ヒト遺伝子は人類遺産:ユネスコ宣言


パリで開かれた国連教育科学機関(ユネスコ)総会は11月11日、人間の遺伝子研究に関する初の政府レベルの国際倫理指針「ヒトゲノムと人権に関する世界宣言」を全会一致で採択した。宣言は、人間の遺伝情報を「人類の遺産」と表現して研究の重要性を認める一方、遺伝的な特徴を理由にした差別や遺伝子の売買、クローン人間づくりを禁止するなど、一定の歯止めをかけた。宣言は、条約と異なり拘束力はないが、国際機関での合意としては影響は大きい。

ヒトゲノム宣言骨子

1)ヒトゲノムは象徴的な意味で人類の遺産

2)ヒトゲノムをそのまま経済的利益の対象としてはならない

3)遺伝子研究、診断、治療には、対象者の事前のインフォード・コンセントが必要

4)遺伝的特徴による差別の禁止

5)クローン人間作りの禁止

6)先進国、途上国間の協力推進

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