
禁煙の遺伝子 ホームへもどる
禁煙できないのは遺伝子のせいなんだってさ。意志の問題かと思っていたけどそればっかりでもないらしい。
慶応大学医学部の山口佳寿博・助教授(呼吸器内科)と仲村秀俊助手らの研究チームによれば「ニコチン分解能力の低い人が禁煙に成功する割合は、能力が高い人の3分の1程度と低く,失敗しやすい」とか。
遺伝子(CYP2A6)の構造の違いで,ニコチン分解能力が高い人と低い人がいるらしい。
この遺伝子はニコチン分解酵素を作る。分解酵素が少ないと血液中のニコチン濃度が高く保たれやすい。つまり,こうした人はニコチン濃度が高いのが普通の状態なので,ニコチン依存度が高くなり「禁煙が難しい」という理屈だ。
そんな遺伝子があるんだ!ニコチン分解酵素かあ,毒物を酵素で分解してるんだ。じゃ,分解酵素って一体いくつあるんだ?
さらに研究チームは,「日本人の約3割はニコチンの分解能力が低いタイプ。1日に2、3箱を限度として吸い続ける人にこのタイプが多い」と発表した。それ以上吸うヘビースモーカーは、逆に分解能力の高い人らしい。
エ〜そうすると,1日1箱の人より,1日4箱以上の人のほうが禁煙しやすい?
そうじゃないだろう。4箱以上の人は分解能力に関わりなくニコチン濃度おもいっきり高いってわけ。それにしても,いまどき1日4箱以上の人めったにいないよなあ。
1日1箱という普通のスモーカーも,ニコチン分解能力が低くて,体内のニコチン濃度がいつも高いんだ。体に悪いこと知ってるけど,止められないってやつね。つらい!