〜罪の奴隷から義の奴隷へ〜

「あなた方はこのことを知らないのですか。あなた方が

自分の身をささげて奴隷として服従すれば、その服従する

相手の奴隷であって、あるいは罪の奴隷となって死にいたり、

あるいは従順の奴隷となって義にいたるのです。」

                ローマ書6:16

今から2千年前、イスラエルの国にも奴隷制度がありました。彼らはそれよりされに2千年ほど前に

エジプトの奴隷とされたことがありました。神様はその奴隷の状態からイスラエルを助け出し、

約束の地、カナンに連れ出しました。 モーセをその指導者とし、紅海を渡らせ、40年間荒野の旅をし、

新しい地に導かれた物語は大変有名です。 神様はこの経験を通して、イスラエル人が奴隷を

扱うときには様々な制約を与え、できるだけ寛大に扱うようにと命じられました。

 ところで、奴隷生活を伺うのにとても良い本があります。「アンクルトム・キャビン」という本です。

たくさんある物語から一つ抜粋します。 アンクルトムの主人、オーガスチンは、奴隷も人間として

取り扱う母の信仰の影響を受けていましたが、双子の兄アルフレッドは力で奴隷を支配していました。

ある日アルフレッドはチピオという大男の奴隷(力が強くだれも取り扱えなかった男)を自分なら

取り扱えると思って買いました。ところがチピオは監督を殴り倒し、湿原に逃げ込みました。

アルフレッドは猛烈に怒りました。ちょうどそのとき兄を訪ねてきたオーガスチンは賭をして「僕が

しつけてみせる」とチピオが捕らえられたとき、もらい受ける約束をしました。 さて犬が吠え、馬が

駆け回ってチピオが捕らえられた時、鉄砲で撃たれ倒れたチピオは半死半生でしたが、約束通り

オーガスチンは彼をもらい受け、2週間で彼を子羊のように従順でおとなしい男と変えてしまいました。

 どのようにしたのでしょうか。 オーガスチンは言いました。「全く簡単なことなのさ。僕は彼を自分の部屋に

連れて行き、立派なベッドを与え、傷に包帯を巻いてやり、すっかり良くなるまで僕自身で

看病してやったのです。そして快復した彼に書類を作って開放し、どこでも好きなところへ

行くよう話したのです。」 

 チピオはその書類を引き裂いて「そこにも行きたくない」といい、子供のように従順になり、その後

コレラにかかったオーガスチンを徹夜で看病し、感染して死にました。 「僕はあの男ほど勇敢で

善良な奴隷を持ったことがなかった」とオーガスチンは結んでいます。

 チピオは最初ひどい主人の奴隷として暴れ回りました。でもその後慈悲深いオーガスチンの奴隷となり、

すばらしい、本来の性格が引き出され、主人のために死ぬことすら恐れない人となりました。

あなたはどちらの主人に仕えたいと思いますか。

 罪の奴隷を選ぶか、義の奴隷となるか。その選択はあなたに委ねられています。 もし今まで自分でも

良いことをしようと思ってもできないで罪を犯してしまう人生を歩いてきました。 でも今日からはイエス・キリストを

私の主人として、きよく、正しい人生を歩みたいと思うならば、声を出して次のようにお祈り下さい。

新しい人生が与えられます。「私は今まで罪の奴隷として歩んできました。でも今日からは従順の奴隷、イエス様に

従って歩みます。どうぞ私の歩みを導き、守ってください。アーメン。」


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