小椋の山里より 1.不思議な洞窟   八風峠の洞穴に、おきくさんという人が割れた皿を入れると   物の怪のせいか、たたりか   大暴風雨がおきた。そこにお菊大明神が作られた。   播州姫路城のお菊の井戸と関連があるらしい 2.大滝さん   娘さんが、滝口で水を飲んで、水から滝壷に入っていった   照光寺の御開帳中に一部屋を娘さんの部屋になさった   御開帳が終わると、その部屋は、いつも畳がびしょびしょに 3.長瀬の身代わり地蔵   あるおっさんが、狼につけられた。どうしようと思ったとき   お地蔵さんがおられたので頼むと、代わりに、狼は地蔵さんをくわえた 4.だけの地蔵さん   むかし、夫婦喧嘩のすえ、夫を殺して、ある地蔵さんの前でざんげして   ざんげしたことを言わないでくださいと言うと、地蔵さんも   私は、お前のしたことを言わないが、お前が言わないようにといった。 5.土の子がいた   明治30年ごろ源蔵さんという人が隣の村の百済寺にある本坊山へ   狩に行ったとき、土の子がいた。長さ30cm太さは、爪くらいで   立ち上がってこちらを見ていたそうです。口の中は、朱色で、恐ろしかったそう 6.狐の提灯行列   明治35年、夜中の9時ごろ、家に帰る途中対岸の佐目のほうに   何十という提灯の明かりが見えました 7.大蛇   ばくじゃというところに、昔から、大きな蛇がいた。