癌遺伝子オンライン・データーベースによる診断・治療


米国立癌研究所(NCI)とNational Library of Medicine's National Center for Biotechnology Information(NCBI)が発展させた野心的な試みであるCancer Genome Anatomy Project(CGAP)は、癌の発生時に発現される遺伝子の完全なインデックスを作り上げようとしている。これらの情報はインターネット上のサイトから無料で検索できる。そこには完全な構造や機能が未解明の遺伝子断片の塩基配列情報から、マウス、細菌、酵母などのヒト以外の生物の遺伝子データーベースまで、膨大な量の生物医学情報が納められてる。
CGAPは遺伝子情報の巨大な宝庫を作り上げるだけでなく、連邦政府から500万ドルの資金援助と、バイオテクノロジー企業と製薬会社4社からの援助を得て、腫瘍内でどのように遺伝子が変異していくかを短時間で判断するのに技術を開発しようとしている。
癌原因遺伝子インデックスと自動化スクリーニング技術によって、臨床医は診断、予後、治療の拠り所として、患者の腫瘍遺伝子プロフィールを利用することになるだろう。

癌遺伝子

ヒト遺伝子は1細胞あたり約10万個あるが、ある種の細胞では、活動しているまたは発現されている遺伝子は、このうち10分の1程度と言われている。このプロジェクトの目的の1つは、5つの主要な癌(乳癌、大腸癌、肺癌、卵巣癌、前立腺癌)の正常細胞、前癌細胞、癌細胞の遺伝子発現プロフィールを比較することだ。これらのプロフィールは、どの遺伝子が、どのように各癌化段階で活性されるかを示し、いわゆる遺伝子指紋が作れることになるはずだ。
このプロジェクトのデーターベースは関連情報を持つ様々なサイトにもリンクを張っており、研究者は、探求している問題に関連した情報へのアクセスが可能である。

CGAPホームページ
大腸癌の発癌メカニズム
発癌のプロセス

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