〜光が輝く〜


   「闇の中を歩いていた民は、大きな光を見た。

  死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が照った。」 

                    イザヤ書9:2     


今から30年ぐらい前のことですが、私はサラリーマンをしていました。ある時、先輩が羽田空港に外国から帰国する人を

迎えに行くので車に乗せてくれないかと言われ、一緒に出かけることにしました。 途中で、施設に勤めている人の所によって

その人も乗せてくれと言うのです。そこで、先ず先輩を乗せ、途中にある施設によることにしました。 ところがその施設に行くためには

急な坂があったのです。昨日降った雨が赤土の道をさらに滑りやすくしていました。 案の定、車は動かなくなりました。

先輩が後ろに周り、どんなに押してもびくともしません。困り果てていると、近所の人たちが出てきてくれて、いろいろと噛ませたり、

押したりしてくれました。ようやく動き出し、泥沼を脱出できました。

 施設について、待っていた人を乗せ、急いで羽田空港に着きました。当時の羽田空港は国際空港で、夜なお煌々と

明かりがつき、まばゆいばかりです。 そこに入ろうとして、びっくりしました。先輩の背広が泥だらけなのです。 それどころか

頭の上から靴まで、泥っぱねでどろどろ。途中、車の中は真っ暗けで全然気がつかなかったのです。それでも先輩はかまわず、

帰国した人を迎え、しばらく話し込んでいました。


 さて、私たちの人生も同じではありませんか。私たちは明日どうなるか分からない、暗闇の中を歩いています。

どこに人生の目的があるかさえ分からない状態ではないでしょうか。人に迷惑を掛けても気がつかないで歩き続けていないでしょうか。

よく見えるように思えても何も見えない暗闇を歩いているのです。そんな私たちの前に光が現れたらどうしますか。

キリストがお生まれになったとき、近くで羊飼い達が野宿をして羊の番をしていました。彼らは暗闇には慣れていました。

オオカミやジャッカルという野獣が来れば追い払い、夜盗たちに立ち向かっていきました。その日も真っ暗な夜でした。

突然昼のような明るい光があたりを照らしました。そして「今日、ダビデの町に救い主がお生まれになりました。」という天使の声を

聞きました。


 神様は御自身、光です。私たちの人生に光を投げ入れられます。神様が私たちのところに来られるとき、私たちは光に照らされ、

今まで見えなかった大切なものを見ることができるようにしてくださいます。私たちにとってなにが大切なのか、私たちはどこから来て、

どこに行くのか、人生の目的は何か、すべて明らかにしてくださいます。

その光をあなたの上に照らしてくださいます。神様は光です。


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