湖東町の伝承と伝説より 1.池庄墓地の「ガオーさん石」   池庄の墓地の六地蔵さんの真中に「ガオーさん」と呼ばれる石が建っている。   高さ75cm幅40cm。文字は、判読できない。   「ニオーさんとガオーさん」というガオーさんで、よく子どもをおどかすのに   両親指を口にくわえ、両人差し指で、あかんべーのような格好をして「ガオー」   といっておどかした「ガオー」さんのことであろうか 2.おきな石   京からこられた親王さんに、目の前におじいさんがたって行くべきところを教え   おじいさんの姿が消えた 3.弘法大師さんと、大石   水をもらうのを断られて弘法さんが大石を杖ではねのけると、水が沸き、ことわった   家の池がかれた。(池庄の西北) 4.南花沢の龍神池   池に竜神様がお住まい、池や、沢を掘るものに、美水をあたえ、よく悪水を清水に   変えられた。この水に、金物類は、禁止で針1本でもたたりが・・・・ 5.下里の明神さん   以前盗まれたことがあって、大蛇が取り戻してくれた 6.中岸本の嫁取り橋   「じょうかく橋」一般のものは、通れない非常にあらたかな橋で、・・・・   また、嫁入りの当日、親族一同で橋を渡ろうとしたとき、突然妖気がして   嫁の姿が消えた 7.平松の亀石   石の下に金の鶏が埋められていると伝えられ、正月には、鳴き声が聞こえる 8.池の中から観音さま   以前、池の中に投げ込まれたと、夢枕にきゅうしつを求めた 9・清水の4ツ口   ここに、淵があって、大蛇が住んでいた。ある時、竜巻が起こって、龍になって   天に上った。 10平松の嫁取り橋   昔、この橋を通った女の人が、川に美しい花かんざし(帯)ガあって、取りに降りたら   大蛇で、食べられてしまった。この橋の、下の石畳が赤いのは、その時の血だという 11平柳の一本松の池   弘法様が、水がほしいと手で土を掘られると池になった 12大蛇になる龍宮のお姫様   湖水に住んでおられるお姫様が大蛇になって愛知川を上られる。子どもが見ると   たちまち生き肝を取ってしまわれる 13平松の福寿稲荷   小僧に白狐がついて、寺を焼いた 14中一色のつるべおろし   藪の中の木に、天狗がいて夕方、子どもがその下を通ると、上から大きな釣瓶がおりてきて   子どもを釣瓶に入れてどこかに連れていった。 湖東町のむかし話より 15北菩提寺のつるべおろし   藪の中に大きなケヤキが茂っていて、その大きな枝が道上にかぶさっていました   このケヤキに天狗さんが住んでいて、夕方、子どもがその下を通ると、上から大きな   釣瓶がするすると下りてきて、その子どもをひょいと釣瓶に入れて、どこかに連れていった 16狐にだまされたお医者さん   夜中に診療に行った所がお墓がたくさんあるところで、どうも、狐の診療をしたようだ 17平柳・山の神の人身御供   毎年2月のある真夜中に45cmと60cmの男女のわら人形を供える   これは、昔々に、毎年2月に善男善女が、何物かにさらわれたからである