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◆◆天然記念物「岩国のシロヘビ」

シロヘビ
21世紀最初の干支は、「巳」です。岩国のシロヘビは国の天然記念物に指定(昭和47年8月4日)されています。
学名、Elaphe climacophora F.albino(エラフェ クリマコホラ エフ アルビノ)
一般的には動物の白化現象は一代限りですが、岩国のシロヘビは形質を遺伝しており、しかも白色変種のヘビが群生しているのは、世界でも類を見ません。


シロヘビの誕生はいつ頃なのか不明です。しかし、約380年前米倉でネズミを餌にしていたアオダイショウが突然変異により白色変種に変わり、それが遺伝して生まれたとされています。
無毒で、性質は温順、人に危害を加えることはありません。眼のいろは赤く、体長は約1.8メートル、胴回り15センチ余りです。


戦前には、市内の広い範囲に生息していましたが、市街地の都市化が進み、シロヘビのすみかとなる空き地や生きるための十分な餌もなく、また環境汚染等により、自然界での生息数は激減し、近年では市内で発見されるシロヘビは年間約10頭程度です。
市内でシロヘビを発見したら、市文化財保護課(TEL41-0452)に連絡すると、担当者が出向いて捕獲します。発見日時・場所、シロヘビの様子、発見者の住所・氏名等の記録が今後の資料として残されます。

シロヘビが今日まで生き長らえたのは、この珍しいヘビを「縁起が良い」と考え、家の守り神として人々が大切に見守って来たからだと思われます
現在でも岩国市民のシロヘビに寄せる愛着は深く、住みつけば瑞兆と喜ばれ、金運を呼び寄せ、商売繁盛のご利益があるとして、白蛇神社(天神山)に祭られ信仰されています。


減少するシロヘビを保護、増殖するため、シロヘビ飼育場が設置されています。現在の飼育数約1,000頭。吉香公園と今津町天神山には、シロヘビの観覧施設があり、いつでも美しい姿を見ることができます。

施設案内

横山吉香公園白蛇観覧所(錦帯橋を渡り、ロープウェー山麓駅の向い)
TEL 0827-43-4888

横山白蛇観覧所 幼蛇
白蛇観賞室
拡大写真
幼蛇 成蛇


天神シロヘビ観覧所(今津町)
資料館・屋内飼育場・屋外飼育場
岩国白蛇保存会 TEL0827-22-8634

天神白蛇観覧所 屋内飼育場

幼蛇の飼育箱
生後3年まで子ヘビたちが過ごす飼育箱
屋内飼育場
屋内飼育場の白蛇 白蛇塚



その他にも山手町に屋外飼育場、旭町、尾津町に屋外放飼場があります。
屋外施設で孵化した幼蛇を屋内施設に収容し、生後3年まで人工的に飼育管理がされます。成長したシロヘビは再び屋外施設に放飼し、自然に近い環境の中で保護増殖が図られます。




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