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12月30日(水)

5:30 AM 起床

6:00 AM オオタ先生の家庭礼拝

6:30 AM オオタ先生宅で朝食

7:00 AM 神学校の礼拝

8:00 AM 作業

12:00 PM 昼食

1:00 PM 昼寝

3:30 PM 作業再開

5:00 PM 作業終了、マンディー

6:00 PM 夕食

7:30 PM オオタ学園のクリスマス会

10:30 PM もう一度マンディー

11:00 PM 就寝


第3話 いよいよ作業開始!

 ゲストハウスで気持ちよく目覚めた僕たちはオオタ先生の宣教師館へと向かった。もう賛美の歌声が聞こえてくる。毎朝6時に家庭礼拝が持たれている。僕たちの滞在中はチームの面々が司会とメッセージをすることになっている。今朝はカヨちゃんが司会、ケイコさんがメッセージだ。寝ぼけまなこをこすりながら待望の朝食を頂く。宣教師館での食事はインドネシア料理なのだが、味付けは、やはり日本人向けという感じだ。

いよいよ作業が始まる

 今日は天気がいい。まだ8:00AMだというのに実に暑い。冬から来た身には結構こたえる。「まず女の子達には砂を運んでもらって、男の子たちはセメント持って来てもらおかな。」オオタ先生は妙にハリキッテいる。オオタ先生いわく、「異文化体験というのは、名所旧跡をぐるぐると連れ回すんやなくて、1ヵ所に腰を落ち着けて、現地の人と出来るだけ一緒に何かするのがいいんや。」とのことで、今回は神学校の学生たちと女子寮の洗濯場と物干場を作ることになったのだ。「アジア慣れ」しているマナブ君は無言の内に彼らの中にすんなりと溶け込んで作業してる。さすがだ。僕とヒロシ君は、女子寮の扉の修理という大工仕事をすることになった。作業をしていると汗が滝のように流れてくる。「は〜い。何の作業ですか?」にっこり笑いながらビデオを向ける北師に応える元気もなくなってきた。

洗濯場の基礎造り

 神学生たちは実に気さくだ。はにかみながらも僕たちを心から歓迎してくれているのがわかって嬉しい。10:30AMに休憩。食堂で熱いぜんざいのような甘すぎる飲み物とちまきのようなお菓子を食べる。疲れた体にはちょうどいい。昼前には自分の影がほとんで見えない。さすがにここは赤道直下だ。作業後、オオタ先生宅でお昼ご飯をいただくが、とんでもなく辛い!チャベという緑の唐辛子を食べてしまったのだ。唇までヒリヒリして辛いというより痛い。日本人向けの味付けと思いきや、これはあなどれない。昼食後は昼寝。これはインドネシアの常識、習慣なのだそうだ。僕もお言葉に甘えて熟睡させて頂こう・・・・。

カリマンタンのスコール

 ズァーーーー。心地よい睡眠から覚めた僕は一瞬信じられなかった。あれほどカンカン照りだったのに、もの凄いどしゃ降りなのだ。洗濯場について、ブロックで水槽を作ってそこに雨水を溜めるのだとオオタ先生が説明していたとき、「どうやって雨水を溜めるのかなぁ?」と思ったが、雨樋から流れる水が甕の中にドンドン溜まっていくのを見ていると、その問いに説明は必要なかった。「このまま降り続けば午後の作業は無しだな。」もうひと寝入りと思ったが、その期待はすぐ裏切られた。スコールは3時過ぎにはピタッと止み、作業は続行。でも神学生たちも、なんとなくゆったりと仕事をしている。やっぱりここは南の国なんだろう。

オオタ学園のクリスマス会

 夕食の後、オオタ学園のクリスマス会が始まった。オオタ先生の家にはミッちゃん(中1)、カオちゃん(小4)、ヒーちゃん(3歳)という3人の娘たちがいる。まわりに日本人がまったくいないアンジュンガンではスギムラさんが彼女たちの先生で、宣教師館の1室が「オオタ学園」なのだ。日本から10名のお客さん(僕たちのこと)が来るというので、今日までクリスマス会を延期してくれたのだ。「それではただ今よりオオタ学園のクリスマス会を始めます。最初にオオタカオルさんから歓迎のご挨拶をしていただきます。」ミッちゃんは実にきびきびと司会進行していく。

人形劇のクリスマスページェント

 きっと僕たちが来るのを楽しみに作ったんだろうな。紙で作った人形を一生懸命に操りながら、大きな声で台本を読む子供たちに僕はなんとも感動してしていた。ソボクというのとは違うのだけど、なんとなく今の日本の子供たちが忘れてしまった何かがあるように思うのだ。人形劇の後、ゲームや賛美が楽しく繰り広げられていく。ガキンチョと遊ぶのはなんとなく照れくさくなるのだが、そんな僕もごく自然にすんなりと溶け込んでいたのだった。

大いに盛り上がるクリスマス会

サンタあらわる!

 クライマックスはサンタクロースの登場だった。「メリークリスマス!」いつの間に扮したのだろうヒロシ君が大きな袋を持って現れた。これは面白いを越してコワい。何故サングラスしてる?「びぇーーん。」ヒーちゃんがびっくりして大泣きし始める。にもかかわらず無理矢理サンタさんに抱っこさせようとするオオタ先生。なかなかオチャメだ。(ヒーちゃんかわいそ。)そんなこんなでオオタ学園のクリスマス会は楽しくも恐ろしく幕を閉じたのでありました。


第4話 おしまい。



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