縄文のオルゴール


 縄文時代の人々が祭りの時などに色々な楽器を用いたであろうことは、容易に想像のできることです。しかし、実際どのような楽器を用いたのかは実の所よくわかっていません。青森県内でも縄文時代の笛と考えられている遺物は、少数しか発見されていません。
 今回紹介する笛は2点で、一つは上北郡六ヶ所村富ノ沢遺跡の縄文時代中期(約4,500年前)のお墓から出土した石製の笛、もう一つは青森市細越遺跡から出土した縄文時代晩期(約3,000年前)の土製の笛です。いずれも、穴が貫通しているだけですので、メロデーを奏でることはできません。どちらも、単調な調べの中に、なにかしら、うらがなしい響きが感じられます。聞き比べてみて下さい。ファイルサイズが大きいですので、多少時間がかかるかと思います。演奏会での「間」と思って我慢して下さい。

 

tominosawa-fue.au富ノ沢遺跡の石製笛(縄文中期)

hosogoe-fue.au細越遺跡の土製笛(縄文晩期)