
病気というよりその人の遺伝的体質によって起こる黄疸です。
いちばん多くみられるのがGilbert(ジルベール)症候群で、100人に3人くらいみられます。
黄疸は一般に軽く、せいぜい5mg/dl程度までで、間接型ビリルビンが高値であるのが特徴です。飢餓ではビリルビン値が上昇します。
同じように間接型ビリルビン優位でより高値になるのがCrigglar-Najjar症候群で、これは重篤な場合は幼児のうちに死亡しますが、それほどでもなければ生存します。
体質性黄疸の中でも直接型ビリルビンが高値となるものにDubin-Johnson症候群とRoto症候群があります。この二つともに生命予後は一般に良好です。
与芝 真著「肝臓病の生活ガイド」(医歯薬出版株式会社)
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