いや、まあ、「本当のことを言っているのに信じてもらえなくなったら雑文書きとして一人前」とも言いますし。いや、信じますよ。うふふ。ああ、眉が唾でじゅるじゅる。

 「お別れに握手を」(父親の屁理屈)。泣きますね、ある時期の子供って。知人宅にお邪魔して帰ろうとするとそこの子供が泣き出して往生したことがあります。母親が一生懸命宥めていましたが、
「うぇーんうぇーん」
「お兄ちゃん達はね、大事な用事があるんで、帰らなけりゃいけないんだよ」
「びぇーんびぇーん」
「とおっても大事な用事なんだよ。アイドルがお歌を歌うの、見に行くんだから」
「ひくひく、ぼ、ぼくも行く」
「アイドルだから、子供は行っちゃいけないんだよ」
 ……結構、恥ずかしかった。

 「賄いからの眺め」(ふぁっきんくっきん)。あるんだろうなあ、こういう話。居酒屋で酒が嫌いじゃ勤まらないし、飲みすぎてもねえ。新宿のよく行く居酒屋の店長も、ときどき営業時間中に出来上がっています。ま、店員がしっかりしてるからだいじょうぶですが。「私の仕事は酒を仕入れて、店を開けるまでだ」とか豪語しております。


1999.9.7(Tue)
 「風使いの晩夏」(大西科学)。ううむ。時々こういうのを繰り出してくるから侮れないんだなあ。いや、通常の路線を侮っているわけではありませんが。ジャッキーさん、女の子にモテそうだなあ。

 「変身」(寝言は寝て言え)。どこの天文部も、同じようなことやってるんですね。予想できなかったオチが楽しい。

 「16進数の錯覚」(うねうね)。ああ、びっくりした。ヘキサで年齢はともかく、背番号まで表示するとわけわかんなくなりそう。ゼブラ今岡君には「E」なんて背番号はどう? 藪君は死球王だから「D」。ジョンソン君は「SO」って、16進法ではないな。。

 「箱の中の戦い」(部長の独り言)。出そうなのを我慢するのも辛いけど、出ているのを途中で止めるのも辛いものです。尿道炎になりそうな痛みが走るし。

 「ときめきの夜」(WATCHER OF THE SKIES)。ううむ、雑文界隈のときメモマニアから村八分にされそうな。いやしかし、ここまで壮烈な悪口というのも、これはこれで爽快では。そんなことないか。しかしそういうルールだったんですか。私はてっきり、高校卒業までに千人斬りとかいう鬼畜系ゲームかと。ところで美樹原って、下でベイスターズ人形抱えてる茶髪女?


1999.9.6(Mon)
 「きゅきゅきゅのきゅーのきゅっきゅっきゅ」(とぜんそう)。こういう日付になると私鉄各社、記念乗車券を発行します。なぜか全社例外なく。フリーメーソンの陰謀かもしれません。あ、嘘うんちくの見分け方に「フリーメーソンとユダヤと英国貴族とナチスの残党の陰謀にご用心」というのもあります。

 「猿なのか」(それだけは聞かんとってくれ)。動物学者や天文学者が学名や星の名に自分の名を残すのはかっこいいのですが(でも筒井康隆の父君はハダカチビゴミムシモドキだかの学名にナントカカントカ・ツツイとつけられてしまった。アレは恥ずかしい)、医学者が病気に名を残すのはちょっと問題あります。志賀赤痢菌というと、志賀さんが貯水池に赤痢菌を蒔いて「ふふふ、これで東京赤痢作戦は成功だ」とセキリモンガーの横で嘯いているようですし、クロイツェル・ヤコブ病というとユダヤの陰謀です。

 「かくて恐竜は絶滅した」(補陀落通信)。そういえばどうしちゃったんでしょうねえ、恐竜打線とまで言われた中日の打線は。いや、いくら阪神ファンでも恐竜を道頓堀に投げ込んだりはしませんが、不甲斐ない戦いぶりにキレた阪神ファンの無言電話や投石にノイローゼになって退団、いや絶滅した可能性はあります。あるいは英国貴族の陰謀で絶滅したか。恐竜の卵に英国国旗が突き刺さっている化石がドーバーで発見されたと、確かゲーテが書いてました。

 「神のナザレ人」(愚者の代弁者)。日常会話というものができない性なので、床屋は苦手です。かといって、「ラーメンマンとモンゴルマン、どっちが強いか?」「宇垣内閣は戦争を止められたか?」などと言う会話が交わされる床屋もイヤだろうなあ。さあ、そんな人にフロービー。掃除機につなぐだけで安全かつ思いのままに髪が刈れる。……って、通販するなよこんなところで。これもニャントロ星人の販売戦略か。


1999.9.5(Sun)
 「交換関係」(大西科学)。次回から自分の置き傘の中に「これはジャッキー大西氏から盗んだものです」などと書いたビラを大量に入れておき、盗んだ人が傘を開いてばらまかれるビラに立ちすくむ様を覗き見てほくそ笑む、などということはやりすぎだから止めときましょう。でも面白そう。いやしかし。

 「読者渇望」(ふぁっきんくっきん)。なんだか同じ道程を歩んでいる人のようです。ああ、次は雑文祭参加。

 「調味料について」(どーでもいいコトを真剣に考えてみよう)。嘘うんちくに登場する人物の番付は、1位:ゲーテ、2位:アリストテレス、3位:ナポレオン、4位:アルキメデス、5位:ルイ14世、といったところでしょうか。いちど統計を取ってみようかしらん。中でもゲーテは恐ろしいくらいで、「雑文書きがゲーテを持ち出したら眉に唾を付けろ」といわれるほどです。ところで、普通、弁当などについてくる醤油とソースのプラスチック製極小瓶(あれを何と呼ぶのか)は、醤油が赤のキャップでソースが青のキャップなのですが、たまに逆のことがあって惑わされます。JISあたりできちんと法制化してくれぬものか。

 「それは昨日一人勝ちしたから」(The Mackintoshu Man)。女の子の肉だったら、毎日でも食いに行くんだけどな。アルミスタンの羊のごとく旨いらしいのですが。「うち、ラムだっちゃ」という駄洒落を思いついた人は3コマ戻る。


1999.9.3(Fri)
 「さらに北へ」('Round Midnight)。どこが北なのだか分かりませんが、どこへ行ったってしょせんは牛丼菩薩の手の中、ということでしょうか。汎牛丼論ですな。だから地域や日を特定できないのか。牛丼は偏在しわれわれをあまねく救いたもう。善人なおもちて牛丼食う、いわんや悪人をや。

 「生きててよかった」(狂いの咆吼)。私も小中学校の頃まで、なぜか風邪を引いて熱が出ると「この世に秩序をうち立てることができない」と絶望して死にたくなったことがありますが、そういう無体な絶望ってのは、少年には普遍的なのでしょうか。ええ、今は、自分が無秩序の塊です。おらー、エントロピー増やすぞー。

 「見たいけど」(どるひん)。めぐすりのき、ってのは、黒田官兵衛の先祖が売ってボロ儲けしたとかいう、あれでしょうか。樹皮を煎じて目に塗ると眼病が治るとか。


1999.9.2(Thu)
 「勝手にリンク解析8月号」(腰原伊織という者がいる)。お勧めの2つ、どちらも面白かったです。早速WWWCに追加させていただきました。

 「言霊の国で」(明日はどっちだ)。4にも実績はありますよ。読売ジャイアンツの黒沢捕手。もっとも、片や世界宗教の教祖、片や球打ち芸人、ちょっと実力差はありすぎますが。ところでロックの方の歌詞は退廃的なものが多いのであまり受験生には向かないでしょうな。あ、沢田研二も同じか。「めぞん一刻」で受験生に向けてみんなで「落ちて〜ゆくのも〜幸せ〜だよと」と歌ってましたね。他にも、「Thursday まだまだ気軽に落ちてはいけない」(OH!ギャル)「心ばかりか身体までも落ちてゆく」(麗人)「まぶしい夜に落ちてゆく」(おまえにチェックイン)などなど。あ、「落ちてはいけない」はいいのか?

 「語呂を合わせろ」(雑文蔵)。語呂合わせというものは雑文魂を揺り動かすのでしょうか、キースさん新屋さんも書いています。今回は新屋さんの「オクレ」に続く電話番号早憶え実践編。

 「電算機でのデータ保存について」(それだけは聞かんとってくれ)。アメリカンネイティブの方にはまことに失礼なのですが、頭悪そうなゲームの頭悪そうなキャラには、いわゆるインディアン言葉を喋らせてみたくなりますね。
「わし、鍵拾う。ドア開ける。開いた。わし、歩く。敵だ。ハウ。挨拶したのに撃ってきた。悪い奴。わし、撃つ。殺す。どんどんどんどん殺す。インディアン容赦しない。弾が来た。ジャンプ。また弾飛んできた。しゃがむ。撃ち返す。相手死んだ。インディアン嘘つかない。敵、近づいてきた。組打ち。チョップ。袈裟切り。脳天唐竹割り。耳削ぎ。インディアン最後の武器出す。トマホークチョップ。ハウ」

 「制限」(203号室)。ワカメのように常時見えているものは、パンチラと呼ぶべきかどうか斯界で論争されています。あと、テニスギャル(古いな)、チアガール、一部アイドルのパンツも、「アレは見せるためのパンツで、パンチラ道に反する」「しかし現に、チラチラ見えるではないか」「いかーん! 恥じらいのないパンチラはパンチラと呼ばーず!」と激論が繰り広げられました。どうも頑固な爺さんです。ううむ、しかし今回の文章はストレート。


1999.9.1(Wed)
 「明日の名はイオン」(大西科学)。紙幣はメモも取れず堅いので尻を拭きにくく火もつきにくそうですねえ。アルミの1円貨を溶かす技術があればとうに文明が復興していると思いますが、いかがでしょうか。やはりこういうものは忌まわしい日本政府と一緒に成仏してもらった方が(以下検閲)

 「また減るぞ」(どるひん)。私は人類学会に入らずにオブザーバーとして発表してしまいました。年1万円の会費が惜しかったから。しかし食費を削っても天職に捧げるとは、いっしょうさんのような崇高な方です。

 「真昼の来訪者」(とぜんそう)。ここにも貧乏になった学生の方が。まあこういう募金はほぼ間違いなく池田大作か文鮮明あたりの豪奢な生活を助けることになるのでしょうな。

 「母性」(どーでもいいコトを真剣に考えてみよう)。あれは、「一姫二太郎三ナスビ」といって、女性ひとり、男性二人の3Pでナスビが三つあると、とても気持ちがいい、という喩えではなかったかしら。ええと、本文の方は、うふふ、数年後にょしかわさん第二世代が生まれてから参照させて頂きますね。

 「真夏の夜の決闘」(WATCHER OF THE SKIES)。このように牛丼凶徒、いや教徒は日夜精進しているのです。私は紅生姜の休憩タイムのゆとりを持ちたいですけどね。だから早く「牛丼の日」を。あれ、昨日の話題だったっけ? ……ああ、なんだか食いたくなってきた。ぎうどんの日は365日。


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