食道疾患

1.食道癌 esophageal carcinoma
原因:不明 60歳以上の男性に多い。 男:女=4:1
   胸部中部食道癌、胸部下部腹部食道癌、頚部食道癌の順に多い。
   組織学的には扁平上皮癌、まれに腺癌
症状:嚥下障害
   食物がしみる−早期の食道癌に多い
診断:X線検査、内視鏡検査、生検
治療:食道癌患者は高齢者が多く、栄養摂取が
    障害されているため全身状態が悪い。
    開胸、開腹のため手術の危険率が高い
1)手術前の処置
   術前照射
2)手術
3)後療法
4)合併症:縫合不全、肺合併症(術後肺炎、無気肺、気胸など)、循環不 全
   予後:食道癌術後の5年生存率 20−25%

2.食道静脈瘤 esophageal varices
原因:肝硬変、バンチ症候群など門脈圧亢進をきたす疾患では門脈系から大循環系へ3つのバイパスができるが、そのうち胃から食道を経由するものが胃および食道に静脈瘤を形成する。
症状:出血
診断:X線検査
   内視鏡検査
治療:1)手術;食道離断術、胃上部切除術
    2)内視鏡的硬化療法
    3)Sengstaken-Blakemore tube
予後:直達手術では手術死亡率、再吐血率とも10%以下

戻る


このホームページのホストは です。 無料ホームページをどうぞ!