胆嚢疾患
E.胆嚢の疾患
1.胆石症 cholelithiasis
原因:胆汁うっ滞,最近感染,肝代謝異常,胆汁組成の変化
肥満,妊娠,脂肪食
胆石症は女性に多く,30歳以後に増加し,40−50歳代に頻度が高い
症状:胆石疝痛発作−胆石が胆嚢頚部,胆嚢管,総胆管末端部に嵌頓したり,通過しようとした時に起こる.
上腹部痛,右背部痛・右肩に放散,悪心,嘔吐
胆管炎が進行するとー化膿性胆管炎⇒肝膿瘍⇒敗血症
診断:胆石疝痛発作
腹部単純X線−結石
腹部エコー
DIC
ERCP
治療:
1)保存的治療:発作を誘発する脂肪食を控え,過労を避ける.
発作時には鎮痛剤,炎症があれば化学療法
2)外科的治療:1,何回も発作を繰り返す場合
2,急性胆嚢炎を合併し保存的治療で軽快しない場合
3,閉塞性黄疸を合併する場合
4.胆管炎の症状がある場合
5.肝内結石がある場合
2.胆嚢炎および胆管炎
1)急性胆嚢炎 acute cholecystitis
急性胆嚢炎の大多数(90-95%)のものは胆石症に合併して発症 するが,結石がなくとも起こる場合がある.
症状:発熱,上腹部痛,悪心,嘔吐,局所に腹壁緊張・圧痛
診断:腹部エコー 胆嚢腫大,結石,
治療:化学療法をおこない,軽快を待って胆嚢摘出術
2)胆管炎 cholangitis
総胆管に結石や癌があって黄疸を伴う場合には胆管炎が起こりやすい.
1]急性化膿性胆管炎 1.上腹部痛 2.発熱 3.黄疸
2]急性閉塞性化膿性胆管炎
1.上腹部痛 2.発熱 3.黄疸 4.ショック 5.精神症状
1],2]は早急に胆道ドレナージをしないと敗血症に移行して死亡する
3.胆管癌 cancer ob the extrahepatic bile ducts
肝門部・上部胆管癌:3管合流部より肝臓側の胆管に発生する癌
中下部胆管癌:3管合流部より膵臓側に発生する癌
症状:徐々に進行する閉塞性黄疸
診断:血液生化学検査,超音波検査,経皮的経肝胆管撮影(PTC)
治療:1.経皮経肝胆管ドレナージ(PTCD)にて減黄
2.手術 総ビリルビン 5mg/dl以下
4.胆嚢癌 cancer ob the gallbladder
胆嚢癌は最も治療成績の悪い癌の一つである.
理由:1.特有な症状を欠くため早期診断が困難
2.浸潤傾向が著しいため
原因:原因は不明 胆嚢癌の40-80%に胆石の合併が見られる
症状:無症状,無痛性腫瘤
診断:超音波検査,腹部CT,選択的腹腔動脈撮影
治療:手術
予後:胆嚢癌は転移傾向が強く,根治手術が行なわれる例が少ない.
大部分は1年以内に死亡する.
E.胆嚢の疾患
1.胆石症 cholelithiasis
原因:胆汁うっ滞,最近感染,肝代謝異常,胆汁組成の変化
肥満,妊娠,脂肪食
胆石症は女性に多く,30歳以後に増加し,40−50歳代に頻度が高い
症状:胆石疝痛発作−胆石が胆嚢頚部,胆嚢管,総胆管末端部に嵌頓したり,通過しよ
うとした時に起こる.
上腹部痛,右背部痛・右肩に放散,悪心,嘔吐
胆管炎が進行するとー化膿性胆管炎⇒肝膿瘍⇒敗血症
診断:胆石疝痛発作
腹部単純X線−結石
腹部エコー
DIC
ERCP
治療:
1)保存的治療:発作を誘発する脂肪食を控え,過労を避ける.
発作時には鎮痛剤,炎症があれば化学療法
2)外科的治療:1,何回も発作を繰り返す場合
2,急性胆嚢炎を合併し保存的治療で軽快しない場合
3,閉塞性黄疸を合併する場合
4.胆管炎の症状がある場合
5.肝内結石がある場合
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