別れた彼女は忘れられない?!

 

Z400GP(KZ400−M1)
1982年式

17th.Sep.1988撮影

場所:現在の横山金足線
(現在、洋服のマスカット付近)
工事中にこっそり入って
記念撮影しました。

 男というのは、女々しいモノで(女性の場合は”女”なので女々しいとは云わないだろうが...)別れた赤いドレスの彼女の事がいつまで経っても忘れられないのであります。もう別れてから10年にもなろうというのに。

 当時(’88)はレーサーレプリカ全盛で猫も杓子もカウル付きでした。当然ポジションはコンチ・ハン(セパハン)にバックステップが当たり前でした。友人から借りてZGPからレプリカに乗り替えると自然とブレーキやクラッチペダルに足が上がったモノです。M1のポジションは今のZEPHYRよりはハンドルはちょい高めの奥のセットアップでステップも前といった感じです。

 撮影は’88なので新車から6年経ってますが、ご覧のとおりピッカピッカです。この後’90まで乗りましたが、ほとんどこのままでした。ENG等はブラッククロームメッキだったので、錆が無かったのでとてもキレイでした。今のZEPHYRよりもこちらの方が今でも好きです。この手が好きなので、後でZRX400が出た時にZEPHYER750から乗り換えようか考えましたし、今でもZRX1100が気になってます。
 白く粉を吹きやすいM1のホイールもコマメな洗車のおかげでピッカピッカでした。その当時、雨に乗れば洗うし、ツーリングで汚れれば洗うしで1週間に1度は洗っていたような気がします。それと、ZEPと違って全体的に角張った感じのデザインが如何にもKAWASAKIっぽくって好きです。
 しかし、今一メンテが悪くて120km/hも出すとフロントはフワフワと接地感が無くてとても怖かったです。また、リアのスイングアームも油切れで軋んでいて道路のギャップ毎にギシギシいったモノです。しかし、EX音はこれまた最近のカワサキ車よりも低くて特有のいい音でした。今でも街中で聞けば判別出来ると思います。ENGもZEPHYRの400と同じですが(若干違いますが・・・)、ZEPHYRの400C1に乗った時は「走らないバイクだなぁ〜(ZEPHYRが・・・)」と、思いました。それと、アクセルを開けた時のキャブの吸い込み音もノーマルのM1の音が気に入ってました。
 コーナリングは、「重くて寝ない(倒れない)オートバイだなぁ〜」が、正直な感想です。フロントタイヤが19インチですからネ。それに重心も高いし、車重も重いので仕方無いっちゃ仕方無いんですが・・・。タイヤは今時のに比べると随分と細いので、頼りない感じです。メーカーや種類も少ないので悲しかったです。コーナーリングはカワサキ空冷特有のリアタイヤを押してやる様なリア加重で廻る感じが合っていたと思います。これは今のZEPHYRに近いですが、ZEPHYRの方が扱い易い気がします。
 私は免許センターの1発試験で限定解除を果たしましたが、これは普段から400にしては取り回しが大柄なM1で慣れていたおかげだからと思っています。

 30km/hオーバーで青切符を貰って初めて免停になったのも、M1。仙台〜秋田まで長距離(その当時は)ツーリングをしたのもM1。高速道路にオートバイで初めて上ったのもM1。台風の中を走ってバスに水を撥ねられ、半ベソかいていたトコを対向車にパッシングされて勇気づけられて雨もいいなぁと思ったのもM1。あんな事こんな事、いろんな思い出があります。近所の美容院のZ750GPの赤を見る度にM1と一緒だった頃のいろんな事を思い出します。

 最近、「下取りに出さずに手元に置けば良かったかなぁ〜、手放したのは失敗か?」と、思いますが、次へのステップアップと思えばそれでも良かったのかなぁ〜とも思います。族車にされずにいいオーナーに可愛がられているといいなぁと願っています。